2025年10月29日水曜日

【利用者向け1430】インターネット誕生日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月29日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「インターネット誕生日(たんじょうび)」です。

 今(いま)では インターネットはなくてはならないものになっています。

 世界中(せかいじゅう)の コンピューターやスマホがつながっています。

 ニュースも 買(か)い物(もの)も 音楽(おんがく) 映画(えいが) 電話(でんわ)だって 

 できます。

 大変(たいへん)便利(べんり)です。

 インターネットの始(はじ)まりは 1969年(昭和しょうわ44年)10月29日

 アメリカの大学(だいがく)と 研究所(けんきゅうじょ)の間(あいだ)の

 通信(つうしん)でした。

 L(える)とО(おー)の 文字(もじ)を 送信(そうしん)しました。

 それから 今(いま)のような 形(かたち)に 発展(はってん)しました。 

組織が変わる(142) 「行動と結果のタイミングが重要」

 行動と結果のタイミングしだいで行動は影響される。それが六十秒以内かどうかで左右される。ただ、言語のルールがあれば、その時間を延ばすことはできる。そのことに関する、石田本による第142回目の引用である。

【引用はじめ】

 タイミングがいかに大切であるかは、動物の場合を考えてみると分かりやすい。
 犬に「おすわり」を教えると、初めて「おすわり」をしたとき、すぐに頭をなでたり、エサを与えるはずだ。犬は犬なりに、なぜ頭をなてでくれたのか、なぜ今度はなでてくれないのかと経験を重ねる。何度も繰り返すうちに、自分の行動との因果関係に気づくだろう。犬はこのようにして芸を覚えていく。
 二十四時間後に頭をなでてやっても、犬はなぜ頭をなでられたか分からない。因果関係を教えるにはタイミングが重要なのである。
 人間の場合、言語によってもっと効率的に教えることができる。ポイント制を使った評価システムなどによって、ルール化が可能である。とはいえ、最大一週間から二週間が限度だ。
 「自発的な意欲」を高めようとするとき、賞与や昇給ではあまり効果がないのはここに原因がある。 

 (石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.160~p.161    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動を左右する要素が、タイミングである。そこで強調されるのは「六十秒間ルール」である。ただ、人間が動物と違うのは、言語のルールにより、一・二週間タイミングを延ばすことは可能となる。但し、それが限界である。

2025年10月28日火曜日

【利用者向け1429】大谷選手大活躍

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月28日 火曜日(かようび)。

 アメリカ大(だい)リーグの ワールドシリーズで ドジャースが2勝(しょう)

 1敗(ぱい)としています。

 第(だい)3戦(せん)は 延長(えんちょう)18回(かい) 6対(たい)5で ドジャースが

 ブルージェイズを 破(やぶ)りました。

 6時間半(じかんはん)もかかった 試合(しあい)でした。

  この試合(しあい)で 大谷翔平(おおたにしょうへい)選手(せんしゅ)は 2本(ほん)の

 ホームランを放(はな)ちました。

 大谷選手(おおたにせんしゅ)の 活躍(かつやく)はすごいです。

組織が変わる(141) 「タイミングを引き延ばす方策」

 行動と結果の関係は近ければ近いほどいい。それが、「六十秒間ルール」と呼ばれるものである。行動したあとの結果が結びついて、次の行動も同じように繰り返す。結果について、言語によってルール化しても行動に影響できることも分かっている。そのことに関する、石田本による第141回目の引用である。

【引用はじめ】

 言語によるルールを共通認識として持っていると、六十秒間ルールと同等の効果が得られる。望ましい行動をとった社員は「五日後に評価が与えられる」と考え、それが確実に実行されたとき、行動と評価の因果関係を学習するだろう。周囲のものも一部始終を見て同じことを学習するだろう。これで行動の反応率が上がるのである。
 期間としては最大二週間が限度である。それ以上の時間差があると効果が弱まることが、実験によって明らかにされている。PST分析で最も重要なタイミングの問題は、この方法で解決できる。 

 (石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.160    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動して六十秒以内で結果が出たら、それに次の行動は影響される。ただ、行動の結果を、言語でルール化すると、2週間程度は行動に影響することができる。そうした言語によるルール化も活用するといい。

2025年10月27日月曜日

【利用者向け1428】クマによる被害

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月27日 月曜日(げつようび)。

 クマによる被害(ひがい)が 続(つづ)いています。

 秋田県(あきたけん)では 54人(にん)もの人(ひと)が ケガしています。

 2人(ふたり)が クマに襲(おそ)われて 死(し)んでいます。

 秋田県内(あきたけんない)の 今年(ことし)になってからの クマの

 目撃件数(もくげきけんすう)は 8千件(せんけん)にもなっています。

 山形市内(やまがたしない)でも 目撃情報(もくげきじょうほう)があります。

 クマが人里(ひとざと)まで 降(お)りてこないようにできないのかなあ。

 山(やま)に ドングリなどの 木(き)の実(み)が少(すく)ないからと

 言(い)われてます。

  

組織が変わる(140) 「言語によるルール化」

 六十秒過ぎると、行動への影響が低下してしまう。「六十秒間ルール」というのは、行動とその結果の関係が、タイミングにおいて「即座(S)」に起きないと行動が継続しないという原理である。そのことに関する、石田本による第140回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には「六十秒間ルール」という原則がある。六十秒を過ぎてしまうと、どんなに報いようとも効果が薄く、部下は行動を継続しない。
 しかし、いくら「六十秒間ルール」が有効だったといっても、これを職場で厳格に運用することは難しい。上司が常にべったりとくっついて離れず、部下が望ましい行動をとるたびに褒めたり、ほうびを与えたりできるだろうか。現実問題としてまず不可能である。
 人間の場合、言語を持っているので、ある程度のルール化が可能なのである。

 (石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.159    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 「六十秒間ルール」という行動とその結果の関係を変えるには、言語などのルールを適切に用いるようにするといい。行動における結果が60秒以内の「即座(S)」でなくても、言語によって「後(A)」に結果があらわれもいいルールを用いるのである。例えば、散歩したら即座にキャンディーのご褒美をもらう。これが「六十秒間ルール」である。言語によるルール化では、1週間散歩継続したら、ご褒美があるといったやり方である。

2025年10月26日日曜日

【利用者向け1427】H3ロケット7号機打ち上げ成功

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月26日 日曜日(にちようび)。

 H(えいち)3ロケット7号機(ごうき)の 打(う)ち上(あ)げに成功(せいこう)しました。

 鹿児島県(かごしまけん)の 種子島(たねがしま)宇宙(うちゅう)センターから 26日

 午前(ごぜん)9時に 打(う)ち上(あ)げられました。

 国際(こくさい)宇宙(うちゅう)ステーションに届(とど)ける 無人(むじん)

 補給機(ほきゅうき)「HTV (えいちてーぶい)ーX (えっくす)」を搭載(とうさい)して

 いました。

 「HTV (えいちてーぶい)ーX (えっくす)」は 10月30日に 国際(こくさい)

 宇宙(うちゅう)ステーションに到着(とうちゃく)します。


  

組織が変わる(139) 「六十秒ルール」

 行動を繰り返すようになるのは、行動した直後の60秒以内の結果で決まる。それが、「60秒ルール」という行動分析が掲げる原理だ。そのことに関する、石田本による第139回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には「六十秒ルール」という原則がある。部下が望ましい行動をとって場合、それに報いるのは原則として六十秒以内でなければならない。
 六十秒を過ぎてしまうと、どんなに報いようとも効果が薄く、部下は行動を継続しない。この点、動物も全く同じだ。「これをすればこれが手に入る」という法則性が明確に分かったとき、人も動物もその行動を繰り返すようになる。行動分析はもともと動物行動学から生まれたものであり、こうした行動原理も実験によって明らかにされてきた。  

 (石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.159    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 PST分析におけるタイミングでは、「即座S」「後A」の二つに分ける。行動して「即座S」に結果があらわれるようであれば、行動への影響は大きくなる。「即座S」というのが、「60秒ルール」なのだ。タイミング「後A」となれば、行動した結果が60秒以上になってからあらわれるということである。そうなったら、その後の行動に影響しなくなるのである。 

