2023年12月31日日曜日

【利用者向け762】大みそか

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月31日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「大(おお)みそか」。

 今年(ことし) 最後(さいご)の日です。

 「年越(としこ)しそば」を 食(た)べて 次(つぎ)の年(とし)をむかえます。

 除夜(じょや)の鐘(かね)が お寺(てら)では 鳴(な)らされます。

 紅白歌合戦(こうはくうたがっせん)も 見(み)たりします。

 みなさんも いい年(とし)をむかえましょう。

 


島宗リーダー本97「行動を増やす強化、行動を減らす弱化」

 その行動が増えたり、減ったりするのは行動の直後の後続事象の状況しだいで決まる。そうした内容について、島宗リーダー本による第97回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の後に出現したとき、その行動の将来の頻度を増やす後続事象を好子、行動の後に出現したとき、その行動の将来の頻度を減らす後続事象を嫌子と呼んでいます。

 行動の後に好子が出現することでその行動の将来の頻度が増えることを強化、行動の後に嫌子が出現することでその行動の将来の頻度が減ることを弱化と呼んでいます。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.59 )

【引用おわり】

 行動の頻度を増やす後続事象は好子であり、行動を減らす後続事象は嫌子だ。その結果、行動が増えることは強化、行動が減ることは弱化である。こうした手続きをうまく活用すると、生活にも仕事にも便利なツールとすることができる。 

2023年12月30日土曜日

【利用者向け761】今年も残すところあと二日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月30日 土曜日(どようび)。

 今年(ことし)も 残(のこ)すところ 今日(きょう)も 含(ふく)めて あと二日(ふつか)。

 令和(れいわ)5年が 終(お)わり 西暦(せいれき)2023年が 終(お)わります。

 今年(ことし) みなさんは どんなこと がんばりましたか。

 一生(いっしょう)けん命(めい) 作業(さぎょう)なども がんばることが

 できたんじゃないですか。 

 のぞみの家(いえ)まつりも することができて良(よ)かった。

 来年(らいねん)も いい年(とし)にするために かんばろうね。

島宗リーダー本96「個人攻撃の罠にはまって思考停止」

  中田さんは"人見知り"だから、「部下に話しかける」ことが苦手だ。だから、この性格を変えないと部下にはうまく話しかけることができない。こうした決めつけが、あきらめをうむことになってしまう。個人攻撃の罠にはまっている結果である。そうした内容について、島宗リーダー本による第96回目の引用である。

【引用はじめ】

 "人見知り"な性格が原因で部下に話しかけないのだと思い込んでいた中田さんですが、状況が変われば話しかけるのですから、性格が決定的な要因とは言えません。

 個人攻撃の罠にはまると思考停止状態になり、それ以上、行動を変える要因について考えなくなってしまいます。

 そんなときにABC分析で随伴性を推定してみると、標的行動に影響している様々な要因が見えてきます。

 行動を変えるにはどうすればよいか、その手掛かりもつかめるようになります。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.59 )

【引用おわり】

 個人攻撃の罠にはまって、性格をなおさないとなどと思考停止状態に陥る。これでは問題行動の改善が難しくなるばかり。それよりも、標的行動に影響している要因の分析を行う方がいい。先行事象→標的行動→後続事象の関係を明らかにするのである。 

2023年12月29日金曜日

【利用者向け760】今日から正月休み

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月29日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)から 正月(しょうがつ)休(やす)みです。

 正月(しょうがつ)休(やす)みは 12月29日から 1月3日までです。

 お家で ゆっくり 過ごすことになりますね。

 テレビを 見(み)たり おせち料理(りょうり)を 食べたりするか。

 神社(じんじゃ)に 初(はつ)もうでに 出(で)かけたりもしますね。 

島宗リーダー本95「標的行動をABC分析すると」

  中田さんが「部下に話しかける」ときの状況を、ABC分析するとどうなるか。先行事象、標的行動、後続事象と並べて記述するとわかりやすい。そうした内容について、島宗リーダー本による第95回目の引用である。

