2022年7月31日日曜日

【利用者向け246】夏バテしそう

 今日(きょう)は 7月31日 日曜日(にちようび)。

 今朝(けさ)も もう25度(ど)になっています。

 昨夜(さくや)も 暑(あつ)くて ねぐるしかった。

 今日(きょう)の 最高気温(さいこうきおん)は 35度(ど)まで あがります。

 真夏日(まなつび)です。

 夏(なつ)バテ しそう。

 朝(あさ) 昼(ひる) 夕(ゆう)の 食事(しょくじ)は しっかり とることです。

 水分(すいぶん)も わすれずに。 

斬新なアイデアほど実現には時間を要する

 新しいアイデアを考えつき提案することが、弱化や消去されている。こういう状況とは、どういうものか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第134回目となる。

【引用はじめ】

 会社にとって提案されないものは存在しないのと同じです。考えるというだけでなく、考えて提案するというところまでを焦点に当てた行動を考える必要があります。すると現在は、この行動が消去されたり弱化されたりしていると思われます。具体的に調べてみると、以下のようなことがあります。

  • 提案しても、「できない理由」を言われて否定される(弱化)
  • 提案しても、「検討します」と言われ、いつ結果が出るのか分からない(消去)

 つまり、どのようなアイデアを提案しても、否決か持ち越しになり、その場で採用されることはないというのです。

 よほど簡単で小さなものであれば、その場で採用ということもできるでしょう。しかし、たいていの提案は、メリットとデメリット、費用と効果を比較し、実現可能性も見極めながら、やるべきか否かを慎重に検討する必要があります。斬新なアイデアであればあるほど、そうなります。しかも、やると決まったことでも、すぐに実現できるものは少なく、準備にある程度の時間がかかるものも多い。だから、提案する側にとっては、すぐに実現されることを望んでいても、現実にはその期待通りにはなかなかならないのです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.144~p.145

【引用おわり】

 新しいアイデアが提案されたとしても、それが受け入れられ実現するまでには、多くの時間が必要である。慎重審議を重ねてようやくアイデアは採用される。自分が初めに提案したものとは大きく変わっていることさえある。新しく斬新なアイデアというものはそういうものだ。新しいアイデアを生み出すということは、そういうプロセスを必要とするものだということを理解しておくことである。

2022年7月30日土曜日

【利用者向け245】コロナ感染者多いなあ

 今日(きょう)は 7月30日 土曜日(どようび)。

 新型(しんがた)コロナウイルス感染者(かんせんしゃ)が 多(おお)くなっています。

 昨日(きのう) 山形県(やまがたけん)では 817人の 感染者(かんせんしゃ)が

 出(で)ています。

 今(いま)までの 感染者数(かんせんしゃすう)を 合(あ)わせると

 4万人(まんにん)をこえました。

 山形市(やまがたし)は 173人が 昨日(きのう)の 感染者数(かんせんしゃすう)です。

 のぞみの家でも 感染(かんせん)して 休(やす)んでいる 人(ひと)がいます。

 

  

新しいアイデアが生まれない

 新しいアイデアがなかなか出ない。なぜか。アイデアそのものが生み出すことができないのか、それともアイデアが思いついても提案することがないのか。それによって、対応の仕方も変わってくる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第133回目となる。

【引用はじめ】

 新しいアイデアが生まれない、提案されないという状態はどういうことか。アイデアが生まれないとはいっても、ほんとうに誰も何も考えつかないのか、それとも考えついても言わないだけなのか。いずれにせよ提案されないものは存在しないのと同じです。考えるというだけでなく、考えて提案するというところまでを行動とします。すると現在は、この行動が消去されたり弱化されたりしていると思われます。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.143~p.144

【引用おわり】

 新しいアイデアを生み出すというのは、アイデアを考えついたらそれを提案することができてはじめて、新しいアイデアを生み出したと言える。こうした行動が強化されるようにしなければならない。新しいアイデアがなかなか生み出されないというのは、何らかの消去や弱化が働いている可能性がある。

2022年7月29日金曜日

【利用者向け244】肉の日

 今日(きょう)は 7月29日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「肉(にく)の日」です。

 日付(ひづけ)が 「に(2)く(9)」から とってあります。

 毎月(まいつき) 29日を 「肉(にく)の日」にしています。

 8月29日は 「焼肉(やきにく)の日」 11月29日は 「いい肉(にく)の日」です。

 肉(にく)を 食(た)べて 元気(げんき)になろうというわけです。

 肉(にく)は みんな 大好(だいす)きです。 

好景気と不景気での働き甲斐

 好景気のときは、働いてもうまくいくことが多い。そうなると、働き甲斐も感じることができる。しかし、不景気になったら、仕事もうまくいかないことが多くなる。こうなると、どうしても働き甲斐を感じられなくなる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第132回目となる。

【引用はじめ】

 好景気のもとでは自然と働くことに対する強化が起きます。だから人は一生懸命に働くのです。

 しかし景気が悪くなると、消去や弱化が起きるため、たとえ同じ人でも仕事への情熱が徐々に冷めてゆくのです。

 不景気下であっても好景気のときと同じような強化をするためにはどうしたらよいか。それを考え実行できれば、状況に風穴をあけることができるわけです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.143

【引用おわり】

 好景気では働けば強化されることが多い。しかし、不景気では働いても消去や弱化されることが多くなる。不景気のときでも、働くことに対して強化されるような状況をどうやってつくるか。そうした状況づくりに努力する必要がある。 

2022年7月28日木曜日

【利用者向け243】菜っ葉の日

 今日(きょう)は 7月28日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「菜っ葉(なっぱ)の日」です。

 「な(7)っ(2)ぱ(8)」と 読(よ)ませます。

 葉物野菜(はものやさい)を 食(た)べて 夏(なつ)バテを

 防(ふせ)ごうということです。

 葉物野菜(はものやさい)には キャベツ 白菜(はくさい) ほうれん草(そう)

 小松菜(こまつな) レタスなどが あります。

 ビタミン ミネラルが 豊富(ほうふ)です。



  

好景気での働き甲斐

  好景気のときには、とても働き甲斐がある。働けば働くほど見返りがある。働いた直後に強化されたり、ルールによる強化もされたりするからである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第131回目となる。

【引用はじめ】

 景気が良いときには、働けば働くほど成果があがるので、自分自身で達成感を感じやすいですし、周囲からも認められ感謝されるので充実感も得やすい状態になります。また、昨年までの自分より今の自分のほうが成長したという実感も得やすいでしょう。もちろん、お客様からも感謝され、支持され、ご愛顧を受けることで働く喜びも得られます。

 好景気での働き甲斐

 先行条件(A)景気が良いときに⇒行動(B)働く

  ⇒結果(C)成果があがる「強化」

  ⇒結果(C)充実感がある「強化」

  ⇒結果(C)成長感がある「強化」

  ⇒結果(C)お客様からの感謝「強化」

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.143

【引用おわり】

 景気が良いというのは、働くためには好条件である。働き甲斐を得やすいからである。成果があがるし、お客様から感謝されることも多い。働くためのハードルが低いと言える。売り上げが伸びれば、給料もあがる。こうした条件が整っていると働くことも強化されやすい。

2022年7月27日水曜日

【利用者向け242】スイカの日

 今日(きょう)は 7月27日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「スイカの日」。

 「な(7)つのつ(2)な(7)」(夏(なつ)の綱(つな))の ごろあわせから 「スイカの日」に

 なりました。

 スイカの 縞模様(しまもよう)が 綱(つな)に 見(み)えるからです。

 ちょっと 無理(むり)な 感(かん)じがしますね。

 原産地(げんさんち)は 南(みなみ)アフリカです。

 室町時代(むろまちじだい)に 日本(にほん)には 中国(ちゅうごく)から

 伝(つた)わってきました。

 果肉(かにく)の ほとんどが 水分(すいぶん)です。

 甘(あま)くて おいしいです。

 

