今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月12日 金曜日(きんようび)。
クマが いろんなところで 目撃(もくげき)されています。
新庄市内(しんじょういない)や 米沢市内(よねざわしない)に出(で)たということです。
山形市内(やまがたしない)にも 出(で)てきても 不思議(ふしぎ)ではありません。
あちこちで クマにおそわれたという話(はなし)もあります。
クマも 山(やま)の中(なか)だけでは エサがないため 街中(まちなか)にまで
出(で)てくるようになっています。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月12日 金曜日(きんようび)。
クマが いろんなところで 目撃(もくげき)されています。
新庄市内(しんじょういない)や 米沢市内(よねざわしない)に出(で)たということです。
山形市内(やまがたしない)にも 出(で)てきても 不思議(ふしぎ)ではありません。
あちこちで クマにおそわれたという話(はなし)もあります。
クマも 山(やま)の中(なか)だけでは エサがないため 街中(まちなか)にまで
出(で)てくるようになっています。
部下の行動に対し、上司は不満のため怒ったりすることが多い。これでは、部下は上司をあまり快く思わない。仕事に対しても、あまり好きになれない。さらに、職場そのものもだんだんと嫌になってくる。あげくは辞めたりなりかねない。そのことに関する、石田本による第95回目の引用である。
【引用はじめ】
行動を増やすものがリインフォースであり、減らすものが罰とペナルティである。日本企業のように罰やペナルティを多用していると、自発的な意欲が減退していく、なぜなら、社員が「絶望感」を学習するからだ。
たとえば、いつも怒っている上司がいるとしよう。彼は部下の行動を怒っているだけで、部下の人間性を否定しているわけではないのだが、叱られてばかりいる部下はやがて上司を嫌いになっていく。そして次に職場が嫌いになる。これを「一般化の原理」(generalization)と呼ぶ。このような連鎖を生まないためにも、罰やペナルティといった手段は組織の中ではなるべく使うべきではない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.125 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
仕事がうまくいったら褒めたりあまりしない。上司は部下が仕事できるのは当たり前と思っているからだ。でも、部下は時おり褒められれば、うれしい。失敗すると怒られるばかりではやる気が失せる。上司は怒ることが多くなっている。部下の仕事を高める上では、褒めるといったリインフォース(強化)を多く用いたほうが有効だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月11日 木曜日(もくようび)。
9月14日 日曜日(にちようび)には 「日本一(にほんいち)の芋煮会(いみーもにかい)
フェスティバル」が 開催(かいさい)されます。
10日には でっかい鍋(なべ)が 馬見ヶ崎(まみがさき)河川敷(かせんじき)に 設置(せっち)
されました。
準備(じゅんび)が 整(ととの)いつつあります。
14日は まずまずの天気(てんき)に なりそうです。
たくさんの人(ひと)が でそうです。
ダイエットには、何をすればよいか。ダイエット中だって、ケーキも食べたい。運動するにしても、かったるい。どうすればいいのだろう。運動を続けてやれるようにすればいいはず。どのように運動した後のリインフォース(強化)因子を活用すればいいのだろう。そのことに関する、石田本による第94回目の引用である。
【引用はじめ】
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.124~p.125 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
運動したら、リインフォース(強化)が直ちに行われれば、ダイエットもうまくいくはず。運動を続けてやれるようにするのである。運動したという行動の結果、リインフォース(強化)因子が出現するようにするのである。好きなケーキを一切れ程度なら効果があるに違いない。こうした運動という行動の結果に対して、適切なリインフォース(強化)があれば、運動も続くのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月10日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「二百二十日(にひゃくはつか)」です。
9月1日の 「二百十日(にひゃくとおか)」とともに 台風(たいふう)がやってくる
時期(じき)です。
つい最近(さいきん) 突風(とっぷう)で 大(おお)きな被害(ひがい)がでた
地域(ちいき)があります。
線状降水帯(せんじょうこうすいたい)に みまわれて 集中豪雨(しゅうちゅうごうう)
により 被害(ひがい)に遭(あ)った地域(ちいき)もあります。
天気予報(てんきよほう)に注意(ちゅうい)しておく 必要(ひつよう)があります。
ダイエットしたい。しかし、体重を減らすのは、難しい。そのために、運動することにした。しかし、それだけでは運動を継続できない。運動を継続するにはどうすればいいか。運動の直後にリインフォース(強化)を随伴するようにするのだ。そのことに関する、石田本による第93回目の引用である。
【引用はじめ】
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.124 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
ダイエットする。でも、ケーキが好きでケーキを我慢できない。そんな状況ではダイエットなどできない。運動することにした。運動は続けないとダイエットなどできない。運動が続く環境調整が大事だ。それが運動直後のリインフォース(強化)だ。運動をやり続けて、体重が少しずつ減っていくことを確認するのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月9日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「重陽(ちょうよう)の節句(せっく)」「菊(きく)の節句(せっく)」「栗(くり)の
節句(せっく)」と 呼(よ)ばれる日です。
9が重(かさ)なる日で 大変(たいへん)めでたい日です。
邪気(じゃき)をはらい 長寿(ちょうじゅ)を願(ねが)って 菊(きく)の花(はな)を飾(かざ)る
習慣(しゅうかん)があります。
栗(くり)ご飯(はん)を 食(た)べる習慣(しゅうかん)から 「栗(くり)の節句(せっく)」とも
言(い)われます。
ケーキを1個や2個ぐらい食べたってすぐ太らない。それよりケーキを食べるとその瞬間甘くておいしいことを味わえる。この時間差が行動の差としてあらわれる。そのことに関する、石田本による第92回目の引用である。
【引用はじめ】
大好きなケーキを食べた瞬間、生クリームの濃厚な香りと甘さと上品な甘さが口の中いっぱいに広がる。あの甘さをまた味わいたいという行動反応となりケーキを買わせるのだ。
しかし同時に、「なあに、すぐ太るわけじゃない」。自分に言い訳をしながら。翌日もまたケーキを食べる。そして一週間、十日と過ぎていくうちに体重は確実に増えていく。
この「すぐ太るわけじゃない」が重要ポイントである。甘みというリインフォース(強化)は食べた瞬間に得られるが、体重増加という罰は受けるまでに時間がかかる。この時間差こそが成否を左右するもう一つの大きな要素なのだ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.122~p.123 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
ケーキを少しぐらい食べたって太るわけじゃない。でも、それがいつの間にか積み重なれば、別だ。ダイエットするには、時間がかかる。その時間を抗するには、行動を変えなければならない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月8日 月曜日(げつようび)。
石破茂首相(いしばしげるしゅしょう)が 首相(しゅしょう)をやめることを
発表(はっぴょう)しました。
去年(きょねん)の 衆議院選挙(しゅうぎいんせんきょ) 7月の
参議院選挙(さんぎいんせんきょ)に 自民党(じみんとう)は 負(ま)けました。
その責任(せきにん)をとって やめることになりました。
選挙(せんきょ)で負(ま)けたのに 責任(せきにん)もとらない 石破首相(いしばしゅしょう)に
対(たい)する 批判(ひはん)が 高(たか)まっていました。
石破首相(いしばしゅしょう)も 責任(せきにん)をとることにしたのです。
ダイエットしなくちゃと思いながら、ケーキなどにはつい手が出てしまう。1個ぐらいでは大したことない。でも、そう言いながらその積み重ねによって、ダイエットできないままになっている。罪悪感あるんだけれど、ケーキの甘さには負けてしまうのだ。そのことに関する、石田本による第91回目の引用である。
【引用はじめ】
大好きなケーキを食べた瞬間、生クリームの濃厚な香りと甘さと上品な甘さが口の中いっぱいに広がる。これはきわめて典型的な「リインフォース(強化)」である。いけないと分かっていても、おいしいからという本人にとってポジティブな結果である。あの甘さをまた味わいたいという行動反応となりケーキを買わせるのだ。
しかし同時に、自責の念にも駆られているだろう。ケーキを口に運びながら「これでまた太ってしまう」「自分は意志が弱い」「だめな人間だ」と考え、自分に失望してしまうかもしれない。このときのいやな気分は「罰」として作用するわけだが、甘さによる「リインフォース(強化)」のほうがはるかに強いため、どうしても負けてしまう。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.122~p.123 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