【引用はじめ】

 中田さんにとっての「部下に話しかける」という標的行動を、ABC分析すると次のとおりである。

先行事象(A) 「部下からの情報が必要なときに」「中田さんのオフィスで」「会議中に」

標的行動(B) 「部下に話しかける」

後続事象(C) 「部下の仕事が中断しない」(ー) 「部下が戸惑った表情をしない」(ー) 「他の部下がざわつかない」(ー) 「部下から情報が得られる」 (↑)

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.58 )

【引用おわり】

 「部下に話しかける」という標的行動の直後の「後続事象」では、どのような状況が生ずるかを明らかにするのである。そうすると、将来において標的行動の「部下に話しかける」ことが増えるのは「部下から情報が得られる」ことだということがわかる。 

2023年12月28日木曜日

【利用者向け759】今日は終業式

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月28日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 終業式(しゅうぎょうしき)があります。

 あと ボーナス支給日(しきゅうび)です。

 楽(たの)しみです。

 明日(あす)からは 年末休暇(ねんまつきゅうか)。

 12月29日から 1月3日まで 休(やす)みです。

 正月(しょうがつ)は どんなことをして 過(す)ごしますか。

 年越(としこ)しそば お雑煮(ぞうに)など ごちそうも たくさんあります。

 食(く)い過(す)ぎて 太(ふと)ったりするのが 心配(しんぱい)です。 

島宗リーダー本94「後続事象は行動にどう影響しているか」

  中田さんの「部下に話しかける」という標的行動について、その直後の後続事象によって、将来の行動にどのように影響するか予測できる。そうした内容について、島宗リーダー本による第94回目の引用である。

【引用はじめ】

 後続事象が将来の標的行動に及ぼす影響はどのように推測すればいいでしょうか。中田さんに話を聞けば、「部下の仕事が中断する」ことや「他の部下がざわつく」ことを気にしていたことがわかりますから、それがヒントになります。ただし、聞き取りによる情報はあくまでヒントです。当事者が信じていることが行動の原因とは限りません。より有効なのは、同じような標的行動が生じている場面を探して、比較することです。

 中田さんは、自分のオフィスに部下を呼び出したときには問題なく話しかけていました。会議のときも同じです。この様子をABC分析して比べることで、後続事象が行動に及ぼしている影響を推測するのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.58 )

【引用おわり】

 中田さんが「部下に話しかける」ことは、自分のオフィスだと抵抗ない。しかし、部下の仕事場においては、「話しづらい」と感じている。「部下の仕事を中断させてしまう」し、「他の部下がざわつく」からだ。場面によって、話しかけること一つとっても、やりやすいこととやりにくいことがわかる。 

2023年12月27日水曜日

【利用者向け758】ピーターパンの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月27日 水曜日(すいようび)。

  今日(きょう)は 「ピーターパンの日」です。

 ピーターパンの 物語(ものがたり)は 知(し)っている人(ひと)も

 多(おお)いはずです。

 童話劇(どうわげき)として 1904年12月27日 ロンドンで

 初演(しょえん)されました。

 イギリスの ジェームス・バリーが 原作者(げんさくしゃ)です。

 ウォルトディズニーの アニメーション映画(えいが)でも 有名(ゆうめい)です。

 ピーターパンは 大人(おとな)にならない 子(こ)どもとして ネバーランドで

 楽(たの)しい 冒険(ぼうけん)をする物語(ものがたり)です。



島宗リーダー本93「将来の標的行動に及ぼす影響は」

  中田さんは「部下に話しかける」という標的行動について、ビデオクリップ法によって、行動の直前と行動の直後の一連の流れを行動分析した。そうした内容について、島宗リーダー本による第93回目の引用である。

【引用はじめ】

 中田さんの「部下に話しかける」という標的行動の直前の状況や出来事の「先行事象(A)」(Antecedents)、その標的行動の直後の状況や出来事を「後続事象(C)」(Consequences)をABC分析すると次のとおりになります。

