リーダーシップを発揮できるのは、才能だというのは、必ずしも正しくない。リーダーの役割がどういうものか理解して、それを確実に実行できるようにすることだ。そうしたことは、学ぶことが可能だ。そのことについて、島宗リーダー本による第23回目の引用である。
【引用はじめ】
カリスマ経営者や天性のリーダーと言われる人がいるように、リーダーシップはもって生まれた能力や適性であるとみなされがちです。
ところが、再定義するリーダーシップは「能力」や「適性」ではありません。リーダーの役割は「仕事」であり、すべて学べることです。
持って生まれた才能を否定するわけではありませんが、そのような才能がないからリーダーにはなれないとあきらめる必要はありません。むしろ、行動の原因を能力や適性に帰属させる考え方は、マネジメントにとっては弊害にしかならないのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.22 )
【引用おわり】
リーダーとして必要な行動はどういうものかしっかり把握して、その一つひとつができるまでやり続けることだ。単なる知識として捉えるのでなく、具体的な行動として捉え、その行動を繰り返すのである。そうすれば、リーダーとしての役割が果たせるようになる。
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