ダイエット中だから、甘いもの食べるのは控えようと思っていても、ケーキには手が出てしまう。とてもおいしい。でも、これじゃ太ると思うし、ダメだなと思うんだが、あの甘さには負けてしまうのだ。なかなか思い通りにいかないことに、焦燥感を漂わせるのも一時的だ。おいしいケーキを食べて、ダイエットは二の次だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月7日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 季節(きせつ)をあらわす言葉(ことば)で 「白露(はくろ)」です。
いよいよ秋(あき)の気配(けはい)が 迫(せま)ってます。
大気(たいき)も 冷(ひ)えてきます。
夜(よる)には気温(きおん)も 下(さ)がります。
水蒸気(すいじょうき)が 草花(くさばな)に 朝露(あさつゆ)となってつくようになります。
白(しろ)く見(み)える露(つゆ)ができはじめるころという意味(いみ)で 「白露(はくろ)」
とされます。
朝晩(あさばん)は 半(はん)そで 短(たん)パンでは 寒(さむ)い感(かん)じになっています。
ダイエットが失敗するのはなぜか。意志が弱いからか。ABCモデルで分析してみると、単純にそうした見方が正しいとは言えない。そのことに関する、石田本による第90回目の引用である。
【引用はじめ】
ダイエットや禁煙、英語の学習などが続かないとき、人はしばしば「意志が弱い」の一言で片付けようとする。しかし、行動分析ではもっと別の見方をする。ダイエットが続かないのは「結果」の部分を自分に与えていないからなのだ。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.122 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
ダイエットしてなんとか痩せようという思いが強い。しかし、目の前にケーキなど出されると、ついつい手を出してしまう。その結果、甘くておいしいケーキを味わえる。このぐらい食べたからといって、すぐ太るはずないと言い訳するのである。しかし、その言い訳が度重なるとダイエットにはほど遠い結果が予想される。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月6日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「カラスの日」です。
英語(えいご)で カラスは「クロー=CROW」と読(よ)みます。
9月6日の日付(ひづけ)と クローのごろ合(あ)わせから 決(き)められました。
カラス好(ず)きの 人(ひと)たちが 集(あつ)まって カラス雑誌(ざっし)
『CROW'S (くろーず)』を 発行(はっこう)しています。
カラスは 嫌(きら)われがちでも つぶらの瞳(ひとみ)で 愛(あい)らしいことに
気(き)づいてもらいたいというのです。
変(か)わった 趣味(しゅみ)の 人(ひと)たちが いますね。
できない社員をできる社員にできないものか。それには、行動の直後の結果にリインフォース(強化)を適切に随伴することである。これはリーダーの責任だ。仕事をうまくこなす支援が必要だ。それがリインフォース(強化)をどう随伴するかにかかっている。そのことに関する、石田本による第89回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーは、部下が進んで「行動」を繰り返すように「結果」を「リインフォース(強化)」しなければならない。自発的な意欲を引き出すためのリインフォース因子をいかに用意するかということだ。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.121 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
できない社員を並の社員に変える。並の社員をできる社員に変える。リーダーに課される役割である。それには、社員の行動に着目して、その直後にどのような結果がなされているか明らかにするのだ。結果に適切なリインフォース(強化)をなされるようにするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月5日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「国民栄誉賞(こくもんえいよしょう)の日」です。
1977年(昭和しょうわ52年)9月5日 王貞治(おうさだはる)選手(せんしゅ)に
日本初(にほんはつ)の 国民栄誉賞(こくもんえいよしょう)が 授与(じゅよ)された日
です。
王貞治選手(おうさだはるせんしゅ)は 通算(つうさん)ホームラン数(すう)が
756本(ほん)で 世界最高記録(せかいさいこうきろく)を 作(つく)りました。
現在(げんざい) 27人(にん)と 1団体(いちだんたい)に 対(たい)して
授与(じゅよ)されています。
2023年には 車(くめま)いすテニス選手(せんしゅ)の 国枝慎吾(くにえだしんご)
選手(せんしゅ)にも 授与(じゅよ)されています。
先行条件となるチェックリストやマニュアルなど提示しても、十分活用されることがないことが多々ある。なぜか。チェックリストなどを活用したことによるリインフォース(強化)が不十分なためだ。チェックリストの活用という行動に対する褒め言葉などの結果が、十分なされないからである。そのことに関する、石田本による第88回目の引用である。
【引用はじめ】
プロセスマネジメント、チェックリスト、マニュアルなど全てに言えることだが、行動を細かく分解して部下に与えても、部下はほとんど読もうとしない。なぜか。それは「積極的なリインフォース(強化)」を受けていないからだ。チェックシートやマニュアルを読ませたければ、読んだという結果をポジティブに「リインフォース」してやる必要がある。たとえば、一回読むごとにポイントを与え、それをグラフにする。あるいは、バッジやシールを与えて数を競わせる。これこそがリーダーの重要な仕事なのである。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.121 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
仕事を進める上で助けになるチェックリストが、職場内であまり活用されない。リーダーなどによる部下がうまく活用していることを明らかにするなどのリインフォース(強化)があるといい。それによって、チェックリストが役立つことが分かり、部下たちも積極的にチェックリストなどを活用するようになる。先行条件だけでは、うまく活用を進めることができないことが分かるだろう。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月4日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「くじらの日」です。
9月4日が 「く(9)じ(4)ら」と 読(よ)む ごろ合(あ)わせから
決(き)められました。
日本(にほん)などでは 昔(むかし)から くじらをとって 肉(にく)や皮(かわ)を
食(た)べています。
骨(ほね)は 狩猟具(しゅりょうぐ) ひげは 工芸品(こうげいひん)として 利用(りよう)
されていました。
行動を左右するのは、先行条件より結果である。結果によって、次の行動を決める。そのことに関する、石田本による第87回目の引用である。
【引用はじめ】
部下が自発的に繰り返し行動することにより大きく影響するものは行動したあとの「結果」である。「結果」次第でその行動を繰り返すかどうかが決まってくる。行動の80%は結果によって動機づけられている。先行条件が動機づけるのは全体のわずか20%に過ぎないのだ。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.121 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動の直後の結果が動機づけに大きく影響する。行動は結果次第である。先行条件より、結果を重視することである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月3日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「ドラえもんの誕生日(たんじょうび)」です。
「ドラえもん」は 2112年9月3日生(う)まれです。
22世紀(せいき)から タイムマシンでやってきました。
ドラえもんの 好(す)きなものは 「どら焼(や)き」です。
嫌(きら)いなものは ネズミです。
行動した直後に、望ましい結果が得られると、そうした行動を繰り返すようになる。セールスマンは、成績が評価されると、ますますセールス活動に取り組むようになる。そのことに関する、石田本による第86回目の引用である。
【引用はじめ】
望ましい結果が得られることを学習したとき、人は同じ行動を繰り返そうとするのだ。反対に、望ましい結果が得られないことを学習すると、同じ行動は積極的に繰り返さなくなる。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.120 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
上司の褒め言葉は、部下にとって大きな励みになる。褒められた行動を再び繰り返すようになる。行動の直後の結果しだいで、繰り返すか繰り返さないかが決まる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月2日 火曜日(かようび)。