 先行事象(A) 「部下からの情報が必要なときに」「部下の席で」

 標的行動(B) 「部下に話しかける」

 後続事象(C) 「部下の仕事が中断する (↓) 」「部下が戸惑った表情をする (↓) 」「他の部下がざわつく (↓) 」「部下から情報が得られる (↑) 」 

 後続事象それぞれには括弧をつけ、矢印を書き入れ、その後続事象が将来の標的行動にどのように影響するか推測して示します。将来その行動を増やすと予測するなら上向き矢印(↑)を、減らすと予測するなら下向き矢印(↓)を、影響しないと予測するなら横線(ー)を、予測不可なら疑問符(?)を記入しておきます。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.57~p.58 )

【引用おわり】

 中田さんの「部下に話しかける」という標的行動の直後の後続事象によって、将来その行動を増やすか、減らすかを予測してみる。「部下の仕事が中断する」と今後の「部下に話しかける」行動は減る可能性が高い。逆に、「部下から情報が得られる」となれば、標的行動は増える可能性が高まる。このように、先行事象(A)、標的行動(B)、後続事象(C)とABC分析すると、標的行動が今後どのように変化するか予測しやすくなる。

2023年12月26日火曜日

【利用者向け757】風呂の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月26日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 「風呂(ふろ)の日」です。

 26日の日付(ひづけ)の ごろ合わせで 「ふ(2)ろ(6)」と 読(よ)ませる

 ところからきています。

 毎月(まいつき) 26日が 「風呂(ふろ)の日」です。

 風呂(ふろ)に入(はい)って 体(からだ)を せいけつにしましょう。

 体(からだ)も あたたまります。

 特(とく)に 寒(さむ)い日は 気持(きも)ちも 豊(ゆた)かになります。


   

島宗リーダー本92「ABC分析」

 上司の中田さんは部下に対して、なかなか話しかけられない。それをビデオクリップ法でイメージ化したものを、行動分析してみるとどうなるか。そうした内容について、島宗リーダー本による第92回目の引用である。

【引用はじめ】

 自分は"人見知り"な性格だからと、部下に話しかけずにいた中田さんが部下に話しかける時の様子をビデオクリップ法を使ってイメージ化しました。その時の、「標的行動(B)」(Target Behavior)は「部下に話しかける」行動です。 

 標的行動の直前の状況や出来事を「先行事象(A)」(Antecedents)と呼び、標的行動の直後の状況や出来事を「後続事象(C)」(Consequences)と呼びます。随伴性の分析は、標的行動に影響しそうな先行事象や後続事象を書き出すことから始めます。これをABC分析と呼んでいます。

 先行事象(A) 「部下からの情報が必要なときに」「部下の席で」

 標的行動(B) 「部下に話しかける」

 後続事象(C) 「部下の仕事が中断する (↓) 」「部下が戸惑った表情をする (↓) 」「他の部下がざわつく (↓) 」「部下から情報が得られる (↑) 」 

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.57 )

【引用おわり】

 「部下に話しかける」という標的行動は、その直前にはどうなっているか。 その直後にはどうなっているか。直前、行動、直後の3つにわけた分析である。これをABC分析と呼ぶ。ABC分析によって、中田さんがかかわる行動がどうなっているか、その関係性を明らかにすることができる。それを手がかりに「直後」の状況がどうなっているかはっきりし、「行動」にどう影響しているかを知ることができるのだ。

2023年12月25日月曜日

【利用者向け756】クリスマス

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月25日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は クリスマスです。

 12月23日 土曜日(どようび)には のぞみの家(いえ)で クリスマス会(かい)を

 やりました。

 クリスマスコンサートも あって 楽(たの)しかったですね。

 クリスマスは キリスト教(きょう)の お祭(まつ)りです。

 イエス・キリストの 誕生(たんじょう)を祝(いわ)う日です。

 ヨーロッパでは 家族(かぞく)と一緒(いっしょ)に クリスマスツリーを 飾(かざ)り

 プレゼント交換(こうかん)をします。

  

島宗リーダー本91「中田さんが部下に話しかけるイメージ」

 上司の中田さんは性格が"人見知り"と自らを認識している。ただ、そうだとしてもそれが具体的にどんな行動に表れているか。それをビデオクリップ法でイメージ化するとどうなるか。そうした内容について、島宗リーダー本による第91回目の引用である。