 

働き甲斐がない理由

 勤務先の会社などにおいて、「働き甲斐がない」と感じる理由はなぜか。行動分析学に基づくABC分析によって考えてみる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第130回目となる。

【引用はじめ】

 働き甲斐がない理由

 先行条件(A)景気が悪いときに⇒行動(B)働く

  ⇒結果(C)成果があがらない「消去」

  ⇒結果(C)充実感がない「消去」

  ⇒結果(C)成長感がない「消去」

  ⇒結果(C)お客様からクレームあり「弱化」

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.142

【引用おわり】

 「景気が悪い」という先行条件(A)があって、「働く」という行動(B)を行っている。しかし、結果(C)はさんざん。成果なし、充実感なし、成長感なしと「働く」ことを「消去」することばっかり。さらに、クレームも多く、「働く」ことを「弱化」する。

 「働く」ことに対して、消去と弱化が多く、強化されることがほとんどない。こうであれば、「働き甲斐がない」のは当然の結果である。 

2022年7月26日火曜日

【利用者向け241】幽霊の日

 今日(きょう)は 7月26日 火曜日(かよび)。

 今日(きょう)は 「幽霊(ゆうれい)の日」です。

 1825年 歌舞伎(かぶき)で 「四谷怪談(よつやかいだん)」が 初(はじ)めて

 演(えん)じられた日が 今日(きょう)です。

 そこから 「幽霊(ゆうれい)の日」という 記念日(きねんび)になっています。

 夏(なつ)には 決(き)まって 幽霊(ゆうれい)の 話(はなし)が 出(で)てきます。

 昔(むかし)は 幽霊(ゆうれい)の 映画(えいが)を 夏(なつ)に やっていました。

 

働き甲斐を行動的に解釈する

 「毎日の仕事に働き甲斐を感じられない」について、行動分析学的にとらえ直してみよう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第129回目となる。

【引用はじめ】

 「日々の仕事に働き甲斐が感じられない」とは、どういうことか。

 働き甲斐というのも感覚を表す抽象的な表現ですので、これを行動的に解釈する必要があります。「働く」という行動が消去または弱化されていることであると解釈できます。ここでは今、どのような消去や弱化が起きているのでしょうか。以下のようなことです。

  • 仕事をしても、成果があがらない(消去)
  • 仕事をしても、充実感が得られない(消去)
  • 仕事をしても、成長が得られない(消去)
  • 仕事をしても、お客様からクレームをつけられる(弱化)

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.141

【引用おわり】

 「働き甲斐を感じられない」ということは、「働く」ことが強化されていない状況のことである。働いても、成果なし、充実感なし、成長なし、クレーム多しなどといったことがある。こうした消去や弱化が続けば、働く気が起こらなくなる。こうした状況をいっぺんには変えられないかもしれない。それでも、少しずつ成果を上げ、充実感や成長を得て、クレームを少なくする手立てを工夫することである。

2022年7月25日月曜日

【利用者向け240】かき氷の日

 今日(きょう)は 7月25日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「かき氷(ごおり)の日」です。

 「かき氷(ごおり)」は 「夏氷(なつごおり)」とも よばれます。

 「な(7)つ(2)ご(5)おり」の ごろあわせから 決(き)められました。

 1933年(昭和8年)7月25日 山形市(やまがたし)で

 日本最高気温(にほんさいこうきおん)を 記録(きろく)しました。

 それで かき氷(ごおり)を 食(た)べるのに ふさわしい日として

 選(えら)ばれました。

 


閉塞感を具体的にとらえ直す

 閉塞感に包まれているという組織とは、どういう状態をいうのか。それを具体的に考えてみる必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第128回目となる。

【引用はじめ】

 組織における閉塞感という漠然としたイメージを、具体的な状態にとらえ直すと、次の4つの状態で言い表されます。

  1. 日々の仕事に働き甲斐が感じられない
  2. 新しいアイデアが生まれない、提案されない
  3. みんなが互いに協力し合わない
  4. 人が辞める

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.140~p.141

【引用おわり】

 閉塞感のある組織とは、働き甲斐がなく、新しいアイデアも生まれず、協力もできず、多くが辞めていく。不平不満がいっぱいで、責任をとろうとしない。こうした組織は長続きするはずがない。いずれは破綻せざるを得ない。何か不祥事が起きたりしかねない。

2022年7月24日日曜日

【利用者向け239】一年前の東京オリンピック

 今日(きょう)は 7月24日 日曜日(にちようび)。

 昨日(きのう)の 7月23日は 一年前(いちねんまえ) 東京(とうきょう)

 オリンピックの 開会式(かいかいしき)が あった日(ひ)でした。

 開会式(かいかいしき)の 入場行進(にゅうじょうこうしん)では ドラクエの

 テーマ曲(きょく)が 使(つか)われました。

 コロナ感染拡大(かんせんかくだい)で 1年(ねん) 遅(おく)れて

 開催(かいさい)されました。

 それでも 観客(かんきゃく)を 入(い)れないで いろんな 競技(きょうぎ)が

 行(おこな)われました。

 日本(にほん)の 選手(せんしゅ)たちも がんばりました。

 スケートボードの 選手(せんしゅ)たちも 見事(みごと)な 技(わざ)を

 みせてくれました。

 テレビで いろんな競技(きょうぎ)を 見(み)ることが できました。 

組織の閉塞感を行動レベルでとらえ直す

 組織が閉塞感に包まれて、組織全体に覇気がみられない。それを変えるにはどうするか。イメージといったあいまいなとらえ方では、組織を変えることは難しい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第127回目となる。

【引用はじめ】

 「行動分析学マネジメントの基本」は次のとおりです。

  1. 問題を行動的に解釈する
  2. 現在の行動の原因となっている強化や消去や弱化を明らかにする
  3. 行動を変えるための新しい強化/消去/弱化を計画し実行する

 以上のような「基本」を踏まえて、次のような組織の変容に取り組む必要があります。

 まずは、現状の問題を行動的に解釈します。「閉塞感」というのは雰囲気であって行動ではありません。雰囲気というのものは目に見えないとらえどころのないものですから、それ自体を変えることはできません。あくまで人の具体的な行動を変えることで、職場の雰囲気は変わってゆくのです。

 職場の雰囲気は個人の事例より問題が複雑です。閉塞感という職場全体の雰囲気は、ある特定の個人の行動だけに由来するものではないからです。閉塞感という漠然としたイメージを、もう少し具体的な状態にとらえ直す必要があります。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.140

【引用おわり】

 組織の「閉塞感」といったことを具体的に行動レベルでとらえなければならない。それはどんな行動を指して言っているのか。そうでなければとっかかりが見出せない。行動として捉えられれば、その行動の原因を明らかにしやすい。そして、行動を変えるための方策を試みることができる。

2022年7月23日土曜日

【利用者向け238】土用の丑の日

 今日(きょう)は 7月23日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 土用の丑の日(どようのうしのひ)。

 この日(ひ)は うなぎを 食(た)べる 習慣(しゅうかん)があります。

 うなぎを 食(た)べて 夏(なつ)バテを 防(ふせ)ごうというわけです。

 栄養(えいよう)のある うなぎを 食(た)べるといいと 言(い)われています。

 これは 江戸時代(えどじだい)から 始(はじ)まった 習慣(しゅうかん)です。

 でも うなぎは 高(たか)い。

 甘(あま)いたれで やわらかく 焼(や)かれた うなぎ とても おいしい。

 さんしょうの かおりが ほんわかして ごはんの上に のせた うな丼(どん)