2025年10月25日土曜日

【利用者向け1426】クマの目撃情報

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月25日 土曜日(どようび)。

  クマの目撃情報(もくげきじょうほう)が 続(つづ)いています。

 23日には 市内(しない)花楯(はなだて)の付近(ふきん)で 目撃(もくげき)

 されました。

 双月町(そうづきまち)付近(ふきん)でも 目撃(もくげき)されました。

 住宅地(じゅうたくち)付近(ふきん)まで クマが来(き)ているのです。

 秋田(あきた)などでは クマに襲(おそ)われて 何人(なんにん)もの人(ひと)が

 ケガしています。

 クマは エサ探(さが)しに 必死(ひっし)です。 

組織が変わる(138) 「PST分析の注意点②」

 PST分析を活用するに当たっての注意点を述べる。反応が生ずる確率、行動の焦点化、本人の視点に留意して分析する必要がある。そのことに関する、石田本による第138回目の引用である。

【引用はじめ】

 職場において何を、どのように変えればいいかを知るには、PST分析がきわめて効果的だ。しかし、初めてこのツールを使う人は誤解することも多い。前回は、1~3について述べた。今回は4~6の注意点を述べる。

4. 反応が生じる確率は100%である必要はない。全ての条件についてパターンや反応を予測するのは不可能だからだ。確率が高いか低いか、それだけを考えればいい。
5. 一つの行動に焦点を当てること。たとえば「時間を守る」という行動を分析するときは「時間を守る」という行動だけを分析する。「作業が遅い」を分析したければ、それとは別に分析しなければならない。
6. 誰の行動を調べたいのか、誰の結果を評価したいのかを決して忘れないこと。社員なら社員の立場に立ち、その視点で考えなければならない。喫煙者はタバコの味がおいしいと言うが、非喫煙者は決して同意しない。考え方は人それぞれだ。パフォーマー本人の視点を忘れた分析は必ず失敗する。 

 (石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.156~p.159    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 PST分析を活用すれば、行動をどう変えればよいか明らかになる。望ましい行動を見い出すためのツールとして、大いに活用できるようにすることである。

2025年10月24日金曜日

【利用者向け1425】月山に初冠雪

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月24日 金曜日(きんようび)。

 昨日(きのう) 月山(がっさん)に 初冠雪(はつかんせつ)がありました。

 頂上(ちょうじよう)に 雪(ゆき)が積(つ)もっているのが 観測(かんそく)

 されました。

 のぞみの家(いえ)からも はるか 西(にし)にそびえる 月山(がっさん)を

 のぞむことができます。

 白(しろ)く 積(つ)もった 雪(ゆき)を見(み)ることができます。

 私(わたし)たちの 近(ちか)くにも 冬(ふゆ)が 着々(ちゃくちゃく) 近(ちか)

 づいています。 

組織が変わる(137) 「PST分析の注意点①」

 行動の頻度がどの程度向上するか、低下するかを明らかにするのがPST分析である。この分析には八種類がある。それは、タイプ・タイミング・可能性の三つの座標軸によって分類するものである。タイプはポジティブ(P)ネガティブ(N)かの二つに分類する。タイミングは即時(S)か後(A)かの二つである。可能性は確か(T)か不確実(F)かの二つである。そのことに関する、石田本による第137回目の引用である。

【引用はじめ】

 職場において何を、どのように変えればいいかを知るには、PST分析がきわめて効果的だ。しかし、初めてこのツールを使う人は誤解することも多い。そこで注意点をまとめてみた。
  1. 人がなぜある行動をするか、それを理解するために設計されたのがPST分析である。この目的を忘れてはいけない。
  2. 先行条件と結果とをいちいち対応させる必要はない。そこに因果関係を見出そうとすると失敗する。実際には、ある結果がいくつかの先行条件と結びついていることも珍しくないので、因果関係について考え始めると迷路に迷い込む。PST分析では、行動と結果の結びつきを見ることが大切である。
  3. 「すぐ」のタイミングは、まさに「今すぐ」である。数分後では遅すぎる。厳密に言うと、行動している間が「すぐ」。行動していないときが「未来」である。

 

 (石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.156~p.158    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 PST分析で一番着目するのは、タイミングである。行動した結果が「即座(S)」か「あと(A)」かである。特に、「即座(S)」というのは、行動したら「すぐ」だ。それも、60秒以内というのである。「60秒の原則」でなければ、その行動は定着しないというのが行動分析学がうちたてたものである。



 

2025年10月23日木曜日

【利用者向け1424】霜降

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月23日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「霜降(そうこう)」です。

 「二十四節気(にじゅうよんせっき)」の 第(だい)18番目(ばんめ)に あたります。

 秋(あき)が深(ふか)まり 露(つゆ)が冷気(れいき)によって 霜(しも)となって

 降(ふ)り始(はじ)めるころです。

 朝晩(あさばん) 気温(きおん)もぐっと下(さ)がります。

 暖房(だんぼう)が 恋(こい)しくなります。



  

組織が変わる(136) 「行動の結果で決まる」

 PST分析においては、八種類の分類によって、効果の状況を明らかにする。タイプ別がP(ポジ)かN(ネガ)か、タイミングがS(即座)かA(後)か、可能性がT(確か)かF(不確定)かに分けられる。その分類により、行動変化にどの程度の影響を与えることができるかが、分かるのだ。そのことに関する、石田本による第136回目の引用である。

【引用はじめ】

 企業の多くは、社員のやる気を引き出そうとしてPAFやNAFのメソッドばかり使おうとしている。ポジティブなものでは賞与(PAF)、昇給(PAF)、昇進(PAF)、売り上げコンテスト(PAF)が挙げられよう。ネガティブなものでは左遷する(NAF)、解雇する(NAF)などがある。
 PST (ポジ・即座・確か)分析の結果は八種類に分かれ、その効果の度合いは図18に示したとおりである。望ましい行動を繰り返せるには、その行動によって得られる結果をできるだけ魅力的にしなければならない。

  

 禁煙するに当たっても、本人が何らかの魅力を感じるようなプログラムをを組む必要がある。一日クリアするごとに賞賛を得られるとか、本数をグラフ化して減っていくプロセスを視覚化するとか、本数が減ったら褒美が得られるといった方法がある。さまざまなリインフォースを組み合わせることで禁煙や節煙を楽しいもの、嬉しいものに変換することが必要だ。


 (石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.156~p.157    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 PST分析で分かるのは、タイミングが「S 即座」で可能性が「T 確か」であれば、行動の変化が確実だということである。 




2025年10月22日水曜日

【利用者向け1423】パラシュートの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月22日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「パラシュートの日」です。

 1797年10月22日 フランスの アンドレ=ジャック・ガルヌランが

 高度(こうど)900メートルの 熱気球(ねつききゅう)から 飛(と)び降(お)り

 ました。

 直径(ちょっけい)7メートルの 布製(ぬのせい)の笠(かさ)みたいなものを

 使(つか)って 飛(と)び降(お)りました。

 これが 世界初(せかいはつ)の パラシュートによる降下(こうか)です。

 無事(ぶじ) 着陸(ちゃくりく)することができました。

 こんな冒険(ぼうけん)をよくやったものです。

 


組織が変わる(135) 「すぐに確かか、あとで不確実か」

 なかなか物事を変えるのは難しい。望ましくないことでもそれを変えるのは難しいことがある。禁煙するなどはその典型だ。喫煙しないと、イライラしたり、喫煙後はすっきりするからである。喫煙を続けると、心臓に悪いとか、がんになるとかそのリスクは、すぐには起きない。また、起きない可能性だってある。ついつい喫煙は続くのである。そのことに関する、石田本による第135回目の引用である。

【引用はじめ】



 人は変化を拒むものだ。社員が変化しようとするとき、多くのNST(ネガ・即座・確か)を経験するだろう。たとえばミスを重ねたり、仕事が遅れたりする。手間がかかってイライラする。変化しないほうがずっと簡単で、しかも生産的である。だから禁煙のように、できれば取り組みたくない。取り組んでも挫折しやすい。

 職場に生じる全ての問題はPST(ポジ・即座・確か)分析で解釈できる。すぐに確実に起きる結果(PSTまたはNST)は、それが小さな結果であろうと大きな力を持っている。不確実な結果(PAFまたはNAF)は、命にかかわる重大なものでも力が弱い。