【引用はじめ】

 自分は"人見知り"な性格だからと、部下に話しかけずにいた中田さんの事例を考えてみましょう。部下に話しかけることで部下の仕事が中断することを懸念していた中田さんですが、それでも月に一度くらいは話しかけていました。その時の様子をビデオクリップ法を使ってイメージしてみましょう。 

 中田さんが自分のオフィスから出て、下の階に降り、部下の席まで歩いて行き、「平田さん、A社の案件だけど、その後、どうなった?」と話しかけます。これに対し、平田さんは、それまでキーボード入力をしていた手を止め、振り返り、戸惑った表情をして、慌てて席を立とうとします。

 「いいよ、いいよ。座ったままで」と、中田さんも急いで平田さんを止めようとします。近くの席の部下たちが、何事かとこちらに視線を向けています。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.56~p.57 )

【引用おわり】

 ビデオクリップ法により、中田さんが部下の平田さんに話しかける様子を明らかにしてみる。その時、どんなことが問題になっているかはっきりする。平田さんが戸惑っている表情を示している。近くの部下たちがその様子を見て視線を集中させる。なんか特別のことが起きているという様子が分かるのである。 

2023年12月24日日曜日

【利用者向け755】クリスマスイブ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月24日 日曜日(にちようび)。

 昨日(きのう)は のぞみの家(いえ)では クリスマス会(かい)を

 行(おこな)いました。

 今日(きょう)は クリスマスイブです。

 イエスキリストが 生(う)まれた前夜(ぜんや)です。

 世界中(せかいじゅう)で クリスマスが 祝(いわ)われます。



  

2023年12月23日土曜日

島宗リーダー本90「中田さんの人見知りの性格をイメージクリップ法で明らかにする」

 中田さんは自らを"人見知り"と思っている。"人見知り"とは、具体的にはどんなことを指して言っているのか。それが分からなければ、その問題をどうすればいいか分からない。そうした内容について、島宗リーダー本による第90回目の引用である。

【引用はじめ】

 自分は"人見知り"な性格だからと、部下に話しかけずにいた中田さんの事例を考えてみましょう。

 部下に話しかけることで部下の仕事が中断することを懸念してた中田さんですが、それでも月に一度くらいは話しかけていました。その時の様子をビデオクリップ法を使ってイメージしてみましょう。 

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.56~p.57 )

【引用おわり】

 中田さんは、"人見知り"で部下に話しかけることが苦手である。しかし、たまには話しかけることもある。それをもっと明確にすることが必要だ。そのためには、ビテオクリップ法を用いるのがいい。それによって、中田さんの具体的行動をイメージ化することができる。 

【利用者向け754】クリスマス会

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月23日 土曜日(どようび)。

 小雪(こゆき)が まいちる一日(いちにち)に なりました。

 のぞみの家(いえ)は 土曜日(どようび)でしたが 通園日(つうえんび)でした。

 みんなで クリスマス会(かい) 楽(たの)しくできたんじゃないですか。

 作業室(さぎょうしつ)も クリスマス飾(かざ)りで いっぱいになりました。

 盛(も)り上(あ)がることが できて良(よ)かった。

   

島宗リーダー本89「人の行動を変える法則を理解したい」

 リーダーも部下も、どうすれば行動を変えられるかを知っていれば、鬼に金棒だ。行動を変えるための法則は、どういうものがあるか。それを理解することはコアコンピテンスといっていい。そうした内容について、島宗リーダー本による第89回目の引用である。

【引用はじめ】

 人の行動についての知識と技術は、リーダーにとって最も重要なコアコンピテンス(核となる能力)の一つです。

 なぜ、あの人は〇〇するのか?

 あの人に〇〇をしてもらうにはどうすればいいのか?