 食(た)べたいねえ。



 

 

  

覇気ある仕事を引き出すために

 「覇気がない」から「覇気がある」社員に変えたい。そのためには、どのようにすればいいか。しっかり仕事をする社員にすることである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第126回目となる。

【引用はじめ】

 社員の覇気ある仕事を引き出すために、次のことを導入しましょう。

  1. 全員が毎日の目標を立てることを職場のルールとする
  2. 毎日、夕方に進捗報告をさせる
  3. その日の目標が達成できた人には帰るよう上司から言う

 以上のようなことを続けてゆけば、覇気がないと思われていた人も、しっかりした挨拶をし、目線を上げて働き、ミーティングなどでも自分の意見を言い、毎日を全速力で働くようになるでしょう。

 そうなったときには、誰もその人のことを「覇気がない」などと言わなくなるのではないでしょうか。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.137

【引用おわり】

 覇気ある社員、覇気ある職場にする。それには、社員一人ひとりが毎日の適切な目標設定が必要である。そして、それがどのぐらい達成されたのかを、日々報告するようにさせる。目標どおり仕事が達成させることができたら、上司が強化するのである。こうしたことのシステム化によって、覇気ある職場になることが可能である。 

2022年7月22日金曜日

【利用者向け237】コロナが増え続けている

 今日(きょう)は 7月22日 金曜日(きんようび)。

 7月13日から20日まで のぞみの家も コロナのせいで

 休(やす)みになっていました。

 昨日(きのう)から 1週間(しゅうかん)ぶりに 多(おお)くの 人(ひと)たちと

 会(あ)うことができました。

 ただ まだ 休(やす)まなければならない 人(ひと)も います。

 早(はや)く もどってきてください。

 山形県内(やまがたけんない)の コロナ感染者(かんせんしゃ) 736人(にん)です。

 山形市(やまがたし)は206人 上山市(かみのやまし)は12人です。

 あっという間(ま)に ふえています。

 まずは みんな 気(き)をつけましよう。

 マスク 消毒(しょうどく) 密(みつ)にならないなどです。 

遅くまで会社にいることが強化されている

 定刻になっても、仕事が終わっているのに遅くまで残っている社員がいる。上司が帰るまでなかなか帰りにくい。なんかそんな雰囲気が感じられたりする。遅くまで残っていることが強化されているといっていい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第125回目となる。

【引用はじめ】

 日本の会社は、その日の仕事が終わっても遅くまで何となく会社にいなければいけないといった暗黙のルールが職場を支配していることがあります。こうしたルールは、社員のどのような行動を強化するのでしょう?

 答えは、「遅くまで会社にいる(遅い時間に帰る)」という行動です。速く働くという行動は強化していないのです。そうなると、この対象者のようにゆっくり働く社員もいれば、早々と自分の仕事が終わってしまった社員は仕事の遅い社員を手伝うことで一種の暇つぶしができる、といった状況も生まれます。

 そこで、自分の仕事が終わったら帰る、というルールを明示し徹底することで、優秀な社員ほど早く帰るという現象を作り出してしまえば、のんびりと仕事をしていつまでも帰れない人は取り残されて嫌な気持ちになるでしょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.136

【引用おわり】

 なんか残業するふりをして、遅くまで残っていることが良しとされる会社は、決していいと言えない。仕事を効率的にやっているとは言えないからである。生産性が上がっている会社ではないからだ。時間内に仕事を終えられる会社にすることが重要だ。そうしたルールが徹底した会社でなければならない。 

2022年7月21日木曜日

【利用者向け236】どんより気分

 今日(きょう)は 7月21日 木曜日(もくようび)。

 今朝(けさ)は どんよりした くもりぞら。

 日中(にっちゅう)も こんな天気(てんき)が 続(つづ)きそう。

 お昼(ひる)ごろは 雨(あめ)になりそう。

 こんな ぐずついた 天気(てんき)が 続(つづ)いています。

 梅雨(つゆ)が あけたというのに。

 気分(きぶん)も コロナのせいもあって どんよりしています。

 なんとか どんより気分(きぶん)を ふきとばしたいなあ。

  

一日の目標が達成できたら早く帰れる

 日本の職場では、何となく遅くまで残っている傾向がある。定刻に帰ることに罪悪さえ感じられる職場まである。サービス残業をしていることが素晴らしく思われる。これでは、仕事を効率的にやっているとは言えない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第124回目となる。

【引用はじめ】

 一日の目標が達成できたら早く帰れる、というルールをつくり、職場で徹底したらどうでしょう。

 日本の会社は、いつどうなれば帰ってよいのか、ルールがあいまいなところが散見されます。そのため、上司が帰るまで部下は帰れないとか、その日の仕事が終わっても遅くまで何となく会社にいなければいけないといった暗黙のルールが職場を支配していることがあります。 

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.136

【引用おわり】

 定刻に帰宅できるような職場にしなければならない。それには、通常の勤務においては、定刻に帰宅できるように仕事を効率的にできるようにすることである。計画的に仕事にはげむ職場であるべきだ。

2022年7月20日水曜日

【利用者向け235】月面着陸の日

 今日(きょう)は 7月20日 水曜日(すいようび)。

 1969年7月20日 アームストロング船長(せんちょう)が 月(つき)に

 着陸(ちゃくりく)した日です。

 人類(じんるい)が 初(はじ)めて 月(つき)に 降(お)り立(た)ちました。

 アメリカの 宇宙船(うちゅうせん)「アポロ11号(ごう)」で 月(つき)に

 着陸(ちゃくりく)しました。

 そのあと、12人(にん)の アメリカ人(じん) 宇宙飛行士(うちゅうひこうし)が

 月面(げつめん)に 降(お)り立(た)っています。

 1972年まで アポロ計画(けいかく)は 続(つづ)きました。

 そのあとは 50年(ねん)も 月(つき)に 行(い)った人(ひと)は いません。

  


目標を持つことの意義

 仕事するにあたって、目標を持つか持たないかでずいぶん違ってくる。目標なしで仕事を続けると、仕事の能率は良くならない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第123回目となる。

【引用はじめ】

 目標をもたない人は、ついのんびりと働いてしまいがちです。しかし「(きょうは)これをやるぞ」という目標意識を持つと、それだけで人の行動は活性化されます。また、自己強化にもつながります。

 一日の目標を立て、それが達成できれば、達成感を感じることができます。このときは、思いきり自分を褒めてあげるのがコツです。それを続けてゆけば、目標達成の快感を得たいがために、逆に目標未達成のときの気分の悪さを避けたいがために、毎日を張りを持って働くことになるでしょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.135~p.136

【引用おわり】

 仕事の能率を上げるには、目標を持つことである。目標が達成できたときの喜びを味わうことができる。仕事が目標どおりできたことが強化されるのである。適切な目標設定は、働きがいにつながる。

2022年7月19日火曜日

【利用者向け234】新型コロナウイルスの症状

 今日(きょう)は 7月19日 火曜日(かようび)。

 新型(しんがた)コロナウイルスに 感染(かんせん)すると いろいろな

 症状(しょうじょう)が あらわれます。

 熱(ねつ)、せき、だるさ、息切(いきぎ)れなどです。

 食欲(しょくよく)が なくなったり げりなども みられます。

 においや あじを 感(かん)じられなくなったりします。

 症状(しょうじょう)は 感染(かんせん)してから 5日ぐらいで あらわれます。

 1週間(しゅうかん)ぐらい 症状(しょうじょう)が 続(つづ)きます。

 多(おお)くの 人(ひと)は だんだん 良(よ)くなります。

 今日(きょう)は 施設閉鎖日(しせつへいさび)になりました。

 家(うち)で ゆっくり してください。

 