今年(ことし)9月1日で 山形市(やまがたし)での 30度(ど)以上(いじょう)の
真夏日(まなつび)は 74日目(にちめ)に なりました。
過去最多記録(かこさいたきろく)です。
最高気温(さいこうきおん) 35度(ど)以上(いじょう)の 猛暑日(もうしょび)も
23日に なりました。
今日(きょう)も 猛暑日(もうしょび)です。
まだまだ 暑(あつ)さは 続(つづ)きます。
鈴木さんと佐藤さんの行動は「結果」によって大きく異なってくる。先行条件と行動が同じにも関わらずだ。「コーヒーを淹れる」行動の直後、鈴木さんは「感謝された」が、佐藤さんは「舌打ちされた」。「結果」が次の行動に影響するのである。そのことに関する、石田本による第85回目の引用である。
【引用はじめ】
人の行動を方向づけるのは結果だ。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.119~p.120 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
鈴木さんも、佐藤さんも先輩に対して、気を遣ってコーヒーを淹れた。しかし、先輩は鈴木さんと佐藤さんへの行動直後の結果が大きく異なっていたのである。鈴木さんは先輩の感謝が次の同じような行動を促すことになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月1日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「防災(ぼうさい)の日」です。
1923年(大正たいしょう12年)9月1日 関東大震災(かんとうだいしんさい)が
発生(はっせい)しました。
死者(ししゃ)・行方不明者(ゆくえふめいしゃ) 10万(まん)5000人(にん)に
のぼりました。
この日(ひ)を 忘(わす)れないように 災害(さいがい)に 備(そな)える日(ひ)として
制定(せいてい)されたのが 「防災(ぼうさい)の日」です。
災害(さいがい)は 忘(わす)れたころに やってくるとも 言(い)われます。
常日(つねひ)ごろからの 災害(さいがい)に対(たい)する備(そな)えが 大切(たいせつ)です。
結婚記念日で、鈴木さんも佐藤さんも、妻に花を贈った。鈴木さんは妻から喜ばれた。佐藤さんは妻から無視された。次から妻へのプレゼントはどうするだろうか。鈴木さんはまたプレゼントするだろう。佐藤さんはプレゼントしないんじゃないかなあ。そのことに関する、石田本による第84回目の引用である。
【引用はじめ】
人の行動を方向づけるのは結果だ。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.118~p.119 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
妻へプレゼントした鈴木さんと佐藤さんでは、結果が違う。妻から「喜んでもらえた」人と「無視された」人では。次は「プレゼントを準備する」人、逆に「プレゼントを準備しない」人となる。行動の直後の「結果」によって、次の行動に大きく影響するのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月31日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「二百十日(にひゃくとおか)」です。
2月4日の立春(りっしゅん)から かぞえて 「二百十日(にひゃくとおか)」に あたります。
二百十日(にひゃくとおか)のころは 稲(いね)の花(はな)が咲(さ)く時期(じき)にあたり
台風(たいふう)の襲来(しゅうらい)する季節(きせつ)とも 一致(いっち)します。
農家(のうか)にとっては 気(き)をつけないくてはならない日です。
今年(ことし)は そうでもないようですが。
「天ぷらそば」を食べて「おいしかった」となれば、その店でまた「食べる」可能性は高い。しかし、「おいしくなかった」となれば、その店では決して食べようとしないはず。天ぷらそばを食べた結果がどうだったかで、次の行動が決まるのである。そのことに関する、石田本による第83回目の引用である。
【引用はじめ】
人の行動を方向づけるのは結果だ。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.118 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
その店の天ぷらそばは、おいしかったか、おいしくなかったかで、次に注文するかどうかが決まるのである。だから、そば屋さんはお客さんから「おいしい」と言ってもらうようにそばの味を工夫する。リピート客がいなければ、店は成り立たないからだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月30日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「富士山(ふじさん)測候所(そっこうじょ)記念日(きねんび)」
です。
1985年(明治めいじ28年)8月30日に 富士山(ふじさん)に
測候所(そっこうじょ)を開設(かいせつ)しました。
富士山測候所(ふじさんそっこうじょ)は 1999年(平成へいせい11年)に
廃止(はいし)されました。
自動観測技術(じどうかんそくぎじゅつ)が 進歩(しんぽ)したためです。
行動は何で左右されるのだろうか。「結果」しだいだというのが、行動分析学の考え方である。「結果」の直後に随伴する環境が次の行動に影響するのである。そのことに関する、石田本による第82回目の引用である。
【引用はじめ】
人の行動を方向づけるのは結果だ。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.116~p.117 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
上記の例によると、「アクセルを思い切り踏む」行動が、「気分爽快」だったら、次も同じように「アクセルを思い切り踏む」だろう。しかし、「アクセルを思い切り踏む」行動したら、「検挙された」となれば、次からはそうした行動はしなくなる。行動の直後にどのようなことが起きたかで、行動のしかたが大きく違ってくるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月29日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「焼(や)き肉(にく)の日」です。
「や(8)きに(2)く(9)」(焼き肉)と読(よ)む ごろ合(あ)わせから
決(き)められました。
夏(なつ)バテの人(ひと)には 焼(や)き肉(にく)食(た)べて スタミナをつけて
もらうのが 目的(もくてき)です。
行動を変えようとするならば、行動の直後の「結果」に対して、何を随伴させるかが重要である。指示といった行動の直前の「先行条件」だけでは、行動をスムーズに変えるのは難しい。そのことに関する、石田本による第81回目の引用である。
【引用はじめ】
ほとんどの企業のマネジメントでは、「先行条件」しか見ていない。ゴールや数値目標さえ設定すれば部下は動いてくれるものと思い込んでいる。そして部下たちが思うように動かないと叱責し、罰を与える。これは大きな間違いだ。行動分析の観点から見ると、最も必要なのはABCモデルで言うところの「結果」なのである。部下が行動の反応率を上げる、つまり自発的に仕事に取り組むかどうかは、どのような結果を示されるかによって決まる。リーダーが示す結果によって大部分が決まってしまうのだ。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.116 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
部下が自発的に仕事に取り組むようにしたい。そのためには、部下の行動の直後の「結果」を工夫するのがいい。望ましい行動には即座に褒めたりするのである。自発頻度を高める強化の機会を増やせるようにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月28日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「民放(みんぽう)テレビスタートの日」です。
1953年(昭和しょうわ28年)8月28日に 日本(にほん)テレビが
民間放送(みんかんほうそう)として 初(はつ)のテレビ放送(ほうそう)を
開始(かいし)しました。
今(いま)では 山形(やまがた)には 4つの 民間放送(みんかんほうそう)
テレビがあります。
YBC (わいびーしー)、YTS (わいてーえす)、ТUY (てーゆーわい)、
さくらんぼテレビの4つです。
そのような行動をするのはなぜか。それを明らかにすべくABC分析を用いる。Aの先行条件、Bの行動、Cの結果の因果関係によって、行動の変容も明確になる。そのことに関する、石田本による第80回目の引用である。
【引用はじめ】
先行条件としては、たとえば目的やゴール、ルール、仕事の説明、ボリシー、締め切りなどが挙げられる。目的Aのために行動Bをしたとき、得られた結果Cが望ましいものであれば、人は行動を繰り返すものである。得られた結果Cが望ましくないものであれば、行動Bをしなくなる。人間はそういう生き物なのだ。人間に限らず、全ての動物がこのようにして行動を決めている。行動するのは望ましい結果を得ようとしているときなのである。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.116 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
Aの先行条件は、Bの行動の直前の環境である。Cの結果はBの行動の直後の環境だ。こうした一連のプロセスを明らかにすることによって、より良い行動を生み出すことが可能となる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月27日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 『男(おとこ)はつらいよ』の日です。