 部下の行動であれ、顧客の行動であれ、上司の行動であれ、自分の行動であれ。人の行動を変える法則さえわかれば鬼に金棒です。

 これから、ポジィティブな行動マネジメントの基礎になっている「随伴性」(Contingency)という概念について解説します。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.56 )

【引用おわり】

 行動変容はいかにすれば可能か。行動分析学では、「随伴性」という概念を用いて説明する。「随伴性」とは、行動の直後に環境が変化することによって、その変化によって行動が繰り返すか繰り返さなくなるかという関係のことである。 

2023年12月22日金曜日

【利用者向け753】冬至

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月22日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 冬至(とうじ)です。

  一年中(いちねんじゅう)で もっとも昼(ひる)が短(みじか)く もっとも夜(よる)が

 長(なが)い日です。

 今日(きょう)も 寒(さむ)くなりました。

 氷点下(ひょうてんか)の 気温(きおん)です。

 雪(ゆき)も ちらほら ちらついています。

 冬至(とうじ)かぼちゃを 準備(じゅんび)しているところもあるんじゃないか。

 ゆず湯(ゆ)に入(はい)って ぽかぽか気分(きぶん)も いいものです。


【参照】https://zatsuneta.com/archives/112220.html

島宗リーダー本88「成果のコミュニケーション公式:基本4項目」

 リーダーが部下に期待することとは何か。それをしっかり伝える必要がある。その観点が4つだ。そうした内容について、島宗リーダー本による第88回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下に期待する成果を伝えるときには、何を、どれだけ、どのように、いつまでにという4つの基本情報を明確化しましょう。

 成果のコミュニケーション公式:基本4項目

  1. 何を
  2. どれだけ(量)
  3. どのように(質)
  4. いつまでに(期限)

 あたりまえのようで、意外にできていないことが多いのがこの成果のコミュニケーションです。数多くの研究が、上司によるこのようなコミュニケーションを増やすだけで、部下の行動が劇的に変わり、成果が生まれることを示しています。

 成果(V)のコミュニケーションは、まさに勝利(V)へのコミュニケーションなのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.52 )

【引用おわり】

 リーダーは、部下が成果を上げることを期待している。部下だって、成果を上げたいと願っている。互いがその期待の内容を食い違いなく明確に理解できるようにしていなければならない。そのための基本公式が、上記の4項目だ。「何を」「どれだけ」「どのように」「いつまでに」を、伝えることができればスムーズに物事が推進できるはずだ。 

2023年12月21日木曜日

【利用者向け752】回文の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月21日 木曜日(もくようび)。

 「回文(かいぶん)」って 知(し)っていますか。

 はじめから読(よ)んでも 終(お)わりから読(よ)んでも 同(おな)じになる

 ことばです。

 今日(きょう)は 「回文(かいぶん)の日」です。

 日付(ひづけ)が 12月21日で 「1221」で 前(まえ)から読(よ)んでも

 後(うし)ろから読(よ)んでも 同(おな)じです。

 たとえば こんなのが 回文(かいぶん)です。

 「にわのワニ」(庭のワニ) 「やすいいすや」(安い椅子屋)

 「たしかにかした」(確かに貸した)。

 おもしろいでしょ。

【参照】回文の日(12月21日 記念日) | 今日は何の日 | 雑学ネタ帳 (zatsuneta.com)

  

島宗リーダー本87「共通理解を図るためのコミュニケーション」

 リーダーが期待する成果と部下が思っている成果に乖離がないか、確認することがまず大事である。お互いに齟齬があれば、うまくいかないのは当然だ。そうした内容について、島宗リーダー本による第87回目の引用である。

【引用はじめ】

 リーダーの行動も生産性を上げるという発想が必要です。最小限のマネジメントで最大限の成果を出すことを目指します。

 期待通りの成果(V)が上がっていないときにも、行動化や焦点化をする前に、まずはどのような成果を期待しているのかを部下に伝えるところから始めます。

 あなたが部下に期待している成果と、あなたが期待していると部下が思っている成果とが一致しているかどうかを確かめます。誤解があったり、情報に過不足がないかどうか確認し、共通理解するためのコミュニケーションです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.51 )

【引用おわり】

 リーダーと部下の目指す方向が一致していなければ、成果は上がらない。共通理解ができて始めて成果を上げるための行動をスタートすることができる。成果につながる目標の行動化や焦点化を図るのである。

2023年12月20日水曜日

【利用者向け751】デパート開業の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月20日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「デパート開業(かいぎょう)の日」です。