 
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.154~p.156    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 問題解決にとって重要なのは、行動したタイミングに、確実なことが起きるかということである。PST分析で言うと、タイプ別のポジ(P)でもネガ(N)でも、タイミングでは即座(S)に行動に影響することである。さらに、可能性では確か(T)であることが、ねらった行動を繰り返すようになるのだ。

 

2025年10月21日火曜日

【利用者向け1422】高市総理が誕生

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月21日 火曜日(かようび)。

  高市早苗(たかいちさなえ)自民党(じみんとう)総裁(そうさい)は 今日(きょう)の

 国会(こっかい)で 総理大臣(そうりだいじん)に 選(えら)ばれることが

 確実(かくじつ)です。

 日本(にほん)で 初(はじ)めての 女性(じょせい)総理大臣(そうりだいじん)です。

 これから 日本(にほん)の 政治(せいじ)はどうなるか。

 障害者(しょうがいしゃ)の福祉(ふくし)に どんな影響(えいきょう)があるだろうか。

 日本(にほん)を豊(ゆた)かにする政治(せいじ)を めざしていると言(い)っています。

 障害者(しょうがいしゃ)にも 多(おお)くの恩恵(おんけい)がある政治(せいじ)を

 お願(ねが)いします。

組織が変わる(134) 「禁煙が困難な理由」

 禁煙すると、どんなことが起きるか。イライラすることが多くなったりする。イライラするというのは、ネガティブ(N)であり、即座(S)に起きることであり、確か(T)というNSTに分類される。こうなると、ついタバコに手が出てしまうのである。そのことに関する、石田本による第134回目の引用である。

【引用はじめ】



 禁煙中に何が起きるかをPST分析してみよう(図 17) 。いつもより長い間タバコを吸わないでいると、結果が逆転することが分かる。イライラするなどのネガティブな結果は「NST」であり、すぐ確実に生じる。反対にポジティブな結果は「PAF」であり、先のことで不確実。だから禁煙は成功しにくいのである。

 問題のある行動を一つひとつ見ていくと、あるパターンが読み取れる。そこにはたいていNAFがたくさんあり、望ましくない行動にPSTがある。あるいは望んでいる行動にNSTやPAFがある。

 
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.154~p.155    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 禁煙すると、いろんな結果が生ずる。望ましくないこととしては、イライラが高ずる、タバコがすごく欲しくなったりする。それもタイミングとしては、即座(S)に生じて、可能性も確か(T)であるから、禁煙が難しいのである。 

2025年10月20日月曜日

【利用者向け1421】すごい大谷翔平

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月20日 月曜日(げつようび)。

 大谷翔平(おおたにしょうへい)選手(せんしゅ)が 大活躍(だいかつやく)です。

 17日に行われた試合(しあい)では 本塁打(ほんるいだ)3本(ぼん)を打(う)ちました。

 同時(どうじ)に 投手(とうしゅ)として 10個(こ)の三振(さんしん)も 奪(うば)いました。

 すごいの 一言(ひとこと)。 

  

組織が変わる(133) 「タバコを1本吸っても肺がんにならない」

 今特別に健康上問題がないと思っている人にとって、タバコを吸うことに抵抗はない。タバコを吸うと、リラックスできるし、休憩も取れる。ちょっと心配なのは、将来健康に悪影響を与えるかもしれないことだ。それでも、今タバコを吸って気分爽快になる方がいい。だから、タバコを吸うことはやめられない。そのことに関する、石田本による第133回目の引用である。

【引用はじめ】

 タバコを吸えば確実にリラックスできるし、確実に休憩できる。反面、ネガティブな結果には「N(ネガティブ)A(後)F(不確実)」の「NAF」が多い。タバコを吸うと死ぬかもしれないが、死なないかもしれない。仮に死ぬとしてもずっと未来の話である。喫煙している数分間にどうこうなることはない。だから健康に悪いと分かっていてもタバコを吸ってしまうのだ。一本吸った直後に肺がんになるとしたら誰も吸わないだろう。 

 

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.152~p.155    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 喫煙しても、今問題がない。喫煙というのは、ネガティブだが、気分爽快にするのは「即座」で、問題が生ずるのは「不確実」である。また、ガンなどになるのは、「後」だ。こうなると、喫煙は簡単にはやめられない。 

2025年10月19日日曜日

【利用者向け1420】クマの目撃

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月19日 日曜日(にちようび)。

 山形市内(やまがたしない)では クマが目撃(もくげき)されています。

 15日の夜中(よなか) 山形駅(やまがたえき)西口(なしぐち)から 800メートルの

 公園(こうえん)で 目撃(もくげき)されました。

 市内(しない)でのクマの目撃(もくげき)が 続(つづ)いています。

 クマは川沿(かわぞ)いに 移動(いどう)するそうです。 

組織が変わる(132) 「タバコを吸った結果のタイミング」

 喫煙習慣を止めたい。それがうまくいかない。なぜか。PST分析によって、それを明らかにしてみる。そのことに関する、石田本による第132回目の引用である。

【引用はじめ】

 禁煙させようとして肺がんの写真を見せることがある。タールで真っ黒になった肺はグロテスクだが、それを見たからといって禁煙の強い動機づけにはならない。なぜ彼らはタバコを吸い続けるのだろう。

 その謎を解くカギは、「タイミング」にある。喫煙によって得られる結果をタイミングの面から分析すると、図15のようになる。ここには一つの傾向が読み取れるだろう。ポジティブな結果の全てが即時(S)であり、ネガティブな結果のほとんどは後(A)に属している。

 さらに、可能性についても分析してみよう。喫煙によって得られる結果は、その人に確実に起きるかどうか。図16を見れば分かるように、ネガティブな結果はほぼ全て不確実(F)である。ところが喫煙によって得られる結果のうち、ポジティブな結果はほぼ全て「PST」だ。

 これがタバコを吸う理由である。タバコを吸えば確実にリラックスできるし、確実に休憩できる。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.152~p.155    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 PST分析は、行動した結果をタイプ・タイミング・可能性で分類する。そうすると、喫煙したら、「リラックスできる」「味が美味しい」「満足する」といったことが起きる。それらは、ポジティブ(P)で、即座(S)で、確か(T)といったPSTに分類される。このため、喫煙習慣が継続するのである。


 

2025年10月18日土曜日

【利用者向け1419】王貞治さんが文化勲章を受章

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月18日 土曜日(どようび)。

 かつてのホームラン王(おう) 王貞治(おうさだはる)さんの

 文化勲章(ぶんかくんしょう)の受賞(じゅしょう)が 決(き)まった。

 王(おう)さんは プロ野球(やきゅう) 最多(さいた)の 868本(ほん)の

 ホームランを打(う)った。

 国民栄誉賞(こくみんえいよしょう)も 受賞(じゅしょう)している。


  

組織が変わる(131) 「タバコを吸い続ける」

 喫煙するとその結果をPST分析のタイプ別ではポジティブかネガティブかを分類した。ほとんどがネガティブ(N)である。喫煙によってがんになったり、肺気腫におかされたりする。それでも、タバコを吸い続ける。どうしてか。そのことに関する、石田本による第131回目の引用である。

【引用はじめ】

 図14は、喫煙の結果をポジティブ(P)とネガティブ(N)に分類したものだ。両者が混在しているが、ネガティブな結果のほうが多く、しかもそれらはポジティブな結果より深刻かつ重大である。ネガティブな結果がこれほど支配的であるにもかかわらず、喫煙者は一日に何度となくその行動をとっている。常識的には考えられないことだ。

 禁煙させようとして肺がんの写真を見せることがある。タールで真っ黒になった肺はグロテスクだが、それを見たからといって禁煙の強い動機づけにはならない。なぜ彼らはタバコを吸い続けるだろう。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.150~p.152    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 タバコを吸った後、すぐはリラックスできたりする。だから、やめられない。がんとか肺気腫になるなんて言われても、タバコを吸ったらすぐになるわけでない。そうだとすれば、一本ぐらいいいとなる。

2025年10月17日金曜日

【利用者向け1418】神嘗祭

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月17日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「神嘗祭(かんなめさい)」です。

 五穀豊穣(ごこくほうじょう)に 感謝(かんしゃ)するお祭(まつ)りです。

 新(あたら)しく収穫(しゅうかく)したお米(こめ)を奉納(ほうのう)する儀式(ぎしき)が

 伊勢神宮(いせじんぐう)でとり行(おこな)われます。

 神嘗祭(かんなめさい)は 一番(いちばん) 重要(じゅうよう)な お祭(まつ)りです。


  