1969年(昭和しょうわ44年)8月27日 『男(おとこ)はつらいよ』シリーズの
第(だい)1作(さく)が 公開(こうかい)されました。
この映画(えいが) 見(み)たことありますか。
渥美清(あつみきよし)が 演(えん)ずる 「フーテンの寅(とら)」が 「マドンナ」に
失恋(しつれん)する話(はなし)です。
周囲(しゅうい)の人(ひと)たちをまきこんで 大騒動(おおそうどう)を起(お)こす
おもしろい映画(えいが)です。
48作(さく)も 作(つく)られました。
BS(びーえす)などでも 毎週(まいしゅう)のようにやっています。
ABCモデルは、3つのフェーズで行動に関する因果関係を明らかにする。Aが先行条件、Bが行動、Cが結果である。それぞれが影響しあって行動の強化・消去・弱化が生ずる。そのことに関する、石田本による第79回目の引用である。
【引用はじめ】
ABCモデルが因果関係であるならば、行動は先行条件に影響され、結果は行動に影響されるのだろうか。たしかにその通りだが、もう一つ重要な流れがある。先行条件は結果に影響されるという流れだ。全体の流れは右図に示した。先行条件・行動・結果の三つはサイクルを成している。「とてもおいしかった」という結果が「もう一つ食べる」という行動を生むのも、このサイクルがあればこそである。(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.114~p.116 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
「行動」は、その行動の直前における「先行条件」がどうなっているかで影響される。さらに、行動の直後の「結果」がどうなっているかで大きな影響を受ける。そして、「結果」は、次の行動の先行条件ともなる。こうして循環的な因果関係による行動が生ずるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月26日 火曜日(かようび)。
8月21日の 「秘密(ひみつ)のケンミンSHOW(ショー)」を 見(み)ましたか。
私(わたし)は 残念(ざんねん)ながら 見(み)ていません。
そこで 紹介(しょうかい)されていたのが 「ひょう」の料理(りょうり)です。
雑草(ざっそう)と 馬鹿(ばか)にしている「ひょう」を おいしく食(た)べている
山形県人(やまがたけんじん)の 紹介(しょうかい)です。
山形市内(やまがたしない)にある フレンチレストランでも メニューに なっています。
みなさんも おひたしで 食(た)べたことがありますね。
行動を生ずる直前直後の環境がどうなっているか。それを明らかにするのがABCモデルである。Aが先行条件、Bが行動、Cが結果といった一連の関係を可視化するのである。それによって、行動の原因が分かるのである。そのことに関する、石田本による第78回目の引用である。
【引用はじめ】
ABC分析の分かりやすい例を取り上げる。
あなたはスナック菓子を勧められた。一つ手に取って食べる。とてもおいしかったので、もう一つもらって食べる。これが典型的なABCモデルだ。
「スナック菓子を勧められた」という先行条件が「一つ食べる」という行動を生み、「とてもおいしかった」という結果をもたらす。そしてこの結果が再び先行条件となって、「もう一つもらって食べる」という行動を生んでいるのだ。われわれはこういうことを日常的に繰り返している。
ABCモデルは因果関係と言い換えてもいい。先行条件によって行動し、そこに結果が生まれる。いかなる行動もこの因果関係の上に成り立っている。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.114 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
A(先行条件)「スナック菓子を勧められる」⇒B(行動)「スナック菓子を食べる」⇒C(結果)「とてもおいしかった」
この関係によって、「スナック菓子をもう一つ食べる」ということが、繰り返される。 行動が強化されたためである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月25日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「即席(そくせき)ラーメン記念日(きねんび)」です。
1958年(昭和しょうわ33年)8月25日 即席(そくせき)ラーメン
「チキンラーメン」が 発売(はつばい)された日です。
日清食品(にっしんしょくひん)の 創業者(そうぎょうしゃ)
安藤百福(あんどうももふく)が 商品化(しょうひんか)したものです。
熱湯(ねっとう)を かけて 3分後(ふんご)には 食(た)べられる
画期的(かっきてき)なものでした。
ABCモデルを使うと、行動の成り立ちについての因果関係がわかる。先行条件⇒行動⇒結果を可視化することができるのである。そのことに関する、石田本による第77回目の引用である。
【引用はじめ】
ABC分析の分かりやすい例を取り上げる。
あなたはスナック菓子を勧められた。一つ手に取って食べる。とてもおいしかったので、もう一つもらって食べる。これが典型的なABCモデルだ。
「スナック菓子を勧められた」という先行条件が「一つ食べる」という行動を生み、「とてもおいしかった」という結果をもたらす。そしてこの結果が再び先行条件となって、「もう一つもらって食べる」という行動を生んでいるのだ。われわれはこういうことを日常的に繰り返している。
ABCモデルは因果関係と言い換えてもいい。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.114 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
A(先行条件)「スナック菓子を勧められる」⇒B(行動)「スナック菓子を一つ食べる」⇒C(結果)「おしかった」
ABCモデルで上記の例を図示したものである。「スナック菓子を食べる」ことが強化され、またもらって食べることが繰り返される可能性が高いのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月24日 日曜日(にちようび)。
山形市(やまがたし)嶋北(しまきた)の 「ムービーオンやまがた」 で 「おもしろ
東北人(とうほくじん)2025」が 開催(かいさい)されます。
60秒(びょう)の 動画(どうが)で 面白(おもしろ)さを 競(きそ)い合(あ)う
大会(たいかい)です。
お笑(わら)いの ココリコ遠藤(えんどう)さんが 司会(しかい)します。
楽(たの)しそうな 上映会(じょうえいかい)みたいですね。
13時(じ)から 開演(かいえん)です。
ABCモデルによる分析で問題行動などを、変えようとする。適切なABC分析で問題行動を消失することが可能である。そのことに関する、石田本による第76回目の引用である。
【引用はじめ】
問題行動を変えようとするとき、ABCモデルによって現状を分析することが大変役に立つ。人がなぜある方法で行動するのか、それを科学的に理解すると、最小限のコストで最大限の効果を発揮するマネジメントシステムを構築できるであろう。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.113~p.114 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
問題行動があれば、周囲が混乱し困難に陥る。何が問題行動を引き起こしているかをABC分析で明らかにするのである。それによって、問題行動を起こしている要因を取り除くのである。特に、問題行動の直後の環境に着目して、新たな環境を設定するようにする。より良い行動を引き出し、問題行動の除去に努めるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月23日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「処暑(しょしょ)」にあたります。
「処暑(しょしょ)」とは 暑(あつ)さが止(や)むという 意味(いみ)です。
厳(きび)しい暑(あつ)さが 峠(とうげ)を 越(こ)して 落(お)ち着(つ)くころです。
朝夕(あさゆう)には 涼(すず)しい風(かぜ)が 吹(ふ)き始(はじ)めるころです。
今年(ことし)は ずっと暑(あつ)い。
これからも 暑(あつ)さは 続(つづ)くようです。
私たちは、いろんな行動をする。なぜそうした行動をするのか。行動の前後には、どのような環境変化があったか。それを明らかにして、行動のプロセスを可視化しようとするのが、「ABCモデル」である。そのことに関する、石田本による第75回目の引用である。
【引用はじめ】
人間の行動原理を説明するために、「ABCモデル」という概念を使う。ABCモデルとは次の三要素からなる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.113 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
ABCモデルによって、行動する理由が分かるし、行動を変えるやり方も見出せる。ABCモデルは、行動原理を明らかにする重要なツールである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月22日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「はいチーズの日」 です。
おもしろい 記念日(きねんび)を つくりだすものです。
8月22日は 「は(8)い(1)チ(2)ーズ(2)の日」と読(よ)むごろ合(あ)わせです。
「一枚(いちまい)の 写真(しゃしん)から 千(せん)の笑顔(えがお)を」引(ひ)き出(だ)す