 1904年(明治めいじ37年)12月20日 三越(みつこし)デパートが

 東京(とうきょう)で 開業(かいぎょう)した日です。

 今(いま)では デパートが いろんな地域(ちいき)で 閉店(へいてん)しています。

 山形(やまがた)も 大沼(おおぬま)デパートが 閉店(へいてん)しました。

 山形県内(やまがたけんない)には デパートが なくなりました。


             日本橋三越本店(にほんばしみつこしほんてん)

参照 デパート開業の日(12月20日 記念日) | 今日は何の日 | 雑学ネタ帳 (zatsuneta.com)

  

島宗リーダー本86「最小限のマネジメントで最大限の成果を出す」

 効率的に組織の生産性を上げることが目標である。コストをかけなくても生産性が上がっていれば問題ない。しかし、そうした状況は期待できないことが多い。そうした内容について、島宗リーダー本による第86回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動化や焦点化は部下の仕事のすべてに対して行うわけではありません。期待通りの成果(V)が上がっているときには、行動(B)に手をつける必要はありません。余計なマネジメントコストを膨らますだけです。

 リーダーの行動についても生産性を上げるという発想が必要です。最小限のマネジメントで最大限の成果を出すことを目指します。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.51 )

【引用おわり】

 あまりコストをかけず、成果を上げられれば理想である。無理していろんな手立てを駆使しても長続きしない。適切で、適度なマネジメントによって、部下の行動がより良く変わるようにするのである。部下の行動全般を変えることなんて無理である。仕事の成果向上にかかわる核心的な行動に焦点を合わせて、新たな随伴性を導入するのである。

2023年12月19日火曜日

【利用者向け750】日本人初飛行の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月19日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 「日本人(にほんじん)初飛行(はつひこう)の日」という

 記念日(きねんび)です。

 1910年(明治めいじ43年)12月19日 徳川好敏(とくがわよしとし)が

 日本人(にほんじん)初飛行(はつひこう)に 成功(せいこう)しました。

 12月17日は ライト兄弟(きょうだい)が 世界(せかい)で初(はじ)めて

 飛行(ひこう)した 「飛行機(ひこうき)の日」でした。

 ライト兄弟(きょうだい)に 遅(おく)れること 7年たって 日本人(にほんじん)も

 飛行機(ひこう)の飛行(ひこう)に 成功(せいこう)しました。

 この時(とき)は 飛行時間(ひこうじかん)4分(ふん) 高度(こうど)70メートル

 飛行距離(ひこうきょり)300メートルでした。


  

島宗リーダー本85「マイクロマネジメントの罠」

  私たちの職場には、いろんなコストがあり問題を生じさせるものがある。「行動の罠」「研修の罠」などに陥り、多くの負担を強いる場合がある。さらに、あまりにも細かすぎることにこだわって迷路に迷い込んでリスクを抱え込むこともある。そうした内容について、島宗リーダー本による第85回目の引用である。

【引用はじめ】

 リーダーとして注意すべきなのがマイクロマネジメントの罠です。マイクロマネジメントとは、仕事の進め方について、微に入り細に入り、部下に指示し、監視し、指導することです。

 手取り足取りの丁寧な指導は、部下がその行動がまだできないときだけに留め、できるようになったら終了すべきです。いつまでたっても独りでできるようにならないというのなら、部下の指導法を見直すべきです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.51 )

【引用おわり】

 リーダーによる部下に対する指示のし過ぎは、部下を委縮させ、指示待ちに陥りやすくする。いちいち部下の問題を指摘するので、部下は指示がないと、自らの判断で行動できなくなってしまう。これでは、部下は育たない。リーダーは部下に任せることも必要である。任せられないというのは、細かなことにこだわり、多少の問題に目をつぶることができない「マイクロマネジメントの罠」に陥っているからである。

2023年12月18日月曜日

【利用者向け749】あたり一面真っ白

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月18日 月曜日(げつようび)。

 あたり一面(いちめん) 真(ま)っ白(しろ)に なりました。

 とうとう 雪国(ゆきぐに)に なりました。

 5センチぐらいには なったかな。

 雪(ゆき)を 積(つ)んだまま 走(はし)っている 車(くるま)も あります。

 どこの家(いえ)も 屋根(やね)には 雪(ゆき)が 積(つ)もっています。

 足元(あしもと)は みんな 長(なが)くつです。 

島宗リーダー本84「研修の罠にも要注意」

 研修を受けてきた。職場に戻ってきて、意気揚々と研修で学んできたことを職務に生かそうとする。しかし、思い通りにはいかない。自分ばかりが浮いている感じがする。研修内容と現場が求めるものには違いがあって、それをどう調整すればいいのかわからない。そうした内容について、島宗リーダー本による第84回目の引用である。