組織が変わる(130) 「喫煙の結果の例」

 禁煙したいなあと思っても、それがうまくいかない。そのために、いろいろ試みる。その試みがうまくいかない。やっぱり意志が弱いからうまくいかないのかなあと、ついつい考えるしまう。そのことに関する、石田本による第130回目の引用である。

【引用はじめ】


 禁煙にチャレンジする多くの人は先行条件に目を奪われている。灰皿をしまい、ライターを捨て、「今度こそ禁煙する」と誓う。これらはタバコを吸う行動の前に生ずるものであり、先行条件に属している。そして無謀にもこれを取り除こうとする。だから挫折するのだ。この方法で禁煙するのはきわめて困難だ。
 では、結果に目を向けてみるとどうなるか。喫煙によって得られる結果を図13に列挙した。リラックスできるといった些細なメリットから命に関わる重大なデメリットまで、様々な結果がある。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.150~p.151    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 禁煙するために、先行条件を変えようとすることが多い。灰皿やライターを身近に置かないようにする。しかし、このぐらいのことではやめられない。タバコをすすめられると、つい手が出てしまう。それより、タバコを吸った後の結果がどうなるかに着目することで、喫煙習慣を止めるようにする方が効果がある。 

2025年10月16日木曜日

【利用者向け1417】世界食料デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月16日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「世界(せかい)食料(しょくりょう)デー」です。

 世界(せかい)では 9人に1人が 食(た)べることができない状態(じょうたい)に

 あると 言(い)われています。

 そうした飢餓(きが)をなくそうという 運動(うんどう)が 行(おこに)われています。

 2030年まで 世界中(せかいじゅう)の人(ひと)たちが 「飢餓(きが)をゼロ」に

 しようとしています。


  

組織が変わる(129) 「喫煙の先行条件」

 タバコは健康に良くない。それについては、分かっている。でも、喫煙習慣を簡単にはやめられない。自分は意志が弱いからだと思ってしまう。喫煙時の先行条件ってどうなっているんだろう。そのことに関する、石田本による第129回目の引用である。

【引用はじめ】

 ほとんどの喫煙者は、タバコが健康に良くないことを知っている。それでもやめられない。思い立って禁煙を始めても、直に挫折してしまう。そして「自分は意志が弱い」「あいつは意志が弱い」の一言で片付けられる。
 実は、タバコをやめられない原因は意志の弱さにあるのではない。
 まず先行条件を特定しよう。右図はタバコを吸う行動における代表的な先行条件をまとめたものだ。この図12を見ると、喫煙者がタバコに火をつける理由はたくさんあることが分かる。先行条件をなくせばタバコはやめられるわけだが、図12を見るかぎり、それは喫煙者にとって魅力のないことであり、非現実的である。先行条件がここまで多いと全てを取り除くことはできない。そもそも「何も食べない」「何も飲まない」「他人を見ない」「近づかない」などは不可能だ。したがって、先行条件をなくすことでタバコをやめようとしても難しいのは当然である。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.149~p.150    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 喫煙する時の先行条件はさまざまである。そうした時、ついついタバコを手にして吸ってしまう。もうそれが無意識のうちに行っているのだ。やめようと思ったりするのだが、一服ぐらい問題ないと勝手に思ってしまうのだ。そのため、手持無沙汰な時には、一服が二服・三服なんてしまうことがある。 

2025年10月15日水曜日

【利用者向け1416】世界手洗いの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月15日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「世界(せかい)手洗(てあら)いの日」です。

 世界(せかい)には 不衛生(ふえいせい)な 環境(かんきょう)で 生活(せいかつ)を

 している人(ひと)たちがいます。

 そこでは 下痢(げり)や肺炎(はいえん)で 亡(な)くなる子(こ)どもたちが

 年間(ねんかん)150万人(まんにん)もいます。

 感染症(かんせんしょう)の 予防(よぼう)のために 石(せっ)けんで 手(て)を洗

 (あら)うなどの重要性(じゅうようせい)を 普及(ふきゅう)する活動(かつどう)が

 世界各地(せかいかくち)で 行(おこな)われています。

 ばい菌(きん)が数多(かずおお)く 手(て)や せき くしゃみなどで移動(いどう)

 します。

 トイレの後(あと) 食事(しょくじ)する前(まえ)には 手洗(てあら)いがかかせません。


 

組織が変わる(128) 「バーカウンターの設置と慰安旅行」

 会社内でバーカウンターなどを設けて、コーヒーメーカーなどを自由に使えるようにする。また、慰安旅行などを行なったりする。こうしたことは、社員の仕事向上に直接影響するものだろうか。そのことに関する、石田本による第128回目の引用である。

【引用はじめ】

 事務所の改装はどうだろうか。自由に使えるバーカウンターを新設する。壁を明るい色に塗り替える。これらはボディティプ「P」に分類される。
 タイミングは即時、すなわち「S」に分類していいだろう。しかし可能性は不確実「F」である。「PSF」では、やはり自発的に行動を繰り返すようにはならない。
 慰安旅行は「PAF」となる。社員の自発的な意欲を出させ、望ましい行動を繰り返させるにはこれも役立たない。もちろん、やらないよりはやったほうがいいであろう。しかし、費用をかけたわりに望む行動を繰り返し行うという結果影響力は低いのである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.149    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 バーカウンターができたからといって、仕事にうまくいくよう望ましい行動を繰り返するようになるのだろうか。仕事に関係する行動とそのバーカウンターが直接関係するわけでない。PST分析によれば、PSFといった「可能性」では「不確実」となる。これでは、行動を繰り返すのが難しいということである。

2025年10月14日火曜日

【利用者向け1415】鉄道記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月14日 火曜日(かようび)。

  今日(きょう)は 「鉄道記念日(てつどうきねんび)」です。

 1872年(明治めいじ5年)10月14日 新橋駅(しんばしえき)から

 横浜駅(よこはまえき)を結(むす)んだ 日本初(にほんはつ)の鉄道(てつどう)が

 開業(かいぎょう)しました。

 この日には 明治天皇(めいじてんのう)が お召(めし)列車(れっしゃ)で

 新橋駅(しんばしえき)と 横浜駅(よこはまえき)を 往復(おうふく)しました。



組織が変わる(127) 「保養施設は自発行動促すか」

 大きな会社では、福利厚生の一環として立派な「保養施設」がある。そうした施設は、社員にとって仕事の意欲を引き出すのに役立っているのだろうか。PST分析をしてみる。そのことに関する、石田本による第127回目の引用である。

【引用はじめ】

 保養施設というのは、社員のやる気を引き出すのに役立っているか。PST分析すると、高級別荘のような保養施設は「ポジティブ」か「ネガティブ」か。もちろんポジティブ「P」に分類される。
 タイミングは「即時」か、それとも「後」か。大口契約を取ってきた翌日に泊まりに行けるわけでないから、後「A」に分類される。
 可能性は「確か」か「不確実」か。会社の繁忙期に休暇を与えられるはずがないので、何か月先になるだろう。したがって不確実「F」に分類される。
 このように、保養施設も「PAF」であることが分かる。これで部下が自発的に行動を繰り返すようになるかというと、効果は期待薄であろう。最も重要なのは「タイミング」なのだ。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.148~p.149    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 立派な厚生施設があったからといって、社員の仕事に直接影響与えることは少ない。それは、いい仕事をしたから直ぐにそうした施設を利用できるわけでないからだ。いい仕事したら、タイミングとして「即時」に施設を利用してのんびりできることは滅多にないからだ。ご褒美として、ずっと「後」に休暇をとってその施設がとれるかもしれないが。いい仕事と、施設利用にはタイミング的にへだたりがあり過ぎる。

2025年10月13日月曜日

【利用者向け1414】スポーツの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月13日 月曜日(げつようび)。