「はいチーズ」なのです。
ちょっと 無理(むり)あるなあ。
それも いいか。
駐車違反したために、罰金が課せらた。ペナルティである。次からは駐車違反をしなくなる可能性は高くなる。レンタルビデオの返却期限を過ぎてしまった。延滞料金を払うことになった。次には返却期限を守るようになるだろう。そのことに関する、石田本による第74回目の引用である。
【引用はじめ】
ペナルティは、本人がある行動をすることによって、本人が価値あるものと思っているものを失うことだ。たとえば、車を駐車違反すると、罰金を科せられ、点数を引かれ、一ヶ月の免許停止になる。レンタルビデオの延滞金を課せられる。などが挙げられる。なお、ペナルティはその人の価値観にもよるため一概に同じものとは言いがたい。たとえば同じ罰金や延滞金も、月収が三百万円の人と、月収十万円も満たない学生とでは、その人に与える影響が異なる。
罰とペナルティは行動を増やすことはない。そして、単独で使うべきでない。罰やペナルティが長く続けば、作業効率に影響をできるだけでなく、従業員の満足感にも影響が表れる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.109~p.110 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
望ましくない行動をしてしまって、ペナルティを課された。そうすると、次からは望ましい行動をするようになる。ペナルティによって、その行動は減るのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月21日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「噴水(ふんすい)の日」です。
1877年(明治めいじ10年)8月21日 上野公園(うえのこうえん)に
日本初(にほんはつ)の 西洋式噴水(せいようしきふんすい)が 作(つく)られました。
博覧会(はくらんかい)の開催(かいさい)を 記念(きねん)して 作(つく)られたものです。
噴水(ふんすい)をながめているだけで 涼(すず)しさを 感(かん)じます。
噴水(ふんすい)の高(たか)さ日本一(にほんいち)は 寒河江(さがえ)ダムの月山湖(がっさんこ)
にある 月山湖大噴水(がっさんこだいふんすい)です。
112メートルの 高(たかさ)まで ふきあげます。
部下にとって、毎日のレポート提出が負担になり、提出することがおろそかになってくる。他の仕事との両立が難しいためである。レポート提出が罰になっているためだ。レポート提出行動の頻度が確実に減ってしまうのだ。そのことに関する、石田本による第73回目の引用である。
【引用はじめ】
あるスタッフが、プロジェクトの進捗状況を上司に毎日レポートすることになっていた。上司はレポート報告を受けるたびに、次の仕事の指示を与えることにした。やがてそのスタッフは、レポートするタイミングが遅くなり、次第にレポートの提出がおろそかになっていく。このスタッフにとって、新しい仕事が次から次へと与えられることは罰であり、レポートを提出することが嫌になるのだ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.109 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
毎日レポート提出するばかりでなく、他にも新しい仕事が次々課される。そうなると、部下もいっぱいいっぱいになってしまう。部下に無理強いしている仕事がいっぱいだ。これでは、上司が期待しているレポート提出はうまくなされない。部下ができる程度の仕事を与えてないことを上司も反省しなければならない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月20日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「蚊(か)の日・モスキートデー」です。
1897年(明治めいじ30年)8月20日 イギリスの細菌学者(細菌学者)
ロナルド・ロスが ハラダラカ から マラリアの原虫(げんちゅう)を 発見(はっけん)
した日です。
ハマダラカが マラリアを感染(かんせん)させることが わかりました。
蚊(か)にさされると マラリアなどの 感染症(かんせんしょう)にかかる場合(ばあい)が
あります。
血(ち)を吸(す)うのは 蚊(か)のメスだけです。
行動した直後に「罰」を与えれば、その行動は減ってしまう。行動の頻度を減らすのが「罰」である。「罰」によって、望ましくない行動を減らすのである。そのことに関する、石田本による第72回目の引用である。
【引用はじめ】
罰(P+) とペナルティ(P-) は誰もが日常的に経験している。
罰は、本人が望まないものを与えることである。レポートを書くのが嫌いな人には、レポートを書くことが罰になる。温かいものが食べたいときに、冷たいものを食べさせられることも、お酒を飲みたくない人がお酒を飲まされることも、その人にとっては罰と同等である。罰を受けると、それを行うための一連の行動を嫌になり、繰り返し行動しなくなる。ある行動に対する罰は、その行動に付随する望ましい行動すらも減らしてしまうことがある。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.109 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動に「罰」が随伴すると、その行動は減ってしまう。勉強嫌いだと、勉強を強制されれば、勉強がますます嫌いになる。勉強を金輪際しなくなるだろう。勉強が「罰」になっている例である。 もちろん、こうしないやり方を工夫すべきなのはもちろんである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月19日 火曜日(かようび)。
毎月(まいつき)19日は 「い(1)いきゅう(9)り」と 読(よ)むごろ合わせから 「いいきゅうりの日」です。
きゅうりは 夏野菜(なつやさい)として いろんな料理(りょうり)に 使(つか)われます。
みそ付(つ)けて 1本(ぽん) 食(た)べるのも おいしい。
ぱりぱりと 歯(は)ごたえあって おいしく食(た)べることができます。
きゅうりは 一年中(いちねんじゅう) 食(た)べることができます。
熱心に働く部下を上司は見ていない。そうなると、部下は働きがいを感じない。そうなると、仕事にも熱心さが欠けてしまいかねない。上司の部下への無関心が、部下の問題を生じさせているのである。そのことに関する、石田本による第71回目の引用である。
【引用はじめ】
行動の消去は多くの職場で発生している問題だ。熱心に働いている人が誰にも評価してもらえない。これはリインフォースされていないことになるから、彼は行動をやめてしまうだろう。
パフォーマンスに関する問題は、多くの場合「上司が何をするか」が原因ではない。「上司が何をしていないか」が原因という場合がきわめて多いのである。行動を消去させることは「Have to do」社員を生み出すもとになるため、特に留意すべきである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.108 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
部下の適切な行動を上司が消去している。上司が部下の行動になんの関心を示すことがなかったりするからである。適切な行動に対しては、関心を示し褒めたりしないと、そうした行動は消去するのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月18日 月曜日(げつようび)。
お盆休(ぼんやす)みの 9連休(れんきゅう)が 終(お)わりました。
今日(きょう)から のぞみの家(いえ)で 仕事(しごと)に はげみましょう。
いつもどおりの 日々(ひび)の 始(はじ)まりです。
今日(きょう)も 暑(あつ)くなりそう。
行動の原理として、リインフォース(強化)しなくなれば、行動は減る。それが、消去と呼ばれるものである。そのことに関する、石田本による第70回目の引用である。
【引用はじめ】
リインフォース(強化)によって増えつつある行動は、リインフォースが得られなくなると元に戻ってしまう。このように行動が減ることを消去(extinction)と呼ぶ。
例えば、自動販売機にお金を入れても缶ジュースが出てこないとき、人はもう一度やってみる。しかし、それでもだめだったら別の場所で買うだろう。何度もお金を入れてみる人はまずいない。その自販機を二度と使用しなくなるはずだ。これが行動の消去である。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.108 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
自販機でジュースを買おうとする。小銭を入れて、求める缶ジュースのボタンを押した。出てこない。何度もボタンを押してみる。それでも出てこない。自販機をたたいたりする。結局あきらめる。自販機の故障かということで、その会社にトラブルを報告することもあるかもしれない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月17日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)で お盆休(ぼんやす)みも 終(お)わりです。
9連休(れんきゅう)の 最終日(さいしゅうび)。
楽(たの)しい お盆休(ぼんやす)みも あっという間(ま)でした。
明日(あす)から 元気(げんき)に のぞみの家(いえ)です。
友(とも)だちが 待(ま)ってます。
「消極的なリインフォース」も状況に応じて、有効に働く。嫌な状況があったら、嫌でない状況にする。そのことに関する、石田本による第69回目の引用である。
【引用はじめ】