【引用はじめ】

 研修の罠にも注意すべきです。新しいことを学ぶ姿勢は大切ですが、学んだことが仕事に活かされなければ、研修にかけた時間や労力はコストのままで回収されず、行動の不良債権となります。

 年度計画の達成や、予算の消化だけのために企画・開催されている研修がないかどうかを見直すことで、また、成果に直につながる研修を行うことで、無駄な行動コストを削減できるかもしれません。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.50~p.51 )

【引用おわり】

 研修で学んできたことは、貴重である。その中の一つでもいいから実際の職場において活かせるようにしたい。それが簡単でない。研修を受けたから、すぐに行動が変わるわけでない。研修に頼り過ぎても、そうそううまくいくわけでない。研修もコストとなることを認識する必要がある。

2023年12月17日日曜日

【利用者向け748】飛行機の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月17日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「飛行機(ひこうき)の日」です。

 1903年(明治めいじ36年)12月17日 ライト兄弟(きょうだい)が

 飛行機(ひこうき)の 飛行(ひこう)に 世界(せかい)で 初(はじ)めて

 成功(せいこう)しました。

 その時(とき)の 飛行時間(ひこうじかん)は 59秒(びょう)

 飛行距離(ひこうきょり)は 260メートルです。


 

島宗リーダー本83「メールの罠」

 メールなどはとても便利だ。しかし、そればかりに依存すると、パソコンばかりに向かって仕事していることになりかねない。対面で仕事をすることの大切さを忘れがちになってしまう。そうした内容について、島宗リーダー本による第83回目の引用である。

【引用はじめ】

 メールやSNSの使い方にも注意が必要です。上手に使えばこれほど便利な道具はないのですが、同時に、行動の罠にはまりやすい仕組みでもあります。

 直接顔を見ながらの会話でやりとりを進めた方が、誤解が少なくて済むケースもあるのに、この罠にはまると、何から何までパソコンに向かって済まそうとしてしまいます。

 メールを読んで返信するという一つひとつの作業は、席を立って話をしに行き、会話をするという行動に比べ、たくさんの仕事をこなしているように人によっては感じられます。こんなにメールをしているのに仕事がなかなか終わらないという人は、この罠に陥っていないか振り返ってみるといいでしょう。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.50 )

【引用おわり】

 メールで何でもかんでも済まそうとするのは、いいわけでない。必要に応じて使い分けが肝心である。もちろん、多忙でまずはメールで用件を伝え、その後直接会って話をするなどの使い方が大事である。その場に応じた合理的な行動が求められる。 

2023年12月16日土曜日

【利用者向け747】電話創業の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月16日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「電話創業(でんわそうぎょう)の日」です。

 1890年(明治めいじ23年)12月16日 東京(とうきょう)と横浜(よこはま)の

 間(あいだ)に 電話(でんわ)が 日本(にほん)で初(はじ)めて

 設置(せっち)されました。

 その時(とき)の 電話料金(でんわりょうきん)は 24万円(まんえん)もしました。

 今(いま)では スマホで やりとりできる とても便利(べんり)な

 時代(じだい)になりました。


         電話交換局(でんわこうかんきょく)(1902年)

  

島宗リーダー本82「忙しそうにしている人が評価される」

 忙しそうにしていたり、遅くまで残っている人が評価されるみたいな社風は、問題である。そうした内容について、島宗リーダー本による第82回目の引用である。

【引用はじめ】

 勤勉さは日本の宝です。リーダーシップにとっては、これが思わぬ弊害になることもあります。

 消費者の価値が多様化し、移り変わりも速くなり、グローバリゼーションによって世界各地の多様な社会や文化に対応することが求められるようになった現代では、過去にはうまくいっていた行動が負の遺産になり、今では逆にコストとして残っている可能性があるのです。