 三連休(さんれんきゅう) 最後(さいご)の日です。

 今日(きょう)は 「スポーツの日」です。

  1964年(昭和しょうわ39年)10月10日 東京(とうきょう)オリンピックの 

 開会式(かいかいしき)が 行(おこな)われました。

 それを記念(きねん)して10月10日が 「体育(たいいく)の日」として

 国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)になりました。

 そのあと ハッピーマンデー制度(せいど)というのができて 2000年

(平成へいせい12年)から 10月の第(だい)2月曜日(げつようび)になりました。

 また 名称(めいしょう)も 「体育(たいいく)の日」から 「スポーツの日」と

 なりました。

組織が変わる(126) 「賞与は行動の自発向上に役立つか」

 賞与は本当に行動の自発を向上するのに役立つものか。PST分析すると、賞与はPAFという効果が弱いグループになる。そのことに関する、石田本による第126回目の引用である。

【引用はじめ】

 賞与というのは、社員のやる気を引き出すのに役立っているか。PST分析すると、賞与は「PAF」である。効果が最も弱いグループに属している。ポジティブ(P)で後(A)で不確実(F)なのが賞与だ。
 だからといって、賞与が不必要だということでないが。
 ただ、賞与は、行動自発率を上げる効果はきわめて弱い。「今期頑張ったから特別に十万円つけてやる」「君だけ二十万円上乗せしてやる」と言っても、本人は同じ行動を自発的に繰り返そうとはしないだろう。なぜなら、成果を上げて報奨されるまでの時間が長すぎるからであ。成果を上げるたびに賞与を出せば効果的だが、現実問題としてそれは不可能に近い。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.148    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 賞与は、成果を上げたらすぐ与えられるものでない。一定の期間において与えられる。成果と賞与は関係が薄くなってしまう。成果への影響は極めて間接的と言える。これでは、成果となる行動を高めることにはならないのである。

2025年10月12日日曜日

【利用者向け1413】台風23号

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月12日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 3連休(れんきゅう)の中日(なかび)。

 台風(たいふう)23号(ごう)が 太平洋(たいへいよう)にある

 八丈島(はちじょうじま)を 直撃(ちょくげき)して 大(おお)きな被害(ひがい)を

 もたらしています。

 山形市内(やまがたしない)も 台風(たいふう)の影響(えいきょう)か ずっと

 雨降(あめふ)りでした。

 連休(れんきゅう)なのに 残念(ざんねん)です。

 台風(たいふう)は これから太平洋(たいへいよう)を 北東(ほくとう)に 進(すす)む

 ようです。 

組織が変わる(125) 「賞与はやる気につながるか」

 会社などによる年2回程度の「賞与」は、社員のやる気を引き出すのに役立っているだろうか。PST分析してみると、意外な結果がわかる。そのことに関する、石田本による第125回目の引用である。

【引用はじめ】

 賞与というのは、社員のやる気を引き出すのに役立っているか。PST分析してみる。金銭による報奨は、タイプ分けすると「ポジティブ」の「P」に分類される。「タイミング」だと、賞与は「即時」に生じるか、それとも「後」で生じるか。賞与が与えられるのは何か月先であるから、後すなわち「A」に分類される。では、可能性だと、賞与は「確か」か「不確実」か。支給額は上司の判断に任されており、明確な基準が明らかにされているわけではない。その間の会社の業績にも左右される。従って不確実「F」に分類される。
 つまり賞与は「PAF」である。効果が最も弱いグループに属している。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.147~p.148    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 確かに「賞与」はタイプで言えば、ポジティブである。賞与をもらって嬉しくない人はいないだろう。ただ、「賞与」は仕事がうまくできたら「即時」に貰えるわけでない。だから、仕事の成果と直接的な結びつきはない。また、その「賞与」は景気などに左右されてどれだけの額が貰えるかははっきりしてない。賞与というのは、P(肯定的)A(後)F(不確実)なのである。従って、賞与は仕事の成果に対する関係性が低いのだ。

2025年10月11日土曜日

【利用者向け1412】世界渡り鳥デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月11日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「世界(せかい)渡(わた)り鳥(どり)デー」です。

 庄内地方(しょうないちほう)には 白鳥(はくちょう)が 渡(わた)ってきています。

 庄内平野(しょうないへいや)の 田(た)んぼや 最上川(もがみがわ)河口(かこう)

 などで たくさんの白鳥(はくちょう)を 見(み)ることができます。

 きびしい冬(ふゆ)の シベリアや オホーツク海(かい)から 暖(あたた)かい

 庄内平野(しょうないへいや)に たくさんの白鳥(はくちょう)たちが渡(わた)って

 きます。

 庄内平野(しょうないへいや)の 田(た)んぼには 落(お)ち穂(ぼ)があって エサも

 豊富(ほうふ)です。

 群(む)れをなして 飛(ひ)び立(た)つ風景(ふうけい)は 圧巻(あっかん)です。 

組織が変わる(124) 「社員のやる気を高めるために」

 社員のやる気を高めようと、さまざまな手立てがとられている。それはうまく役立っているのだろうか。そのことに関する、石田本による第124回目の引用である。

【引用はじめ】

 社員のやる気を引き出すため、企業はさまざまな取り組みを行ってきた。賞与、慰安旅行、立派な保養施設などがあるし、事務所をおしゃれにしたり、カウンター付きのバーをこしらえたり、精神統一を図るスペースを設けたりと、それなりの経費を投じている。
 これらの金銭や福利厚生は、社員が望む行動を繰り返し行うのに、結果として役立つのだろうか。つまり影響力があるのだろうか。PST分析を用いて有効性を検証してみるとどうなるだろうか。 

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.147    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 会社が社員のために行っている賞与や慰安旅行などは、社員の適切な行動を生じさせることに役立っているのだろうか。それを明らかにするのがPST分析である。行動におけるタイプはどうか、タイミングはどうか、可能性はどうかをみて、社員の行動に影響しているかを明らかにするのである。 

2025年10月10日金曜日

【利用者向け1411】山形国際ドキュメンタリー映画祭

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月10日 金曜日(きんようび)。

  昨日(きのう)は 「山形(やまがた)国際(こくさい)ドキュメンタリー

 映画祭(えいがさい)」の 開会式(かいかいしき)がありました。

 七日町(なのかまち)の 山形市(やまがたし)中央公民館(ちゅうおうこうみんかん)で

 行(おこな)われました。

 2年に1回(かい)開催(かいさい)される 映画祭(えいがさい)です。

 今年(ことし)で 19回目(かいめ)を 迎(むか)えました。

 世界中(せかいじゅう)の映画(えいが)130作品(さくひん)も 上映(じょうえい)

 されます。

 10月9日から16日まで 上映(じょうえい)されます。

組織が変わる(123) 「行動が継続するかしないかの条件」

 望ましい行動を繰り返し、継続するためにはどうするか。我々には大きな課題である。そのためには、行動した直後の結果がどうなっているかに注目することである。そのことに関する、石田本による第123回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動が最も継続しやすいのは「PST」であり、それに準ずるのが「NST」である。

 「PST」
  • ポジティブ(Positive)
  • 即時(Sokuji)
  • 確か(Tashika) 

 「NST」

  • ネガティブ(Negative)
  • 即時(Sokuji)
  • 確か(Tashika)

 逆に、最も継続しにくいのは「PAF」と「NAF」である。

 「PAF」

  • ポジティブ(Positive)
  • 後(Ato)
  • 不確実(Fukakujitsu)

 「NAF」

  • ネガティブ(Negative)
  • 後(Ato)
  • 不確実(Fukakujitsu)

 以上をまとめると、最も効果の高い「PST」「NST」とは結果がすぐに確実に得られるもの。最も弱い「PAF」「NAF」とは、結果が出るまでに時間がかかり、なおかつ結果が確実に得られるかどうか分からないものだ。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.144~p.145    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動の直後にどんな結果が生ずるかそれを明らかにすることで、行動を繰り返すかどうかが分かるやり方がある。それが、PST分析などのツールである。このツールを私たちの行動に応用してみるのがいい。

2025年10月9日木曜日

【利用者向け1410】道具の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月9日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「道具(どうぐ)の日」です。

 日付(ひづけ)が 「どう(10)ぐ(9)」と読(よ)むごろ合(あ)わせから 決(き)め

 られました。

 道具(どうぐ)とは 物(もの)を作(つく)ったり 何(なに)かを行(おこ)なったりする

 ために 用(もち)いる器具(きぐ)のことです。

 道具(どうぐ)には さまざまな 種類(しゅるい)が あります。

 文房具(ぶんぼうぐ) 掃除道具(そうじどうぐ) 電気器具(でんききぐ)

