リーダーの行動によって、組織の業績は大きく変わる可能性がある。それは良くも悪くもなるということである。そのことについて、島宗リーダー本による第25回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーの行動が変わると、企業は変わります。リーダーの行動(Bl: Behavior of Leaders)は、組織の他の社員(Bf: Behavior of Followers)の行動を動かす原動力です。
V (業績)=Bl (リーダーの行動)✕Bf (他の社員の行動)
企業の業績は社員の行動によって作られる。リーダーの行動が動き始めると、社員の行動は、2倍にも3倍にもなります。
つまり、リーダーの行動で業績は乗数的に増加します。その一方、逆に作用すれば、リーダーの行動次第で業績は乗数的に悪化することになります。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.23~p.24 )
【引用おわり】
組織の「業績」は、「リーダーの行動」と「他の社員の行動」の掛け算で決まる。リーダーが前向きに行動し、他の社員たちも積極的に行動すれば、組織の業績は向上する。リーダーも社員たちも目標に向かって一丸となって取り組めば、業績の向上は確実なものとなる。
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