 

目標を立てて仕事をする

 「ゆっくり仕事をする」部下に、上司は困っている。一日の目標を立てさせて、それを報告させるようにした。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第122回目となる。

【引用はじめ】

  「ゆっくり仕事をする」部下への対処として、毎日その日の目標を立てさせ、夕方に進捗報告をさせるようにしてはどうでしょう。そうすれば、ゆっくり仕事をしていたら夕方には上司に叱られることになります。「仕事をする」という行動は朝からするので、夕方に叱られるという結果は行動直後のものではありません。ですから、これはルール支配行動の一種です。

 「ゆっくり仕事をして、その日の目標を達成できなかったら、夕方には叱られる」というルールが、ゆっくり仕事をするという行動を弱化することになるのです。逆に、てきぱきと働いてその日の目標を夕方までに達成できれば進捗報告で褒められる、というルールを導入すれば、速く働く(早く仕事を終える)行動が強化されます。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.135

【引用おわり】

 目標が達成できたら強化し、達成できなかったら弱化する。目標の達成状況を報告させるようにして、仕事をどの程度できるようになったか見える化したのである。仕事が速いか遅いかを明確にして、部下の仕事量を認識させるようにしたのである。 

2022年7月18日月曜日

【利用者向け233】海の日

 今日(きょう)は 7月18日 月曜日(げつようび)。

 海(うみ)の日です。

 そして 3連休(れんきゅう)の 最終日(さいしゅうび)。

 海(うみ)の日は 海(うみ)の めぐみに 感謝(かんしゃ)する日です。

 海(うみ)の国(くに) 日本(にほん)が 栄(さか)えることを 願(ねが)う日です。

 海(うみ)の日を 国民(こくみん)の 祝日(しゅくじつ)にしている 国(くに)は

 世界(せかい)でも 日本(にほん)だけです。


  

ゆっくり仕事をする人への対処

 「ゆっくり仕事をする」部下を何とかしたいと思っている。どうすればいいか。部下は上司が嫌な顔をしても視線を合わせようとしないので、気付かない。これでは、「ゆっくり仕事をする」ことが弱化されず、「速く仕事する」ことが強化されない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第121回目となる。

【引用はじめ】

 ゆっくり仕事をすることへの対処を考えましょう。まず、ゆっくり仕事をすれば、普通は上司のイライラした視線に出くわし、行動が弱化されます。つまりもっと速く仕事をしようとします。ですが、この人の場合は普段から目を伏せているので、上司の刺すような視線を感じずに済みます。

 目線を上げて働くようになれば、それも変わるでしょう。しかし、目線を上げたら上司の刺すような視線に出くわすというのでは、目線を上げるという行動がまた弱化されかねません。ですから、いらついた目線というのは結局この場合はない(しない)ほうがよさそうです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.134~p.135

【引用おわり】

 部下が「ゆっくり仕事する」ことを続けている。目線も上げず仕事をしているので、上司のイライラだけでは何の効果もない。目線を上げて上司のイライラが分かったら、なおさら視線を上げなくなる可能性がある。こうしたゆっくり行動を変容するには、目標を決めて仕事をするなどが必要になる。

2022年7月17日日曜日

【利用者向け232】3連休の中日

 今日(きょう)は 7月17日 日曜日(にちようび)。

 3連休(れんきゅう)の 中日(なかび)です。

 どう過(す)ごしていますか。

 体調(たいちょう)は いいですか。

 天気予報(てんきよほう)では 最高気温(さいこうきおん)が 28度(ど)ぐらいまで

 しか 上(あ)がりません。

 窓(まど)あけて 空気(くうき)の いれかえするといい。

 エアコンを つけて 窓(まど)を しめたままでいると 空気中(くうきちゅう)の

 コロナウイルスも とじこめられます。

 コロナ感染者(かんせんしゃ)が 全国(ぜんこく)で 11万人(まんにん)

 こえました。

 

論理的理解だけでは反発されやすい

 部下などの発言内容が不適切だとしたら、頭から否定することは禁物だ。そもそも発言することが少ないとしたらなおさらである。発言を促すことを大事しないと。すぐはうまく発言できないことを受け入れる必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第120回目となる。

【引用はじめ】

 「相手を否定してはいけないというなら、間違っていることでも正しいと言わなければいけないのか」とか、「間違っていることを間違っていると言って、何がいけないのか」という人がいますが、それは人との関わり合いを論理的理解だけでとらえている人が抱きやすい誤解です。そういう人は否定されると、発言者は「あなたは、私の話をちっとも分かってくれていない」と反発することがあります。そうした反発に、論理的理解しかできない人は対応できません。

 「分かっていない? そんなことはない。十分に分かったから間違いを指摘しているのではないか」と言ったとしても、発言者は納得しないでしょう。上司として、部下を論破することが大事なのか、それとも、部下の望ましい行動を引き出したいのか、どちらが大切かよく考えてみることが大切です。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.133~p.134

【引用おわり】

 部下などの立場を認めてこそ、発言も引き出せるのである。初めから高いレベルの発言内容を求めても難しい。まずは、相手が抵抗なく自由闊達に発言できるようにすることである。少々の問題や間違いあっても、目くじらたてた物言いでなく、相手の納得を得られる対応こそ大事だ。それが共感的理解ということになる。 

2022年7月16日土曜日

【利用者向け231】PCR検査

 今日(きょう)は 7月16日 土曜日(どようび)。

 新型(しんがた)コロナウイルス感染者(かんせんしゃ)が 急(きゅう)に

 増(ふ)えてきています。

 のぞみの家でも PCR検査(けんさ)を 受(う)け人(ひと)がいます。

 感染(かんせん)しているかどうかを 調(しら)べる検査(けんさ)です。

 熱(ねつ) 出(で)ていませんか。

 今日(きょう)から 3連休(れんきゅう)です。

 家(いえ)で ゆっくり 過(す)ごしているほうがいいですね。 

  

共感的理解のできる人は一味違う

 発言の少ない部下が発言したら、何らかの強化をすることは大切だ。もちろん、適切な発言でない場合もあるだろう。そうした場合も配慮ある対応が必要である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第118回目となる。

【引用はじめ】

 論理的に間違っているものは、間違っていると言わなければなりません。ですが、共感的理解のできる人は、否定や反論の仕方も一味違います。

 「君の気持ちはとてもよく分かるけど」「自分も、できればそうしたいと思うけど」など、相手の心情をおもんぱかった言葉が必ず入ります。そうした言葉があって、発言者の深い気持ちをくんであげたうえで、否定や反論するなら、発言者のモチベーションは下がることがありません。むしろ、自分の考えが足りなかったことに気づき、気づかせてくれたあなたに感謝するでしょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.133

【引用おわり】

 発言したことそのものは、受け入れて修正すべきことは修正して、発言を促すようにすべきだ。発言内容に不備があったにしても、発言に対しては肯定すべき言葉をくわえることである。ミーティングなどにおいては、共感的に自由に発言できる場の設定にすることが大事だ。こうすることが、発言を積極的に引き出すことにつながる。


2022年7月15日金曜日

【利用者向け230】今日は新暦のお盆

 今日(きょう)は 7月15日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 新暦(しんれき・あたらしいこよみ)の お盆(ぼん)です。