 スポーツ器具(きぐ)などです。

 


組織が変わる(122) 「行動が継続しやすい条件」

 本人が、行動を自発的に繰り返すようにする条件とは何か。それを分析にするツールがPST分析法である。そのことに関する、石田本による第122回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の結果による組み合わせで行動が継続しやすいかどうかを判断するのが右図のやり方である。最も継続しやすいのは「PST」であり、それに準ずるのが「NST」である。

 「PST」
  • ポジティブ(Positive)
  • 即時(Sokuji)
  • 確か(Tashika) 

 「NST」

  • ネガティブ(Negative)
  • 即時(Sokuji)
  • 確か(Tashika)

 これらの三条件がそろったとき、本人は自発的に行動を繰り返す。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.144~p.145    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動が繰り返すようになるかどうかは、行動のタイミングが左右する。即時に結果があらわれることで行動が確かなものになる。結果の即時性が行動を継続する条件である。

2025年10月8日水曜日

【利用者向け1409】寒露

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月8日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「寒露(かんろ)」にあたる日です。

 「寒露(かんろ)」は 露(つゆ)が冷(つめ)たく感(かん)じられるころです。

 あんなに 暑(あつ)かった日が 続(つづ)いていたのに だんだんと

 涼(すず)しくなってきています。

 庄内(しょうない)には 白鳥(はくちょう)が おりたってきています。

 シベリアなどの北国(きたぐに)から 稲刈(いねか)りの終(お)わったたんぼで

 白鳥(はくちょう)たちが 落(お)ち穂(ぼ)をついばむ 季節(きせつ)に

 なりました。

 こおろぎも 鳴(な)きはじめるころです。

 秋(あき)が深(ふか)まり 紅葉(こうよう)も見(み)ごろになります。



  

組織が変わる(121) 「タイプ・タイミング・可能性」による分析法

 望ましい行動を自発的に繰り返すための「結果」は、どうあるべきかを調べるための方法がある。それがPST分析である。「タイプ」「タイミング」「可能性」の三つの座標軸で明らかにするものだ。そのことに関する、石田本による第120回目の引用である。

【引用はじめ】

 PST分析は、次の三つの座標軸を柱としている。

  1. タイプ
  2. タイミング
  3. 可能性

 左図のように、チェックしたい結果をこの座標軸によって分類すると、行動にどんな影響を与えるか一目瞭然となる。

 「タイプ」では、その結果がポジティブ(P)かネガティブ(N)か見る。どちらでも大した差はない。最も重要なのは「タイミング」だ。その結果が、即時(S)に生じるのか、後(A)で生じるのか。また、生じるまで時間差があるかを見る。「可能性」では、その結果が確か(T)なものか、不確実(F)なものかを見る。

 以上六つの座標は、それぞれ頭文字をとって「P」「N」「S」「A」「T」「F」と略記する。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.142~p.144    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動への影響するものとして、ポジティブなタイプであるか、ネガティブなタイプであるかによって、結果が異なってくる。それには、タイミング(即時か・後か)、可能性(確かか・不確実か)の違いとなって表れる。タイプがポジでは、PST分析と呼び、タイプがネガでは、NAF分析と呼ぶ。

2025年10月7日火曜日

【利用者向け1408】おいしい月見団子

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月7日 火曜日(かようび)。

 昨日(きのう)は 「中秋(ちゅうしゅう)の名月(めいげつ)」でした。

 お月見(つきみ)を しましたか。

 お月様(つきさま)が 雲(くも)に隠(かく)れたりしてましたが きれいに

 見(み)えました。

 すすきと月見団子(つきみだんご)を お供(そな)えして  たっぷりあんこの

 ついた団子(だんご)を ごちそうになりました。

 おいしかった。

組織が変わる(120) 「三つの座標軸で行動をあぶり出す」

 行動への影響はその結果しだいである。結果によって、次の行動を繰り返すかどうかが決まる。ABCモデルでは、行動の変化についての因果関係を明らかにする。さらに、行動が繰り返すかどうかの結果を調べるツールとしてPST分析法を提案するのである。そのことに関する、石田本による第120回目の引用である。

【引用はじめ】

 ABCモデルでも明らかなように、人が行動を繰り返すかどうかは結果によって決まるので、望ましい行動を続けさせるには、続けたくなるような結果を生まなければならない。それを調べるためのツールが「PST分析法」である。

 PST分析は、次の三つの座標軸を柱としている。

  1. タイプ
  2. タイミング
  3. 可能性

 左図のように、チェックしたい結果をこの座標軸によって分類すると、行動にどんな影響を与えるか一目瞭然となる。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.141~p.142    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 PST分析法では、行動したらどんな結果になるか、三つの座標軸にあてはめて明らかにするのである。それには、ポジティブなものと、その逆のネガティブなものがある。ポジの場合は、PST分析と呼び、ネガの場合はNAF分析と呼ぶ。

 

2025年10月6日月曜日

【利用者向け1407】中秋の名月

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月6日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 十五夜(じゅうごや)の月(つき)で 「中秋(ちゅうしゅう)の

 名月(めいげつ)」です。

 月見(つきみ)をして 美(うつく)しい満月(まんげつ)を 楽(たの)しむ日です。

 ススキ 月見団子(つきみだんご)などを お供(そな)えして 月(つき)を見(み)て

 楽(たの)しみます。

 お月見(つきみ)に いい天気(てんき)になるかなあ。


 

組織が変わる(119) 「行動と結果の因果関係」

 その行動が繰り返すか、繰り返さないかは、行動の直後の結果によって決まる。それを明らかにするのが、ABCモデルである。先行条件(A)→行動(B)→結果(C)という因果関係を見える化するものである。そのことに関する、石田本による第119回目の引用である。

【引用はじめ】

 望ましい行動をさせるための結果にはどんなものがあるだろうか。それは本人にとって本当に効果があるのか。また、望ましい行動を自発的に繰り返させるためにはどんな結果を与えるのが最も効果的か。それを調べるのがABCモデルである。

  • 先行条件(Antecedent)…行動のきっかけとなる目的
  • 行動(Behavior)…行為、発言、振る舞い
  • 結果(Consequent)…行動によってもたらされるもの

 行動はA(先行条件)とC(結果)によって変化する。つまり三者は因果関係にあると言える。人が行動を繰り返すかどうかは結果によって決まるので、望ましい行動を続けさせるには、続けたくなるような結果を生まなければならない。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.141~p.142    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 ABCモデルにおいて、B(行動)を変えるのは、C(結果)しだいである。C(結果)がどんなものになるかで、B(行動)が増えたり、減ったり、変わらなかったりするのである。 B(行動)の後のC(結果)がわかれば、B(行動)がどうなるかを予測できるということである。

2025年10月5日日曜日

【利用者向け1406】高市早苗総裁に決定

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月5日 日曜日(にちようび)。

 昨日(きのう)の 自民党(じみんとう)総裁選挙(そうさいせんきょ)では 高市(たかいち)

 早苗(さなえ)さんが 総裁(そうさい)に選(えら)ばれました。

 日本(にほん)では初(はじ)めて 女性総裁(じょせいそうさい)が選(えら)ばれました。

 高市(たかいち)さんは 次(つぎ)の国会(こっかい)で 総理大臣(そうりだいじん)に

 選(えら)ばれるのは確実(かくじつ)です。

 石破首相(いしばしゅしょう)に 代(か)わって 新(あたら)しい首相(しゅしょう)に

 高市早苗(たかいちさなえ)さんになります。

 日本(にほん)のリーダーとして 高市早苗(たかいちさなえ)さんが がんばってくれる

 ことになりました。

 いい福祉施策(ふくししさく)を やってくれることを願(ねが)います。 

組織が変わる(118) 「行動を増やすか減らすかどっち?」

 上司の役割は、部下の適切な行動をいかに増やし、不適切な行動をいかに減らすかである。そのことに関する、石田本による第118回目の引用である。

【引用はじめ】

 上司の選択肢は「行動を増やす」か「行動を減らす」の二つしかない。実行する上で重要なのは、いかにポジティブなリインフォース(強化)を与えていくか、いかに罰やペナルティを使わないようにするかである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.141    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 上司にとって、部下の行動をポジティブなリインフォース(強化)によって、いかに増やすことができるかである。不適切な行動がみられたら、代替行動に置き換えられようにするのだ。

