わかっちゃいるけど、できないなんてことはたくさんある。そのギャップに悩まされる。リーダーが部下の指導で、適切な行動に導きその行動が自主的に実行できて、維持できるようにすることは簡単でない。そのことについて、島宗リーダー本による第20回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーの仕事は、部下から、
- 「業績を生み出すのに重要な行動」の、
- 「自主的な実行」を、
- 「引き出し、維持すること」ことである。
3番目の「引き出し、維持すること」といっても、なかなか難しい。というのも、やりたいと思うことがあっても、それらのすべてができるわけではありません。
行動の「実行」には、やりたいと思う気持ちや、そうした方がいいという知識だけでは不十分なときがあります。
ビジネスで成功するために何をすべきかわかっているのに、なかなか実行できない。これは知識と行動のギャップと呼ばれるものです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.21 )
【引用おわり】
部下たちが何をすべきか分かったとしても、それを実行するまでは困難が伴う。知識だけでは、物事をきちっと成し遂げるまでは多くの不足があるからである。知識と実行を橋渡しするものが必要だ。
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