 山形(やまがた)は 旧暦(きょうれき・むかしのこよみ)で お盆(ぼん)をします。

 お盆(ぼん)と 言(い)われても ピンとこないかもしれません。

 お盆(ぼん)は 先祖(せんぞ)の れいを まつる 行事(ぎょうじ)です。

 墓(はか)まいりに お寺(てら)さんへ 行(い)きます。

 亡(な)くなった 人(ひと)に おまいりをする日(ひ)です。 

論理的理解と共感的理解

 部下などの発言が少なくて困っている。それを引き出すにはどうするか。発言しやすいきっかけをつくって、発言したら、その直後に強化する。こうした繰り返しが原則と言っていい。ただ、その発言が的外れということもある。そうした場合、どう対応するか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第117回目となる。

【引用はじめ】

 人の発言には、的外れなものや思慮が足りないもの、間違っているものがたくさんあるでしょう。しかし、それを間違っているからといって頭ごなしに否定されては、発言者は、もう発言しようとしなくなります。発言が弱化されてしまうのです。

 人が人を理解するには、論理的理解と共感的理解の2種類があります。論理的理解とは、相手の話を頭で論理的に聞き理解することです。ここでは、間違っているものは間違っていると判断されます。本当は違うのに「それは正しい」などと言っては嘘になります。

 ですが理解のしかたにはもう一つ、共感的理解というものがあります。これは、相手の話を自分の心(胸)で情緒的に聞き理解するというものです。つまり、話の表面的な内容だけではなく、相手がそういうことを言いたくなる気持ちを理解してあげるというものです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.132~p.133

【引用おわり】

 発言内容には、適切な問題提起や提案などある。そうしたものには、受け入れやすく強化される。しかし、見当はずれで、受け入れがたいものだってある。こうした発言にはどう対応すればいいか。頭ごなしに批判・否定は禁物である。発言は発言としてまずは受け入れ、どこがどう問題かていねいに説明して、相手が受け入れやすい修正を行うのである。それが共感的な対応である。そうすることで、相手の発言内容やしかたも変わってくる。 

2022年7月14日木曜日

【利用者向け229】新型コロナ急にふえている

 今日(きょう)は 7月14日 木曜日(もくようび)。

 新型(しんがた)コロナの 感染者(かんせんしゃ)が また 増(ふ)えています。

 昨日(きのう)は 山形県内(やまがたけんない)で 268人が

 感染(かんせん)しました。

 2日 連続(れんぞく)で 200人を こえました。

 山形市(やまがたし)では 67人の 感染者(かんせんしゃ)が でました。

 感染(かんせん)しないためには 次(つぎ)のことに 注意(ちゅうい)しましよう。

 正(ただ)しく マスクを つける。

 蜜(みつ)を さける。

 こまめな 換気(かんき)。

 こまめな 手洗(てあら)い。

 

 

  

発言に対して共感的理解を示す

 滅多に発言しない部下が問題提起などしてきたら、それに対して適切な対応をすることである。丸投げしたら、負担感ばっかりで部下は損したと思われたら逆効果である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第116 回目となる。

【引用はじめ】

 部下の発言内容が問題提起や提案などであったとき、「じゃあ、あなたやってよ」と発言者本人だけに解決や改善の責任や負担を負わせてしまうのも考えものです。

 ただの言いっ放しを避けるために、何らかの大事な役割を担っててもらうことはいいでしょうが、たとえば誰かに手伝わせるとか、上司自ら助力をするなどの支援はすべきです。それでこそ、発言者は自分の発言に組織的な価値があったのだと感じることができます。

 投げたボールをただ投げ返されたような、「君がそう思うなら邪魔はしないから一人でやってくれ」的な反応では、発言者は自分の発言に十分な価値を感じることができません。むしろ孤独感を感じてしまうかもしれません。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.132

【引用おわり】

 部下の問題提起や提案がうまく進められるように、組織において支援していく体制をつくることが大切である。部下の発言を大切にしていることを示すのだ。そうされれば、部下は嬉しくなる。次の発言も積極的になる。そういう良い循環ができる組織が重要である。 

2022年7月13日水曜日

【利用者向け228】安倍元首相の葬式

 今日(きょう)は 7月13日 水曜日(すいようび)。

 昨日(きのう)は 安倍元首相(あべもとしゅしょう)の 葬式(そうしき)が ありました。

 安倍元首相(あべもとしゅしょう)は 7月8日 銃撃(じゅうげき)で 亡(な)くなりました。

 その衝撃(しょうげき)は すごかった。

 日本中(にほんじゅう) 世界中(せかいじゅう)が 悲(かな)しみました。

 世界(せかい)の リーダーから お悔(く)やみの メッセージが 届(とど)きました。

 昨日(きのう)の 葬式(そうしき)にも 献花(けんか)する 人(ひと)たちが

 長(なが)い 列(れつ)を つくりました。

 ひつぎを 乗(のせ)た 車(くるま)を 見送(みおく)る 人(ひと)たちで

 いっぱいになりました。 

発言したら強化する

 部下にとって、ミーティングなどにおいて発言することが苦手な人がいる。そうした部下にどのような対応をすればいいか。発言を促すきっかけが必要だろう。そして、発言したらどのようにうけこたえすればよいかである。

 以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第115回目となる。

【引用はじめ】

 発言することの少ない対象者が発言したら、上司(や周囲の参加者)は興味深そうに聞いてあげることが大事でしょう。たとえそれまで、あまりパッとしない発言が多かったとしても、「どうせまた、つまらないことを言うのだろう」という顔をして聞いては駄目です。

 また、聞くだけ聞いて、聞き流してもいけません。きちんと対応することを、その場で確約すべきです。もちろん、すぐに実行に移せないものもあるでしょうし、検討を要するものもあるでしょう。そういう場合には、実行のために何をするのか、いつ結論を出すのか、といったことをその場で明言しましょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.131~p.132

【引用おわり】

 発言が少ない部下が発言したら、こちら側は発言そのものを暖かく受け入れることである。発言内容がどうのこうのよりも、発言したことを強化するのである。部下が発言することがこんなにも歓迎されるのだという経験こそ大事だ。自分の発言が役立ったと思えたらなおいい。発言直後の強化の繰り返しによって、発言回数も増えてくる。

2022年7月12日火曜日

【利用者向け227】コロナがまた広がってきている

 今日(きょう)は 7月12日 火曜日(かようび)。

 新型(しんがた)コロナウイルスが また 拡大(かくだい)しています。

 7月9日には 山形市(やまがたし)で 24人が 感染(かんせん)しました。

 山形県内(やまがたけんない)では あわせて 150人が 感染(かんせん)しています。

 今(いま)まで 県内(けんない)で 感染(かんせん)した 人(ひと)は 3万人(まんにん)を

 こえています。

 コロナに 感染(かんせん)しないよう 今(いま)までどおり マスク 手洗(てあら)い

 消毒(しょうどく)など 続(つづ)けて いきましょう。


  

発言を促すために「君の意見は?」と水を向ける

 発言をすることが少ない。そうした部下の発言を促すためには、発言をするきっかけが必要である。

 以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第114回目となる。

【引用はじめ】

 ミーティングなどで発言を促そうと、「対象者に『君の意見は?』」と水を向ける」などしてみます。言語指示で、発言行動を促すのです。多くの場合、このように促されれば、たいていの人は何か言うでしょう。そうしたら、その行動を強化するのです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.130~p.131

【引用おわり】

 ミーティングなどにおいて、なかなか発言がない。それには、発言を引き出すきっかけがなければならない。指名することで、その人から発言を引き出すのである。発言したらすかさず強化するのだ。まずは発言内容の良し悪しにこだわらず、強化することが大事だ。発言することが活発になるような雰囲気が必要である。