2025年10月4日土曜日

【利用者向け1405】第36回のぞみの家祭

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月4日 土曜日(どようび)。

 第(だい)36回(かい)のぞみの家(いえ)祭(まつり)を 盛大(せいだい)に 開催(かいさい)

 しました。

 開会(かいかい)セレモニーでは 迫力(はくりょく)ある 滝山小学校(たきやましょう

 がっこう)の 龍山太鼓(りゅうざんたいこ)が 披露(ひろう)されました。

 お天気(てんき)にも 恵(めぐ)まれて 220人(にん)の お客(きゃく)さんが みえられ

 ました。

 文教大(ぶんきょうだい)と 芸工大(げいこうだい)の 学生(がくせい)さんの 

 アトラクションも ありました。

 販売(はんばい)コーナー 模擬店(もぎてん) ディスカウトショップなど とても

 にぎやかでした。

 テーマ 「りのりで んぶんに んなで」楽(たの)しもうが うまくできました。

 

組織が変わる(117) 「文句ばっかりは取り合わない」

 部下の理不尽な不平不満を解消したい。それに対して、いちいち相手にしていたら問題が生ずるばかりだ。上司は毅然として対応をとるべきだ。それには、叱責でなく、適切なあり方を指導することである。そのことに関する、石田本による第117回目の引用である。

【引用はじめ】

 常に文句を言っている人に対して、その都度、取り合うのは生産的でない。無視するのではなく、その行動は問題だとはっきり言う。あなたにとっても自分にとっても無益だから、いくら注意を喚起しても対処するつもりはない、ということも説明しよう。

 ポジティブな発言が出たときは、必ずリインフォース(強化)する。パフォーマーが良くない習慣をなくしたら、その行動が完全に消滅するかどうかはあなた自身にかかっている。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.138    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 今まで、不平ばっかりだった部下に、上司がしっかりあるべき行動を教えた。部下がそうした行動ができたら、適時適切にリインフォース(強化)するのである。


2025年10月3日金曜日

【利用者向け1404】棒ダラ入りの芋煮給食

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月3日 金曜日(きんようび)。

 昨日(きのう)は 「芋煮会(いもにかい)の日」でした。

 芋煮会発祥(いもにかいはっしょう)の地(ち) 中山町(なかやままち)の

 小学校(しょうがっこう)では 給食(きゅうしょく)に「芋煮(いもに)」が

 出(で)ました。

 牛肉(ぎゅうにく)でなく 「棒(ぼう)ダラ」入(い)りの 芋煮(いもに)です。

 魚(さかな)のだしが出(で)て おいしかったそうです。

組織が変わる(116) 「マネージャーの行動を変えた」

 若手のマネージャーは、女性社員の不満をまとも聞き入れていた。そのため、困り果てていた。仕事はとどこおるし、同僚にも迷惑をかけている。何とかしたいと上司に相談したのである。上司は的確なアドバイスをしてくれた。そのことに関する、石田本による第116回目の引用である。

【引用はじめ】

 若手マネージャーに対して、女性社員が不平不満を並べ立てる。「トイレが汚い」「パソコンソフトが時代遅れだ」「仕事量の分配が不公平だ」……。マネージャーが素直に対応して問題を解決すると、彼女はすぐに新たな問題を見つけてきて不満を口にする。きりがなかった。マネージャーがまともに相手になったことで「不満を訴える」という行動がリインフォース(強化)されてしまったのだ。

 上司がマネージャーに対して的確なアドバイスをした。それによってマネージャーはこの問題からあっさり解放された。彼女が仕事をしている時だけ席を訪れ、話を聞くこと。以前と同じ不満を口にしたら、怒らせないようにその場を離れること。

 マネージャーがほんの少し行動を変えただけで彼女との行動に変化が表れた。彼女の不満はほぼゼロになり、それと反比例する形で生産性が急上昇した。そのときの効率の上昇率を示したのが右図である。彼女と同僚の人間関係も見る見るうちに好転していった。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.135~p.136    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 マネージャーは、不満たらたらの女性社員に対して、仕事に取り組んでいる時だけ相手するようにした。不満を言ったら、うまくその場を離れるようにした。マネージャーは、女性社員の不満をリインフォース(強化)しないようにしたのである。

2025年10月2日木曜日

【利用者向け1403】芋煮会の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月2日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「芋煮会(いもにかい)の日」です。

 10月2日は 「い(1)も(0)に(2)」(芋煮)と読(よ)む ごろ合(あ)わせ

 から 「芋煮会(いもにかい)の日」にしています。

 中山町(なかやままち)が 「芋煮会(いもにかい)」の 発祥(はっしょう)の地(ち)と

 なっています。

 最上川(もがみがわ)舟運(しゅううん)に たずさわっていた人(ひと)たちが

 荷揚(にあ)げなどしたあと 棒鱈(ぼうだら)とサトイモの煮炊(にた)きをして

 食(た)べたのが 始(はじ)まりです。


 

  

組織が変わる(115) 「不満ばっかりの社員」

 不満ばかりを訴える社員はなぜそうするのだろう。不満を訴えることが、リインフォース(強化)されることに気付くべきなのである。不満を訴えると、思いどおりの結果が起きるからである。そのことに関する、石田本による第115回目の引用である。

【引用はじめ】

 結果は人の行動を増やしたり減らしたりする。したがって、行動に影響を与えるには結果に目を向けることが欠かせない。

 ある若手マネージャーが上司に訴えた。女性社員の一人に腹が立っているというのだ。彼女は事務所の前で待ち伏せしていて、マネージャーが出てくると仕事場へ引っ張っていく。そして不平不満を並べ立てる。「トイレが汚い」「パソコンソフトが時代遅れだ」「仕事量の分配が不公平だ」……。

 マネージャーが素直に対応して問題を解決すると、彼女はすぐに新たな問題を見つけてきて不満を口にする。きりがなかった。彼女とのやり取りに膨大な時間を費やしたが、話し合いはいつも不満のオンパレード。マネージャーがまともに相手になったことで「不満を訴える」という行動がリインフォース(強化)されてしまったのだ。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.135    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 マネージャーは、女性社員の不満に応えていた。マネージャーにとっては、大したことでないことと思いながらも我慢して不満の解消を行ってきた。女性社員にとっては、それが満足のいくものとなり、少々のことでもマネージャーに訴えることを繰り返すことになった。 

2025年10月1日水曜日

【利用者向け1402】神無月

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年10月1日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 午前中(ごぜんちゅう) 大雨(おおあめ)になりました。

 今日(きょう)から 10月。

 10月は 「神無月(かんなづき)」とも言(い)います。

 「神無月(かんなづき)」とは 10月に 全国(ぜんこく)の神様(かみさま)が

 島根県(しまねけん)出雲大社(いずもたいしゃ)に 集(あつ)まって会議(かいぎ)を

 します。

 神様(かみさま)が 留守(るす)になるということで 「神(かみ)が無(な)くなる月」

 です。

 反対(はんたい)に 神様(かみさま)が集(あつ)まる出雲(いずも)は

 「神在月(かみありつき)」です。 

組織が変わる(114) 「安全手順に従わない社員」

 煩わしい安全手順を守らない社員に対して、上司はなんら注意することもない。その社員は安全手順をないがしろにすることを続ける。何か問題が生じたら、誰が責任をとるのか。いざとなったら、責任のなすりつけになりそう。それでいいのだろうか。そのことに関する、石田本による第114回目の引用である。

【引用はじめ】

 ここに安全手順に従わない社員がいる。ややこしくて時間ばかりかかるので、彼は安全手順などないほうがいいと考えている。手順に従わなくても上司は罰やペナナルティを科さないので、違反と知りつつも安全手順をすっ飛ばす。時間と手間が省けるというメリットがあるからだ。このメリットは彼にとってポジティブなリインフォース(強化)に他ならない。上司は何ひとつしていないのだが、結果的に彼の違反をポジティブにリインフォース(強化)しているのだ。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.134    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 安全手順を守らなくても、今まで問題が起きなかった。だから、面倒な安全手順を守らないままである。上司も問題は起きないので、安全手順の厳守について問題視することもない。部下も上司も安全手順をそもそも重視してない。しかし、安全手順を設定しているのも、危険性が生ずる可能性があるからである。それを軽視していることである。その軽視が滅多にないとはいえ、重大事故が起きたらどうするのだろう。現場担当者のゆるみだけが問題とはいえない。上司も担当者に対する注意義務を果たしていないのだ。

