行動を強化するための好子には、いくつか種類がある。そこで、「強化のための好子」には、「もの」、「行動」、「フィードバック」などがあると紹介してきた。
今回は、「社会的好子」について、次のように紹介する。
舞田氏による著書の紹介は第130回目である。
【引用はじめ】
望ましい行動が一つ達成できるたびに、自分で自分を褒めた。
褒めたり、認めてあげたり、笑顔を見せることを社会的好子という。
社会的という意味は、「人間関係に関わる」ということだから、社会的好子は本来は他者から与えられるものである。
しかし、他者から与えられる社会的好子がすでに機能している人にとっては、それを自分で代行することも可能である。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.284、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
自らの行動がうまくいったとき、「よくやったぞ」と自らを褒めたりすることがある。
これが「社会的好子」にあたる。
自己強化において、こうした「社会的好子」が役立つときがある。
2020年4月27日月曜日
2020年4月26日日曜日
フィードバックも好子になる
行動を強化するための好子には、いくつか種類がある。
「強化のための好子」には、「もの」があり、さらに「行動」としての好子も前回紹介した。
今回は、「フィードバックも好子になる」ことを、次のように紹介する。
舞田氏による著書の紹介は第129回目である。
【引用はじめ】
自己強化するには、常に自分で自分の行動をモニターしなければならない。
データを記録してグラフを書くことも多い。
すると、このグラフの変化そのものが好子になって行動が変わってくることもある。
これがフィードバックの好子だ。
自己強化は、他者からの強化に比べて、正確さを欠くなどの弱点がないわけではない。
しかし、一方で二四時間自分を監視できるというメリットもある。
自分で記録をとるだけで行動が改善されることは、減量などのプログラムでよく見られる。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.284、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
ダイエットによって減量しようとがんばることがある。
毎日決まった時間に体重計にのる。
そして、それを記録し、グラフにする。
グラフを見て、自らの体重の変化をフィードバックしていくことで、減量することができたりするのだ。
「強化のための好子」には、「もの」があり、さらに「行動」としての好子も前回紹介した。
今回は、「フィードバックも好子になる」ことを、次のように紹介する。
舞田氏による著書の紹介は第129回目である。
【引用はじめ】
自己強化するには、常に自分で自分の行動をモニターしなければならない。
データを記録してグラフを書くことも多い。
すると、このグラフの変化そのものが好子になって行動が変わってくることもある。
これがフィードバックの好子だ。
自己強化は、他者からの強化に比べて、正確さを欠くなどの弱点がないわけではない。
しかし、一方で二四時間自分を監視できるというメリットもある。
自分で記録をとるだけで行動が改善されることは、減量などのプログラムでよく見られる。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.284、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
ダイエットによって減量しようとがんばることがある。
毎日決まった時間に体重計にのる。
そして、それを記録し、グラフにする。
グラフを見て、自らの体重の変化をフィードバックしていくことで、減量することができたりするのだ。
2020年4月25日土曜日
行動も好子になる
行動を強化するための好子には、いくつか種類がある。
「強化のための好子」には、「もの」としての好子を前回紹介した。
今回は、「行動も好子になる」ことを、次のように紹介する。
舞田氏による著書の紹介は第128回目である。
【引用はじめ】
心理学者プレマックが発見した原理に、生起頻度の低い行動は、生起頻度の高い行動で強化できるというものがある。
親が子どもに、「宿題が終わったら、テレビを見てよい」と言って、子どもに宿題をやらせる。
テレビを見るという生起頻度の高い行動を好子にして、宿題をするという生起頻度の低い行動を強化するやり方だ。
やるべきことをしたら彼氏に電話をしてもよい、映画を見る、ドライブに行く、というように使う。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.283~p.284、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
生起頻度の低い行動は、生起頻度の高い行動によって強化することができる。
課題レポートが目標までできたら、好きなビデオをみる。
課題レポートに取り組むことは、好きなビデオをみることより生起頻度は低い。
生起頻度の高いビデオをみることは、課題レポートを書くことの好子とすることができる。
「強化のための好子」には、「もの」としての好子を前回紹介した。
今回は、「行動も好子になる」ことを、次のように紹介する。
舞田氏による著書の紹介は第128回目である。
【引用はじめ】
心理学者プレマックが発見した原理に、生起頻度の低い行動は、生起頻度の高い行動で強化できるというものがある。
親が子どもに、「宿題が終わったら、テレビを見てよい」と言って、子どもに宿題をやらせる。
テレビを見るという生起頻度の高い行動を好子にして、宿題をするという生起頻度の低い行動を強化するやり方だ。
やるべきことをしたら彼氏に電話をしてもよい、映画を見る、ドライブに行く、というように使う。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.283~p.284、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
生起頻度の低い行動は、生起頻度の高い行動によって強化することができる。
課題レポートが目標までできたら、好きなビデオをみる。
課題レポートに取り組むことは、好きなビデオをみることより生起頻度は低い。
生起頻度の高いビデオをみることは、課題レポートを書くことの好子とすることができる。
2020年4月24日金曜日
強化のための好子
舞田氏は、自らの行動をコントロールするための手順について、6つあげてきた。
1つ目が「標的行動を定義する」、2つ目が「行動を記録する」、3つ目が「ベースラインをとる」、4つ目が「グラフをつける」、5つ目は「新しい随伴性を導入する」、そして6つ目が「随伴性を改良する」ことだった。
じゃー、その「強化のための好子」というのはどういうのか。次のようなことである。
舞田氏による著書の紹介は第127回目である。
【引用はじめ】
自己強化のための好子は、お金、自分を褒めること、前から買いたかったものなどがある。
「もの」としての好子は、自分へのご褒美として、やるべきことができたときに、欲しいものを手に入れるようにするのだ。
高価なスーツや眼鏡が欲しいこともある。
朝決めた時間に起きられたら、アイスクリームを買うなどもある。
いずれにしても、ものを好子に使うときは、自分がほしいもののリストをあらかじめ作っておくとよい。
そして、やるべきことができたときだけ買うことだ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.283、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
自己強化にとって、自分が欲しいものが「好子」となる。
それもひとそれぞれである。
どんなものが「好子」かきちっと把握しておく。
そうして、自分にとって大事なことができたら、ものとしての「好子」を直ちに与えられるようにすれば、その行動が増えるという理屈である。
1つ目が「標的行動を定義する」、2つ目が「行動を記録する」、3つ目が「ベースラインをとる」、4つ目が「グラフをつける」、5つ目は「新しい随伴性を導入する」、そして6つ目が「随伴性を改良する」ことだった。
じゃー、その「強化のための好子」というのはどういうのか。次のようなことである。
舞田氏による著書の紹介は第127回目である。
【引用はじめ】
自己強化のための好子は、お金、自分を褒めること、前から買いたかったものなどがある。
「もの」としての好子は、自分へのご褒美として、やるべきことができたときに、欲しいものを手に入れるようにするのだ。
高価なスーツや眼鏡が欲しいこともある。
朝決めた時間に起きられたら、アイスクリームを買うなどもある。
いずれにしても、ものを好子に使うときは、自分がほしいもののリストをあらかじめ作っておくとよい。
そして、やるべきことができたときだけ買うことだ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.283、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
自己強化にとって、自分が欲しいものが「好子」となる。
それもひとそれぞれである。
どんなものが「好子」かきちっと把握しておく。
そうして、自分にとって大事なことができたら、ものとしての「好子」を直ちに与えられるようにすれば、その行動が増えるという理屈である。
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