2022年7月11日月曜日

【利用者向け227】開票特別番組

  今日(きょう)は 7月11日 月曜日(げつようび)。

 昨日(きのう)は 参議院議員選挙(さんぎいんぎいんせんきょ)の

 投票日(とうひょうび)でした。

 暑(あつ)い 一日(いちにち)でした。

 それぞれの 党(とう)が 精(せい)いっぱいの 選挙運動(せんきょうんどう)を

 行(おこな)った 結果(けっか)が 出(で)ました。

 昨日(きのう)の 夜(よる) 八時過(はちじす)ぎから 開票(かいひょう)が

 行(おこな)われました。

 テレビで 開票(かいひょう) 特別番組(とくべつばんぐみ)を していました。

 山形選挙区(やまがたせんきょく)では 舟山康江(ふなやまやすえ)さんが

 当選(とうせん)しました。

 これから 6年間(ねんかん) 舟山(ふなやま)さんは 参議院議員(さんぎいんぎいん)として

 活躍(かつやく)します。 

発言すれば良いことがある

 ミーティングにおいて発言することがほとんど見られない。どうすればよいか。発言行動が強化されてないためである。強化の機会をつくる必要がある。まずはどうすればいいか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第113回目となる。

【引用はじめ】

 ミーティングなどで発言するようにするには、どうしたらよいか。まずは行動のきっかけを与えましょう。

 たとえば、「他の出席者の発言を褒めたり傾聴したりする」のです。他の出席者の発言を強化するのです。それを対象者に見せることで、発言すればこういう良いことがあるのだと知らせ、それにより対象者の行動を促そうとするのです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.130~p.131

【引用おわり】

 ミーティングにおいて発言行動を促すきっかけが必要である。そのためには、発言する人を褒める。発言する人の話を熱心に聞く。発言すれば良いことがあることを、分かってもらうのだ。そうしたきっかけで、発言がほとんどなかった人が、「〇〇さんどうだね」と促して、ちょっとした発言でもあったら、「なるほど」などと大きくうなずいたりするのである。そうしたきっかけを何度か繰り返すことによって、発言することに抵抗も徐々になくしていくのである。

2022年7月10日日曜日

【利用者向け226】参議院選挙の投票日

 今日(きょう)は 7月10日 日曜日(にちようび)。

 参議院選挙(さんぎいんせんきょ)の 投票日(とうひょうび)です。

 投票所(とうひょじょ)は みんなが 住(す)んでいる ところの 学校(がっこう)や

 コミュニティセンターなどです。

 家族(かぞく)の 人(ひと)と いっしょに 行(い)ってください。

 山形県選挙区(やまがたけんせんきょく)の 立候補者(りっこうほしゃ) 一人(ひとり)の

 名前(なまえ)を 書(か)きます。

 全国比例(ぜんこくひれい)では 立候補者(りっこうほしゃ)の 名前(なまえ)か

 党名(とうめい)かの どちらかを 書(か)きます。

 前(まえ)もって この人(ひと)がいいと 決(き)めて 投票(とうひょう)してください。

 投票所(とうひょうじょ)に 行(い)ってからだと どうしたら いいか まごつきます。

 そんなときは 家族(かぞく)の 人(ひと)に 相談(そうだん)すると いい。


  

ミーティングでの発言を促す

 ミーティングにおける発言が少ない。それを心配する上司にとって、やるべきことは何か。上司もそれなりの努力が必要である。発言を促す「きっかけ」を与え、発言行動が引き出されたらすかさず強化することである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第112回目となる。

【引用はじめ】

 ミーティングなどで発言するようにするには、どうしたらよいか。まずは行動のきっかけを与えましょう。たとえば、以下のとおり。

  1. ミーティングの初めに、「積極的に発言してほしい」と出席者に言う
  2. 他の出席者の発言を褒めたり傾聴したりする
  3. 対象者に「君の意見は?」と水を向ける

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.130~p.131

【引用おわり】

 ミーティングにおいて、活発な発言をするような状況がほしい。そのためには、発言が引き出されるような「きっかけ」を提示されることである。「活発な発言をと言葉がけ」「発言する人を褒める」「君の意見は?と促す」などと、発言のきっかけをつくるのである。発言しやすい雰囲気といってもいい。

2022年7月9日土曜日

【利用者向け225】安倍元首相なくなる

 今日(きょう)は 7月9日 土曜日(どようび)。

 昨日(きのう)は 衝撃的(しょうげきてき)な 事件(じけん)が 起(お)きました。

 安倍元首相(あべもとしゅしょう)が 街頭演説中(がいとうえんぜつちゅう) 銃(じゅう)で

 撃(う)たれて 亡(な)くなってしまいました。

 奈良市(ならし)での 出来事(できごと)です。

 7月8日 午前(ごぜん) 11時(じ)半(はん)ごろです。

 使(つか)われたのは 改造銃(かいぞうじゅう)。

 犯人(はんにん)の 部屋(へや)からも いくつもの 改造銃(かいぞうじゅう)が

 見(み)つかっています。

 明日(あした)は いよいよ 参議院選挙(さんぎいんせんきょ)です。

 その二日前(ふつかまえ)に こうした 大事件(だいじけん)が 起(お)きてしまいました。 

うつむいている部下に声をかける

 うつむき加減で。「目を伏せがち」な部下が、目を上げるようにしたい。そのための上司はどのような働きかけをすべきか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第111回目となる。

【引用はじめ】

 うつむいている部下を心配して声をかけるというのは上司として何らおかしくありませんし、それどころか、そうすべきであると言えます。人の上に立つ人にとって、元気のなさそうな部下にそっとしておいてあげようなどと接しないようにするというのは、優しさの名を借りた怠慢かもしれません。

 もしほんとうに何か問題を抱えているために下を向いているのであれば、そこで声をかければ問題を発見し解決してあげることができますし、別に何も問題なく順調に仕事をしているのであれば、上司のそうした言葉がけは(子どもが親の言葉をそう感じるように)部下にとっては少々うっとうしいのかもしれませんが、目を伏せるという行動を強化することになります。

 つまり、目を上げるという望ましい行動を強化し、目を伏せるという望ましくない行動は弱化するのです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.130

【引用おわり】

 上司が部下に対して、優しく声がけすることによって、緊張感をやわらげたりすることができる。その時、部下が目を上げたら間髪入れず、上司はニッコリ笑みを浮かべるのである。

 上司によるきっかけ「優しい声がけ」⇒部下の行動「目を上げる」⇒上司の強化「笑みをうかべる」というABC分析である。 

2022年7月8日金曜日

【利用者向け224】七転八起の日

 今日(きょう)は 6月8日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 七転八起(しちてんはっき)の日。

 日付(ひづけ)の 「七(7)転八(8)起」の ごろ合(あ)わせから きています。

 七回(ななかい) 転(ころ)んで 八回(はっかい) 起(お)きあがる 意味(いみ)です。

 なんど 失敗(しっぱい)しても それに 負(ま)けないで がんばること。

 2016年4月14日 熊本地震(くまもとじしん)がありました。

 地震(じしん)の 被害(ひがい)から たち上(あ)がろうと

 「くまモンの 起(お)き 上(あ)がり こぼし」が 作(つ)られました。



  

上司の言葉がけがうっとうしい

 上司にとって、覇気が足りないと思っている部下は「目を伏せがち」である。だから、上司はみんながいる職場において、その部下に何気ない言葉がけをして、部下が目線を上げるようにするのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第110回目となる。

【引用はじめ】

 上司から、きっかけを与えられて部下が目を上げたら、そこですかさず強化です。以前は目を上げると上司と目が合い、すると上司が仕事のことについてあれこれと聞いてくるので、それがうっとうしくて目を伏せていました。

 そこでたとえば、部下が目線を上げているとき、上司と目が合ったら、上司はただ部下にねぎらいの言葉をかけるようにしたらどうでしょう。それならば、うっとうしさもなく、自分のことを認めてもらえて嬉しいと思うのではないでしょうか。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.129