消極的なリインフォース(強化)は、否定的に捉えがちだ。しかし、実際には決して悪いものではない。「五時までに終わらなければ残業だ」と発破をかけることがあるが、これなどは消極的なリインフォースそのものである。「救い」「解放」「自由」というものはすべて消極的なリインフォースである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.107~p.108 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
残業にならないよう、仕事を能率的にやり遂げる。こうしたことも「消極的なリインフォース」の一つだ。嫌なことが起こらないように、がんばってやって、うまくいくようにする。消極的なリインフォースが働いていることになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月16日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 月遅(つきおく)れ盆送(ぼんおく)り火(び)です。
8月13日が 迎(むか)え火(び)。
8月16日が 送(おく)り火(び)です。
先祖(せんぞ)の霊(れい)を 火(ひ)をたいて 送(おく)り火(び)で お見送(みおく)りするのです。
嫌なことがあったらそれから逃れるために行動する。それが逃避である。嫌なことが事前にわかっていれば、それを避ける。それが回避である。これが消極的リインフォースのやり方である。そのことに関する、石田本による第68回目の引用である。
【引用はじめ】
消極的なリインフォース(強化)因子が行動を増やすのは、本人が望まない結果が回避(または逃避)されるからだ。われわれは寒さから逃れるためにセーターを着る。他人が入ってこないようにドアを閉める。閉店時間ぎりぎりにレンタルビデオ店へ駆け込むのも、延滞料金を支払いたくないからである。これらは望ましくない結果から逃避するための行動だと言える。
回避とは、嫌な結果が起きないようにすることを言う。納期を遅らせたら損害が発生する。そうならないように残業するのが回避である。逃避は嫌な結果に反応して起きることが多い。寒いと感じてセーターを着るのが逃避である。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.107 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
暑かったら、エアコンを入れる。寒かったら、セーターなどを重ね着する。暗かったら、電気をつける。まぶしかったら、サングラスをかける。こうした問題に対応するため、消極的なリインフォースによって、問題を回避したり、問題から逃避するのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月15日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 終戦記念日(しゅうせんきねんび)です。
1945年(昭和しょうわ20年)8月15日 戦争(せんそう)が 終(お)わった
日です。
日本(にほん)が アメリカとの 戦争(せんそう)で 負(ま)けました。
この戦争(せんそう)で 300万人(まんにん)もの人(ひと)が 死亡(しぼう)
しました。
強制したり、叱りつけたりして仕事をさせるマネジャーに対して、部下はつねに不安を抱きながら、おそるおそる仕事をする傾向がある。これでは、組織として大きな成長は望めない。そのことに関する、石田本による第67回目の引用である。
【引用はじめ】
積極的なリインフォース(強化)が見当たらないのに行動している場合、そこには罰やペナルティがあることが多い。これらは行動を減らすものだと解釈されるのだが、より正確に言えば「望ましくない行動を防ぐための行動」を増やしている。
マネジャーの中には、罰やペナルティをちらつかせて部下を働かせようとする人がいるが、こうしたマネジメントは社員に大きな精神的負担を強いる。職場やマネジャーに近づくだけで不快感や恐怖感、不安感が高まり、職場から離れたいという願望を生む。そして結果的に会社全体のパフォーマンスを下げてしまう。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.106~p.107 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
罰やペナルティを用いると、一時的に仕事をがんばっていると見える。そのため、マネジャーは安易にそうしたやり方を用いがちなのである。部下たちはびくびくしながら、指示待ちになってしまう。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月14日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「山形大花火大会(やまがただいはなびたいかい)」があります。
霞城公園(かじようこうえん)が 打(う)ち上(あ)げ場所(ばしよ)です。
夜(よる)7時(じ)から 8時半(じはん)まで。
どこで見(み)たらいいかな。
仕事に対して意欲的に取り組むことができない社員には、どうすればいいか。意欲的に取り組むための環境整備である。動機づけが重要となる。スモールステップによる小さな目標をたくさん設定して、リインフォース(強化)の機会を増やすようにするのである。そのことに関する、石田本による第66回目の引用である。
【引用はじめ】
できない社員は訓練によって変えることもできるが、やろうとしない社員に対しては動機づけ条件が必要となる。「仕事をしたい」と思える環境を整えることが上司の仕事である。積極的なリインフォースは、こういった動機づけ条件を整えるためにも最も効果的だ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.106 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
仕事に意欲ある行動を示し、自発的に前向きにやれるようにすることが大事だ。そのためには、リインフォース(強化)を適切に活用することである。それが動機づけということになる。適切な行動をしたら、即座にリインフォース(強化)するのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月13日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「お盆(ぼん)の入(い)り」です。
仏壇(ぶつだん)に 手(て)を合(あ)わせ お墓参(はかまい)りに行(い)きます。
お墓(はか)を掃除(そうじ)して 花(はな)などを お供(そな)えします。
夕方(ゆうがた)に 出(で)かけますか。
積極的なリインフォース(強化)を、適切に使えば仕事もうまく進む。昇給や昇進などは、より良い仕事を生み出す。そのことに関する、石田本による第65回目の引用である。
【引用はじめ】
積極的なリインフォース(強化)はポジティブな結果をもたらす。人は皆積極的なリインフォース(強化)を好むものであるから、それを与えるマネジャーは好かれる。上司と部下の関係は良好になるだろう。また、仕事の満足感を高め、やる気にさせ、会社への忠誠心を高める。上司だけでなく、仕事と会社も好きになるのだ。結果的に行動の反応率も上がる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.106 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
仕事がうまくいくようにするには、積極的なリインフォースを適切に使うのである。うまくいったら、即座に褒めたりするのである。こうしたことが繰り返されれば、自発的なより良い仕事ができるようになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月12日 火曜日(かようび)。
昨日(きのう)の 日大山形(にちだいやまがた)と 岐阜商業(ぎふしょうぎょう)は
3対(たい)6で 日大山形(にちだいやまがた)が 負(ま)けました。
日大山形(にちだいやまがた)は 残念(ざんねん)ながら 1回戦(かいせん)
敗退(はいたい)となりました。
また 来年(らいねん)に 向(む)けて がんばろう。
行動を増やすやり方には二つの方法があり、行動を減らすやり方も二つの方法がある。行動を減らす「罰」や「ペナルティ」は、短時間で効果がある。そのため、多用しがちである。そのことに関する、石田本による第64回目の引用である。
【引用はじめ】
行動を増やすときには「R+ 」と「R- 」の二つがある。重要なことは、いかに「R+ 」によって行動の反応率をあげるかである。行動を減らすには「P+ 」「P- 」の二つがある。これらは全く同じ結果しか得られない。部下のことを全く無視して行動をなくす「E」には、「P 」よりも少し余分に時間がかかる。
日本の企業では、罰やペナルティが非常によく使われている。なぜかというと、短期間で行動を減らすことができるからだ。つまり、短い時間で効果があるように見える。日本企業が罰を多用する理由はここにある。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.105~p.106 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
できれば、行動を増やす「R+ 」を適切に用いることが最善なやり方である。これが多く用いられると、組織としていい雰囲気となる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月11日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「山(やま)の日」です。
2016年(平成へいせい28年)にできた 新(あたら)しい
祝日(しゅくじつ)です。
「山(やま)に親(した)しむ機会(きかい)を得(え)て 山(やま)の恩恵(おんけい)に
