いくらすべきことが分かっても、それが実際できなければ何ともならない。私たちにとっては、なんともしがたいこうした悩みは多い。そのことについて、島宗リーダー本による第22回目の引用である。
【引用はじめ】
ビジネスで成功するために何をすべきかわかっているのに、なかなか実行できない。これは知識と行動のギャップと呼ばれるものです。
ところが「なるほど」と納得し、やってみようと決意しても、実行までは至らないことがほとんどではないでしょうか。自分の行動ですら実行が難しいのですから、いわんや部下の行動をやです。
業績につながる重要な行動は、一度実行すればそれで終わりということはまずありません。実行の継続が求められます。
部下のパフォーマンスを上げるために新しい取り組みを始め、当初は物珍しさも手伝って盛り上がったのに、しばらくしないうちに元通りになってしまったという話はよく聞きます。
瞬間最高速度を競うのではなく、またマンネリ化にも陥らずに着実な実行を持続するためにやるべきことを、身につけることです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.21~p.22 )
【引用おわり】
実行すべきことが、分かっても思うようにできない。何とかできるようになっても、それが長続きしない。飽きたりして、やめたりする。そうならないためのやり方を取り入れること手である。それに役立つのが、ポジティブな行動マネジメントだ。これから、さらにその勉強を積み重ねていくのだ。
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