【引用おわり】

 上司にとって、「目を伏せがち」な部下が気になれば、その行動にターゲットを絞って、適切な行動を引き出す方法を考えるのである。そのために、「調子どう?」「暑いねえ」などと積極的に言葉がけして自然に目線が上がるようにする。それが抵抗なくできるようになるよう続けるのだ。部下も問題なく目線上げるようになるだろう。 

2022年7月7日木曜日

【利用者向け223】七夕かざり

 今日(きょう)は 7月7日 木曜日(もくようび)。

 7月7日は 七夕(たなばた)。

 この夜(よる)、天の川(あまのがわ)を はさんで おりひめ星(ぼし)と ひこ星(ぼし)が

 出会(であ)う 日です。

 みんなで 七夕(たなばた)かざりを 作(つく)りました。

 どんな お願(ねが)いを 書(か)きましたか。

 「コロナが なくなりますように」。

 「みんな 元気(げんき)で いられますように」。

 「仕事(しごと)が 上手(じょうず)に できますように」。

 一人(ひとり)ひとりの 願(ねがい)いを こころこめて 書(か)きました。



  

行動のきっかけづくり

 覇気のない部下がいる。特に、上司にとっては目を伏せがちにしている部下が気になる。それをなんとかしたい。どんな方法が考えられるか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第109回目となる。

【引用はじめ】

 部下の目が伏せがちであるという問題に対する改善策を考えましよう。行動変革フレームワークに基づき、まずは行動のきっかけとなる刺激を使いましよう。

  1. 朝礼などで「下を向かず、目線を上げて働こう」と職場の人々に呼びかける。
  2. 目線を上げて働いている人を見つけたら、対象者が見聞きできるところで褒める。
  3. 上司自身がいつも、うつむかず目線を上げているように努める。

 元気な挨拶をしている人には、「お、きょうも元気だね」などと言い、目線を上げて働いている人には「気合が入っていていいね」などと言う。そうやって職場の雰囲気をつくってゆくのが、職場の長の責任の一つです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.127~p.128

【引用おわり】

 目を伏せがちにしている部下は、今までそうした行動をすることで強化されていたのだろう。そうした行動を変容させるには、それに代わる目を上げて行動することを強化するのである。目を上げて働く「きっかけ」が必要となる。そこで、目を上げて働こうといった「呼びかけ」をする。目を上げて働いている人は褒められることを「見聞き」してもらう。さらに、上司自ら目を上げて行動するなどの「模範」を示すことである。「呼びかけ」「見聞き」「模範」といった目を上げて行動することを引き出す「きっかけ」を心がけたい。 

2022年7月6日水曜日

【利用者向け222】ワクチンの日

 今日(きょう)は 7月6日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「ワクチンの日」です。

 1885年7月6日 パスツールが 狂犬病(狂犬病)ワクチンを 少年(しょうねん)に

 接種(せっしゅ)しました。

 それを 記念(きねんし)した日です。

 新型(しんがた)コロナウイルスワクチンも 多(おお)くの 人(ひと)が

 打(う)っています。

 そのおかげで 病気(びょうき)の 予防(よぼう)に 役立(やくだ)っています。

 ワクチンとは 感染症(かんせんしょう)の 病原体(びょうげんたい)を

 弱(よわ)めたものを 体内(たいない)に 打(う)ちます。

 それで 感染症(かんせんしょう)に 対(たい)する 免疫(めんえき)を つくります。

 免疫(めんえき)は 感染症(かんせんしょう)に かかりにくくする

 働(はたら)きです。

  


行動変革フレームワークとは

 部下が望ましい行動をできるようにするにはどうするか。上司にとっては大きな課題である。身近なところでは、部下が適切な場で適切に挨拶をするなんてことである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第108回目となる。

【引用はじめ】

 行動変革フレームワーク

 「きっかけ」=望ましい行動を引き出す

 ⇒「行動」=対象者が行動する

 ⇒「強化」=強化する

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.127

【引用おわり】

 挨拶することができずにいる部下の行動を変える。そのために、上司は挨拶するという望ましい行動を引き出す「きっかけ」を与え、部下が挨拶するといった「行動」をしたら、すかさず「強化する」のである。「きっかけ」⇒「行動」⇒「強化」という「行動変革フレームワーク」によって、「望ましい行動」を引き出すのである。もちろん、一回でできるものではない。繰り返して試みる必要がある。徐々に挨拶するなどの行動の変容がみられるのである。

2022年7月5日火曜日

【利用者向け221】ねぐるしい夜

 今日(きょう)は 7月5日 火曜日(かようび)。

 毎日(まいにち) 暑(あつ)い日が 続(つづ)いています。

 暑(あつ)いなあと つい 言(い)ってしまう。

 夜(よる)も ねぐるしい。

 今日(きょう)も 暑(あつ)い 一日(いちにち)に なりそうです。

 最高気温(さいこうきおん) 32度(ど)という 予報(よほう)です。

 夕方(ゆうがた)は 雨(あめ)になりそう。

 帰(かえ)りが 心配(しんぱい)。

 歩(ある)いて 帰(かえ)る 人(ひと)は 気(き)をつけないと。

 雷(かみなり)にも 注意(ちゅうい)しないと。

挨拶するきっかけづくりも大事

  部下が挨拶をほとんどしない。そのために、上司としてはそれがすごく気になる。挨拶するようにするにはどうするか。部下が挨拶した直後に強化すればいいのだか、挨拶を滅多にしないので、褒めたりして強化する機会がない。どうすればいいのだろう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第107回目となる。

【引用はじめ】

 「挨拶する」ようにする強化の工夫は、全て行動の後に行います。つまり、対象者が挨拶しない限り、強化はできません。そこで、行動直後の強化に加え、行動の前にも、行動を促すきっかけをつくってみるのです。たとえば、次のようにです。

  1. 朝礼などで「お互いに、きちんと挨拶しよう」と職場のみんなに呼びかける
  2. 元気でいい挨拶をしている人を、対象者が見聞きできるところで褒める
  3. こちらから声をかけ挨拶する 

 特に2と3は、対象者から模倣という行為を引き出します。2では、褒められている人を見て、その人の行動を真似しようとします。3では、挨拶したあなたの行動を、相手が真似ることになります。そうやって挨拶という行動を引き出したうえで、強化するのです。

 このように、きっかけ⇒行動⇒強化の三本柱で考えるのが、行動変革の一つの「型」です。これを行動変革フレームワークと呼ぶことにします。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.126

【引用おわり】

 挨拶したらその行動の直後に強化するだけではうまくいかない。挨拶することが滅多にないからだ。そうなったら、挨拶をするきっかけが必要である。行動を引き出すためのきっかけによって、挨拶を促し、挨拶したらその直後に強化するのである。きっかけといっても、難しいことではない。「職場内で挨拶しようと呼びかけ」「元気に挨拶する人を褒める」「自ら挨拶する」なのだ。

2022年7月4日月曜日

【利用者向け220】山形新幹線開業30周年

  今日(きょう)は 7月4日 月曜日(げつようび)。

 7月1日 山形新幹線(やまがたしんかんせん)が 開業(かいぎょう)して

 30周年(しゅうねん)になりました。

 今(いま) 東京(とうきょう)まで 2時間半(じかんはん)で 

 行(い)くことができます。

 昔(むかし)は 特急(とっきゅう)を のりついで 3時間(じかん) 以上(いじょう)

 かかっていました。

 それが とても 便利(べんり)に 東京(とうきょう)に 行(い)くことが

 できるようになりました。

 これから 福島(ふくしま)での 東北新幹線(とうほくしんかんせん)との

 切(き)り 離(はな)しが もっと便利(べんり)になります。

 遅(おく)れなども ずっと 少(すく)なくなる 予定(よてい)です。

  