感謝(かんしゃ)する」ための 祝日(しゅくじつ)です。
「海(うみ)の日」があるので 「山(やま)の日」もということで できました。
行動の頻度を減らすには二つの方法がある。「罰(P+) 」と「ペナルティ(P-)」与えることである。そのことに関する、石田本による第63回目の引用である。
【引用はじめ】
行動を減らすためには何をすればいいか。一つが「罰(P+) 」を与える、もう一つが「ペナルティ(P-) 」を与えることだ。罰とは本人が不快を得るもので、降格や減給が考えられる。ペナルティは本人にとって快であるものを失うことで、昇進が取り消しになるといってケースである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.105 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動の頻度を減らすために、「罰(P+) 」を使う。不快感を与えるものである。不適切な行動に対して、減給などを与えることである。また、「ペナルティ(P-) 」は、失敗があったりすると、予定されていた昇進が取り消さたりすることである。快といった喜びが一挙に失われることだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月10日 日曜日(にちようび)。
高校野球(こうこうやきゅう) 県代表(けんだいひょう)の 日大山形(にちだいやまがた)は
11日に 岐阜商(ぎふしょう)と 対戦(たいせん)することになりました。
1回戦(かいせん)を 突破(とっぱ)できるよう 応援(おうえん)しまょう。
行動を増やすのはリインフォース(強化)因子を用いることである。積極的なリインフォース(強化)因子と消極的なリインフォース(強化)因子の二つのパターンがある。そのことに関する、石田本による第62回目の引用である。
【引用はじめ】
積極的なリインフォース(強化)因子とは、昇進や昇給、ちょっとしたプレゼント、褒め言葉などだ。これに対して、消極的なリインフォース(強化)因子とはリスクからの「解放感」「救い」を伴うものである。上司に怒られないようにする、失敗をしないようにするなどである。二つのパターンのいずれを使っても行動を増やすことができる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.105 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動頻度を増やすには、行動の直後にリインフォース(強化)因子を出現できるようにすればいい。また、失敗などしないように努めるのがいい。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月9日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は ながさき平和(へいわ)の日 です。
1945年(昭和しょうわ20年)8月9日 長崎市(ながさきし)に
原子爆弾(げんしばくだん)が 落(お)とされました。
7万(まん)4千人(せんにん)の 人(ひと)たちが 死亡(しぼう)しました。
原爆投下(げんばくとうか)から 80年がたちました。
リインフォース(強化)因子には、消極的なものと積極的なものがある。どちらも行動頻度を増やすことができる。怒られないように行動するといった消極的なものより、自ら楽しいから行動するといった積極的なものの方が行動頻度は上がる。そのことに関する、石田本による第60回目の引用である。
【引用はじめ】
積極的なリインフォース(強化)因子も、消極的なリインフォース(強化)因子も、どうちらのリインフォース(強化)因子も行動を増やすちからを持っている。それならどちらを使ってもよさそうに思えるだろうが、それは違う。多くの企業は、ここを勘違いしている。ほとんどの場合、企業のパフォーマンスを左右しているのは消極的なリインフォース(強化)因子である。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.104 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
自らしたいから行動すると、強制されたからしなければならない行動と比べたら、行動頻度の差は大きくなる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月8日 金曜日(きんようび)。
明日(あす)から お盆休(ぼんやす)みです。
8月9日(土)から 8月11日(月)まで 9連休(れんきゅう)。
毎日(まいにち) 暑(あつ)い日が 続(つづ)きます。
体調(たいちょう)に 十分(じゅうぶん) 注意(ちゅうい)して ゆっくり日々(ひび)を
過(す)ごしてください。
お腹がいっぱいになっていたら、何かを食べようとしなくなっている。美味しいものが目の前にあっても、手を出さない状態になっている。こういうことを「飽和化」と呼ぶ。そのことに関する、石田本による第60回目の引用である。
【引用はじめ】
リインフォース(強化)因子は、あまりに回数が多いと効果が薄くなる。これを専門用語で飽和と言う。要するに飽きてしまうのだ。「よくがんばったな」とワンパターンの褒め方をしていると、すぐに効果がなくなる。好物でも毎日食べていたら飽きるのと同じである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.104 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
同じリインフォース(強化)因子が続くと、その効力は低下する。状況が違うと、今までリインフォース(強化)因子だったものでも、その効果は低減するのである。行動頻度がさがってきたら、その直後のリインフォース(強化)因子の飽和化を考慮する必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月7日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「立秋(りっしゅう)」です。
暦(こよみ)の上(うえ)では 秋(あき)の気配(けはい)が 感(かん)じられる日です。
秋風(あきかぜ)が 吹(ふ)く日です。
「秋(あき)の 気配(けはい)が 立(た)つ 日」で 「立秋(りつしゅう)」です。
でも まだまだ 暑(あつ)いです。
今日(きょう)も 34度(ど)まで 上(あ)がる 予報(よほう)です。
リインフォースはずっと変わらないなんてあり得ない。食事だって、お腹が空いていれば、すごく欲しがる。しかし、お腹がいっぱいだったら、欲しいとは思わない。そんな時は、食事はリインフォース(強化)因子とはならない。そのことに関する、石田本による第59回目の引用である。
【引用はじめ】
リインフォース(強化)因子は変化する。食事に誘われて嬉しい時もあれば、その誘いをわずらわしく感じるときもある。若いときに楽しかったダンスが、中年になって興味を感じられなくなることもある。プライベートな会話でリインフォースになる話題が、公の場では罰となるケースもある。食べ物やファッションの好みが日によって違うように、リインフォース(強化)因子も時と場所によって変わる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.102, p.104 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
リインフォース(強化)因子は、状況によってその機能を果たす場合と、果たさない場合がある。あくまでも、リインフォース(強化)因子というのは、行動頻度を増やす場合のことをいう。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月7日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「広島(ひろしま)平和(へいわ)記念日(きねんび)」です。
1945年(昭和しようわ20年)8月6日 午前(ごぜん)8時15分
広島(ひろしま)に 原爆(げんばく)が 落(お)とされた日です。
広島市街(ひろしましがい)は 一瞬(いっしゅん)にして 壊滅(かいめつ)しました。
あれから 80年が たちました。
今後(こんご) こんなことが 起(お)きないよう 永遠(えいえん)の平和(へいわ)を
祈(いの)る日です。
行動の直後にリインフォース(強化)因子を随伴すると行動は増える。行動を増やすのが、リインフォース(強化)なのである。そのことに関する、石田本による第58回目の引用である。
【引用はじめ】
リインフォース(強化)因子は行動を必ず増やす。行動の頻度が上がらなければリインフォース(強化)因子とは言えない。したがって「彼をリインフォース(強化)しようとしたがうまくいかなかった」という言い方は成立しない。うまくいくからこそリインフォース(強化)因子なのである。うまくいかないものはリインフォース(強化)因子でない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.102 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動を増やすリインフォース(強化)因子には、その状況に応じてさまざまなものがある。ごく一般的なものとして、おやつ、ゲーム、テレビ、拍手、商品券などがある。但し、行動の頻度を増やすことができなければ、それはリインフォース(強化)因子とは言えない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月5日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)も 暑(あつ)かった。
毎日(まいにち) 暑(あつ)い暑(あつ)いと つい言葉(ことば)が 出(で)て
しまいます。
今日(きょう)は 群馬県(ぐんまけん)伊勢崎(いせざき)で 41.8度(ど)の
暑(あつ)さでした。