2025年9月30日火曜日

【利用者向け1401】交通事故死ゼロを目指す日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月30日 火曜日(かようび)。

 9月30日は 「交通(こうつう)事故死(じこし)ゼロを目指(めざ)す日」です。

 みんなが 交通(こうつう)ルールをまもって 交通事故(こうつうじこ)に

 注意(ちゅうい)しようということで 始(はじ)まった日です。

 毎年(まいとし) 多(おお)くの人(ひと)が 交通事故(こうつうじこ)で

 死傷(ししょう)しています。

 交通安全(こうつうあんぜん)に対(たい)する意識(いしき)を高(たか)めて

 そうした事故死(じこし)を 防(ふせ)ごうとする 国民運動(こくみんうんどう)

 です。

 送迎(そうげい)の 車(くるま)などの 乗(の)り降(お)りにも 十分(じゅうぶん)

 注意(ちゅうい)しましょう。


  

組織が変わる(113) 「リインフォース(強化)しないと行動は減る」

 行動した直後の結果によって、次の行動が変わる。これが行動分析学の原理である。ある行動したら、その結果リインフォース(強化)されなければ、その行動は減っていく。そのことに関する、石田本による第113回目の引用である。

【引用はじめ】

 全ての結果は行動の後に生じる。この原則を延長していくと、上司がリインフォース(強化)しなくても部下が何らかの影響を受けるケースも起こりうる。

 通常、リインフォース(強化)されない行動は次第に減っていく。大変な苦労の末に問題を解決したとき、上司がねぎらう気遣いさえも示さなかったら、その社員は努力を怠るようになる。 

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.133~p.134    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 上司が部下ががんばっていい結果を出しているのに、何の関心も払わずにいたらどうなるだろう。おそらく、部下のがんばりもだんだん減っていくことだろう。部下のパフォーマンスに対して、しっかり把握するのも上司にとっての役割の一つである。

2025年9月29日月曜日

【利用者向け1400】招き猫の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月29日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「招(まね)き猫(ねこ)の日」です。

 9月29日の 「くる(9)ふ(2)く(9) 」(来る福)と読(よ)む ごろ合(あ)わせから

 「招(まね)き猫(ねこ)の日」としています。

 招(まね)き猫(ねこ)は 多(おお)くの人(ひと)に 福(ふく)を招(まね)いてもらう

 ものです。

 前足(まえあし)で 人(ひと)を招(まね)く形(かたち)をした 猫(ねこ)の

 置物(おきもの)です。 



組織が変わる(112) 「部下から負けたくない」

 何でも、勝ち負けで決めようとする人がいる。仕事で負けてしまうのが悔しいと、部下に対して辛らつな言葉を発したりする。部下の仕事ぶりを認めないのである。そのことに関する、石田本による第112回目の引用である。

【引用はじめ】

 一緒に働く人を打ちのめすことでリインフォース(強化)されている人がいる。家庭でも、子どもとゲームをしていて頭に血がのぼる父親がいる。相手が子供だろうと部下だろうと絶対に負けたくないのだ。このタイプが昇進すると、部下にケチをつけてばかりの上司になりやすい。

 ABCモデルにあてはめると次のようになる。

  •  A(先行条件) 「部下に負けてはいけない」
  •  B(行動) 「仕事で張り合う」
  •  C(結果1) 「やはり勝った。私は優秀だ」
  •  C(結果2) 「負けてしまった。私のほうが優秀だということを思い知らせてやる」

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.133    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 上司の役割に徹することができないと、部下の足を引っ張ることになる。 部下の優れたことに対する嫉妬だ。部下の頑張りを認めることによって、組織としてのパフォーマンスが向上する。そうなれば、上司も貢献していると認められる。上司と部下のより良い関係が、組織のパフォーマンス向上に寄与するのである。

2025年9月28日日曜日

【利用者向け1399】第19回やまがた馬まつり

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月28日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「第(だい)19回(かい)やまがた馬(うま)まつり」です。

 9時半(はん)から3時(じ)まで 蔵王(ざおう)みはらしの丘(おか)ミュージアムパークで

 行(おこな)われます。

 いい天気(てんき)になりました。

 のぞみの家(いえ)の お店(みせ)も出(で)ます。

 馬(うま)にも 乗(の)れます。

 たくさん お店(みせ)も出(で)てます。

 出(で)かけてみてください。

 

組織が変わる(111) 「管理職になっても部下とはりあう」

 部下の手柄がとても気にくわない。特に、仕事ができる上司に限ってそういう人がいる。自分より部下の仕事がいいとなると気に入らないのである。そのことに関する、石田本による第111回目の引用である。

【引用はじめ】

 女性プログラマーが抜擢されて管理職となった。プログラマー時代、彼女にとって最も積極的なリインフォース(強化)は同僚との競争に打ち勝つことだった。常に競争意識を持つことで仕事の能率を上げ、速さと質の高さによって自分の優秀性を誇示していたのである。これは決しておかしいことではない。

 ところが彼女の場合、管理職となってからも仕事が速くてうまいことを部下たちに示したがった。信じられないかもしれないが、部下たちが成功することは彼女にとって罰だったのである。何かについて部下と張り合い、仕事ができる部下に対しては辛らつな批評を加えた。現役時代の自慢話を繰り返し、部下をこき下ろし、彼らの功績は一切認めようとしなかった。

 一緒に働く人を打ちのめすことでリインフォース(強化)されている人は意外に多い。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.132~p.133    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 仕事は、個人プレイでない。チームによってやるものである。チームの関係性が良ければ、より良い結果が倍化されるのだが、それを理解できない上司がいたら悲劇である。いくら個人的に仕事ができる人であっても、上司にするべきでない。上司としては不敵な人事だ。

2025年9月27日土曜日

【利用者向け1398】大谷翔平選手はすごい

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月27日 土曜日(どようび)。

  ドジャースの 大谷翔平選手(おおたにしょうへいせんしゅ)は 現在(げんざい)54本(ほん)

 のホームランを打(う)っています。

 盗塁(とうるい)は 20個(こ)を記録(きろく)しました。

 ピッチャーとしても 活躍(かつやく)しています。

 すごいとしか 言(い)いようのない活躍(かつやく)ぶりです。

組織が変わる(110) 「経営陣と食事するのは嫌」

 誰でもがリインフォース(強化)だというのはない。人それぞれだ。そのことを十分踏まえた対応が重要だ。皆勤賞パーティに招待されることが嫌だという人もいるのである。そのことに関する、石田本による第110回目の引用である。

【引用はじめ】

 昔から「十人十色」と言われるように、ある人が好む結果を、別の人は嫌いだと感じるケースも珍しくない。たとえば、皆勤賞を設定したら社員がさぼるようになったという笑えない事例が報告されている。表彰制度の一環として皆勤賞を新設したのだが、そのほうびというのが皆勤パーティへの招待だった。社長をはじめ重役が勢ぞろいし、食事をしながら皆勤を称える。社員たちはひそかに話し合った。

 「つまり一日だけ休めば、重役たちの前に座らなくて済むわけだ」彼らにとって、経営陣と同席することは罰みたいなものだったのである。リインフォース(強化)と罰が人によっていかに違うかを示す例である。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.132    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 何がその人にとってリインフォース(強化)かは、実際試してみなければわからない。思い込みで大丈夫だろうと思っても、意外にそれはリインフォース(強化)でないこともある。うまくいかなければ、別なリインフォース(強化)で試すことである。 

2025年9月26日金曜日

【利用者向け1397】秋の彼岸明け

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年9月26日 金曜日(きんようび)。

  今日(きょう)は 「秋(あき)の彼岸明(ひがんあ)け」です。

 9月20日が 「彼岸(ひがん)の入(い)り」。

 9月23日が 「中日(ちゅうにち)」。

 今日(きょう) 9月26日は 「彼岸(ひがん)の明(あ)け」です。

 彼岸(ひがん)は 仏教行事(ぶっきょうぎょうじ)によるもので 祖先(そせん)を

 うやまう 日本独特(にほんどくとく)のものです。

 みなさんは お墓参(はかまい)りしましたか。

 「おはぎ」を 食(た)べましたか。