挨拶するようにするための働きかけ

 「覇気のない」部下として、レッテルを貼られているその人は「挨拶」もろくにしないとみられている。「挨拶」をしない理由はなぜだろう。「挨拶」するようにするためには、どうすればいいのだろう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第106回目となる。

【引用はじめ】

 「覇気のない」部下の行動の一つとして、挨拶をしないことがありました。挨拶しないのは、次の理由からです。

  1. 挨拶をしても、返事がなく無視される
  2. 挨拶すると、相手にジロリと睨まれる
  3. 挨拶すると、仕事について追及される

 そこでまずは、上司から率先して、次のようなことをすることです。

  1. 部下が挨拶したら、必ず挨拶を返す
  2. 部下が挨拶したら、笑顔で頷いてあげる
  3. 部下が挨拶したら、「ご苦労さま」などねぎらいの言葉をかけ、その場では部下の仕事を追求しない

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.122

【引用おわり】

 部下が「挨拶しない理由」は、「無視される」「睨まれる」「追及される」といった消去や弱化されるためである。そこで、上司はその逆をやってみるといい。部下が「挨拶」したら、上司は「挨拶を返す」「笑顔で頷く」「ねぎらいの言葉をかける」のである。部下が挨拶した直後に、上司はそうした行動によって強化するのだ。そうしたことを繰り返せば、部下も「挨拶」をするようになる。

2022年7月3日日曜日

【利用者向け219】台風4号どう動く

 今日(きょう)は 7月3日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)も 暑(あつ)くなります。

 昨日(きのう)は 35度ごえの 猛暑日(もうしょび)という 予報(よほう)が

 出(で)ていました。

 でも 最高気温(さいこうきおん)は 34.4度と 猛暑日(もうしょび)には

 なりませんでした。

 今日(きょう)は 最高気温(さいこうきおん)が 35度と

 予想(よそう)されています。

 暑(あつ)くなるのは 確実(かくじつ)です。

 台風(たいふう)4号(ごう)が 沖縄(おきなわ)に 夜(よる) 一番(いちばん)

 接近(せっきん)します。

 そのあと どんな風(ふう)に 進(すす)むか。

 山形(やまがた)に どう 影響(えいきょう)するか 心配(しんぱい)です。

 今日(きょう)は 夜(よる)になったら 雨(あめ)が 降(ふ)る 予報(よほう)です。 

ゆっくり仕事をすることをますます強化

 「ゆっくり仕事をする」部下にとって、その行動はどんなことで強化されているのか。上司や同僚はどんな対応をしているか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第105回目となる。

【引用はじめ】

 ゆっくり仕事をする困った部下に対して、上司が「まだかね」と言わんばかりのイライラした目で見るのだが、その部下は目を伏せがちなので、そうした表情に気付かない。それで、「上司が他の人に仕事を振り分ける」。上司にとっては、部下の仕事の遅さにイライラさせられた挙句に、その部下のゆっくり仕事をする行動をさらに強化していることになります。

 また、「優しい同僚が手伝ってくれる」。本人にとっては負担が軽くなるだけでなく、同僚の優しさに触れることもできて嬉しい気持ちになって、強化の効果はさらに大きくなります。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.120~p.121

【引用おわり】

 「ゆっくり仕事をする」部下に対して、上司や同僚は誤った対応をしている。そのため、その部下の「ゆっくり仕事をする」ことが続く。上司は「他の人に仕事を振り分ける」。同僚は「仕事を手伝ってくれる」。その部下にとっては、仕事の負担が減って、同僚の好意が嬉しい。「ゆっくり仕事をする」ことに対する「好子出現による強化」となっているのだ。

2022年7月2日土曜日

【利用者向け218】猛暑日になりそう

 今日(きょう)は 7月2日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)も 暑(あつ)くなるぞう。

 35度(ど)だって。

 猛暑日(もうしょび)だ。

 今日(きょう)は 休日(きゅうじつ)。

 外(そと)に 出(で)るときは ぼうしかぶって。

 時々(ときどき) ひかげで 休息(きゅうそく)とるといい。

 水(みず)も 準備(じゅんび)して 出(で)かけよう。

 あんまり 長(なが)く 外(そと)に 出(で)ないほうがいい。

 

  

ゆっくり仕事をすることを強化している

 「ゆっくり仕事をする」部下は、その行動が強化されているからそうなっている。どんな行動が強化されているのだろうか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第104回目となる。

【引用はじめ】

 ゆっくり仕事をする困った部下に対して、上司が「まだかね」と言わんばかりのイライラした目で見るのは、弱化にあたります。ですから多くの人は、上司からこのような目で見られないように一生懸命に仕事をしようとします。

 ですがこの人の場合は、いつも目を伏せていますから、上司の険のある表情を見ないで済むのです。となると、弱化の効果はあまりありません。

 一方、「上司が他の人に仕事を振り分ける」のは、本人にとっては自分の仕事の負担が軽くなるわけですから強化となります。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.120

【引用おわり】

 「ゆっくり仕事をする」部下は、目を伏せがちである。上司がそれに対して嫌な顔をしても、そのことに気付くことはない。目を伏せて相手がどんな表情をしているか見ないから、自分のペースでゆっくり仕事を続ける。

 かえって、他の人に仕事が振り分けられて、その部下は仕事の負担が軽くなって得する。「ゆっくり仕事する」ことが強化されるのだ。こうなれば、自分の「ゆっくり仕事をする」ペースを変えることはない。

 上司がねらっている通りには、その部下の「ゆっくり仕事をする」行動は変えられない。

2022年7月1日金曜日

【利用者向け217】今日から7月

 今日(きょう)は 7月1日 金曜日(きんようび)。

 毎日(まいにち) 暑(あつ)い 日(ひ)が 続(つづ)いています。

 もう7月です。

 令和(れいわ)4年 2022年も 半年(はんとし)が 過(す)ぎました。

 1年の 半分(はんぶん)が 過(す)ぎました。

 ウクライナでは ロシアの 侵略(しんりゃく)が 続(つづ)いています。

 ウクライナの 住宅(じゅうたく) ビル アパート スーパー 工場(こうじょう)など

 なにもかもが 壊(こわ)されています。

 たくさんの 子(こ)ども 母親(ははおや) 老人(ろうじん) 障がい者が むざんに

 殺(ころ)されています。

 参議院議員選挙(さんぎいんぎいんせんきょ)の 投票日(とうひょうび)は

 7月10日です。

 7月9日は あじさいこんにゃく祭(まつ)りが あります。 

ゆっくり仕事をする理由

 「覇気のない」部下だとされている理由の一つは、「仕事がゆっくりだ」と上司などから見られている。なぜ、「ゆっくり仕事をする」のだろうか。そこには、行動の直後に強化や弱化されている結果があるはずだ。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第103回目となる。

【引用はじめ】

 ゆっくり仕事をする困った部下のことを分析します。この職場においてゆっくり仕事をすると行動の結果は、以下のようになります。

  1. 上司が「まだかね」と言わんばかりのイライラした目で見る(弱化)⇒でも「目を伏せていれば平気」
  2. 上司が他の人に仕事を振り分ける(強化)
  3. 優しい同僚が手伝ってくれる(強化)

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.119~p.120

【引用おわり】

 部下にとって、「ゆっくり仕事」してもなんら問題を感じない。それよりも、自らが有利になってしまう状況があるのだ。難しい仕事が、自分にまわってこない。上司から皮肉を言われても、どこ吹く風でいればいい。結局は、その部下はこんな人だとレッテルを貼られて、あきらめてしまう。部下にとっても、職場にとっても大きな損失である。