国内最高記録(こくないさいこうきろく)です。
40度(ど)ごえの 酷暑日(こくしょび)になったところは
日本全国(にほんぜんこく)で 10か所(しょ)もありました。
行動の直後にリインフォース(強化)すると、行動が変わる。そのことに関する、石田本による第57回目の引用である。
【引用はじめ】
リインフォース(強化)因子は必ず行動の後に与えられる。行動の前に与えられることは決してない。子供が勉強すると約束した場合、リインフォース(強化)するためにアメ玉をあげたとしよう。このリインフォース(強化)は勉強することに与えられているように見えるが、実は違うのだ。勉強をリインフォース(強化)しているのではなく、約束をリインフォース(強化)しているのだ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.102 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動を変えたければ、行動の直後にリインフォース(強化)すればいい。そのことによって、その行動は増える。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月4日 月曜日(げつようび)。
明日(あす)から 「花笠(はながさ)まつり」です。
七日町(なのかまち)通(どお)りを 140団体(だんたい)が 参加(さんか)します。
1万人(まんにん)の 踊(おど)り子(こ)が 市内(しない)を パレードします。
暑(あつ)い中(なか) 大変(たいへん)です。
望ましくないイベントに対しては、逃避したいし、回避したい。そのためには、「ネガティブなリインフォース(強化)因子」を用いることになる。パトカーを見るとついスピードを落とすなどは、とがめられないかと不安となって、それを回避するための行動だ。これが、「ネガティブなリインフォース(強化)因子」を用いたのである。そのことに関する、石田本による第56回目の引用である。
【引用はじめ】
消極的なリインフォース(強化)を生むリインフォース(強化)因子を「ネガティブなリインフォース(強化)因子」という。これは本人にとって望ましくないイベントを指し、そこから逃避あるいは回避しようとして行動する。パトカーを見て車のスピードを落としたとき、パトカーはネガティブなリインフォース(強化)因子だと言える。ネガティブという言葉も否定的ニュアンスで使われているものではない。数学用語の「負」、すなわち何かが減ることを表しているだけである。望ましくないイベントが終わる、あるいは未然に防ぐことを負と表現している。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.101 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
スピードを出している車が、パトカーを見かけてスピードダウンした。スピードというリインフォース(強化)因子を消失させた結果である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月3日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)も 暑(あつ)かった。
外出(がいしゅつ)するのが おっくうになってきます。
ぎらぎらの 太陽(たいよう)。
雲(くも)も もくもく立(た)ち上(のぼ)っています。
夏(なつ) 真(ま)っ盛(さか)り。
熱中症(ねっちゅうしょう)には 気(き)をつけて。
望ましい行動を繰り返すようにするには、「ポジティブなリインフォース(強化)因子」をその行動の直後に随伴するのである。そうすれば、望ましい行動が繰り返すようになる。そのことに関する、石田本による第55回目の引用である。
【引用はじめ】
積極的なリインフォース(強化)を生むリインフォース(強化)因子を「ポジティブなリインフォース(強化)因子」という。それには様々なものがあり、人はもう一度それを得ようとして同じ行動を繰り返す。ポジティブといっても肯定的ニュアンスで使われているわけではない。単に数学用語の「正」、すなわち何かが与えられるという意味である。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.101 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
「ポジティブなリインフォース(強化)因子」を行動の直後に随伴することによって、その行動は繰り返すことになる。望ましい行動の頻度を高めるためには、そうした手順を用いるのがいい。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月2日 土曜日(どようび)。
外(そと)に 出(で)ると 焼(や)けるような 暑(あつ)さです。
それが 毎日(まいにち)です。
それも 朝(あさ)から 暑(あつ)い。
もちろん 夜中(よなか)も 寝苦(ねぐる)しい。
暑(あつ)い 暑(あつ)いと言(い)いながら 8月になりました。
この暑(あつ)さは いつまで続(つづ)くのかなあ。
行動の頻度を高めるのがリインフォース(強化)である。リインフォース(強化)をもたらすことができるものは、リインフォース(強化)因子と呼ぶ。そのことに関する、石田本による第54回目の引用である。
【引用はじめ】
リインフォース(強化)とは行動を増やす手順である。すなわち行動の頻度を高めること自体をリインフォースと呼ぶ。これに対して、行動をもたらした昇進やプレゼントなどのイベントを「リインフォース(強化)因子」と呼ぶ。それには、次のようなものがある。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.100~p.101 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
リインフォース(強化)因子には、いろんなものがある。その人にとって、好むものはそれぞれ違う可能性があるので、その人が好むものを明らかにして用いる必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年8月1日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)も 暑(あつ)くなっています。
雨(あめ)が ほとんど降(ふ)りません。
水不足(みずぶそく)が 心配(しんぱい)されています。
水道(すいどう)を 大事(だいじ)に 使(つか)わないと。
米(こめ)の 生育(せいそく)にも 影響(えいきょう)するんじゃないかなあ。
リーダーが部下に求めるのは、望ましい行動である。それには「リインフォース(R)」を用いるのがいい。そのことに関する、石田本による第53回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーとしては部下に望ましい行動をとらせたい。それで、行動を増やす「リインフォース(R) 」をマネジメントの軸に備えるべきである。自発的な意欲をより高める「R+」なら理想的だ。「ペナルティ(P) 」「消去(E) 」には、行動を減らすしかないのである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.96 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
部下が自発的に意欲的に仕事に取り組むように、適切な手順を用いるようにする。それで用いるのが「リインフォース(R) 」である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年7月31日 木曜日(もくようび)。
暑(あつ)い 毎日(まいにち)が 続(つづ)いています。
7月が 今日(きょう)で 終(お)わりです。
今年(ことし)は 残(のこ)すところ 5か月です。
夏(なつ)が 過(す)ぎ 秋(あき)になり あっという間(ま)に 冬(ふゆ)がきます。
令和(れいわ)7年 2025年が 終(お)わるのかなあ。
行動を増やしたり、減らしたりする手順として、行動分析で主張するのは5つのやり方がある。これを理解すると、行動はどのように変化するのか分かる。そのことに関する、石田本による第52回目の引用である。
【引用はじめ】
自分で行動を増やしたり減らしたりするのは、五つの手順「リインフォース( R+) 」「リインフォース(R-)」「罰(P+) 」「ペナルティ(P-)」「行動の消去(E)」によってである。この手順が「自発的な意欲」つまり「行動の反応率」に大きく影響するのである。リインフォース(強化)が作用すると行動の反応率が高まるため、その行動が増える。罰やペナルティは行動の反応率を下げるので、その行動が減ることになる。
五つの手順が行動の反応率に及ぼす影響を右図に表した。これを見ると、「R+」「R-」はいずれも行動を増やしているが、「R+」には二倍以上の効果があることが読み取れる。行動を減らす「P+」「P-」は同一の曲線を描いている。驚くのはその効果の早さだ。罰やペナルティを受けてから一瞬、行動反応は増えるが、きわめて短時間のうちに行動がゼロになった。部下を無視する「E」も行動を減らしているものの、ゼロ近くまで減るのにかなり時間がかかった。この図で言えることは「P」の影響力の強さである。「R」や「E」と違って、ほぼ直角の曲線を描いている。日本企業で罰やペナルティがよく使われる理由もここにある。短時間で効果があるように見えるからだ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.95~p.96 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動した直後に、どのような環境変化があったかで、行動は増えたり、減ったり、変化なしだったりする。行動の直後がどのようになるかを明らかにすることで、行動の変化が分かる。どのぐらいの頻度で行動が起こるかを数えられるようになる。そうなれば、どのように環境変化すればよいか明らかにできる。