 その一つに、忙しそうにしている人ほど評価されるという雰囲気や社風があります。それは「行動の罠」と呼ばれるものです。たとえば、仕事を早く終えて、まだ上司や同僚が残ってるのに帰宅することに後ろめたさを感じるようであれば、この罠にはまっている可能性が高いと言えます。 

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.49~p.50 )

【引用おわり】

 効率よく働いているわけでもないのに、忙しくしている。そして、遅くまで残っている。こうした行動はコストと言っていい。見せかけの仕事ぶりである。やっているふりをしていると言われかねない。「行動の罠」にはまっている。 

2023年12月15日金曜日

【利用者向け746】年賀郵便特別扱い開始日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月15日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)から 12月25日までの間(あいだ)に 年賀状(ねんがじょう)を

 郵便(ゆうびん)ポストに 入(い)れると 来年(らいねん)の1月1日に

 届(とど)きます。

 今日(きょう) 12月15日は 「年賀郵便(ねんがゆうびん)

 特別扱(とくべつあつか)い開始日(かいしび)」です。

 年賀状(ねんがじょう)を 準備(じゅんび)して 書(か)いていますか。

 今年(ことし)は 誰(だれ)に出(だ)すか 決(き)まっていますか。

 来年(らいねん) 届(とど)く 年賀状(ねんがじょう)が 楽(たの)しみです。


  

島宗リーダー本81「過去の行動が負の遺産になっていないか」

 今までのやり方でうまくいかなくなった。そうしたら別のやり方を試みる必要がある。それがなかなかできず、今までのやり方を続けたままでいる弊害は大きい。そうした内容について、島宗リーダー本による第81回目の引用である。

【引用はじめ】

 勤勉さは日本の宝です。リーダーシップにとっては、これが思わぬ弊害になることもあります。これまでやってきたことを、これまでやってきたからという理由だけで一生懸命続けていたり、上司に言われたことや会社の決まりを、そうだからというだけで続けていたり――。

 こうした働き方が成果を生んでいるうちは問題ないかもしれませんし、実際、高度成長期にはうまくいっていたのでしょう。

 しかし、消費者の価値が多様化し、移り変わりも速くなり、グローバリゼーションによって世界各地の多様な社会や文化に対応することが求められるようになった現代では、過去にはうまくいっていた行動が負の遺産になり、今では逆にコストとして残っている可能性があるのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.49~p.50 )

【引用おわり】

 今の時代は変化が激しい。今までどおりでは、いろんな障害に見舞われる。そのままでいれば、確実にジリ貧に陥る。取り返しつかない困った状況になってしまっては遅い。早めの新たな取り組みを行う必要がある。その判断はリーダーに求められる。 

2023年12月14日木曜日

【利用者向け745】南極の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月14日 木曜日(もくようび)。

 1911年(明治めいじ44年)12月14日 ノルウェーの探検家(たんけんか)

 アムンセンが 南極点(なんきょく)に 到達(とうたつ)した日です。

 アムンセンと 4人の隊員が 世界(せかい)で 初(はじ)めて 南極点(なんきょくてん)

 に 到達(とうたつ)することができました。

 それを 記念(きねん)して 今日(きょう)が 「南極(なんきょく)の日」と

 なりました。


南極点(なんきょくてん)に 到達(とうたつ)した アムンセン一行(いっこう)

  

島宗リーダー本80「成果を生みだす行動を絞り込む」

 成果を生みだせる行動でなければ、行動そのものが大きなコストとなり、さまざまな機会損失も生じかねない。そうならないためにも、業績につながる行動を吟味することである。そうした内容について、島宗リーダー本による第80回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動するということは投資するということです。投資に見合うリターンがなければ、またコストを超えるプロフィットがなければ、マネジメントとしての収益は赤字に転落してしまいます。

 機会損失も生じます。ある行動をしているときに、(例:会議に出席している)、他の行動ができなくて(例:顧客と商談する)、受注する機会を逃しているのなら、機会損失が生じていることになります。

 つまり、V(業績)=B(行動)と言っても、何がなんでも行動を増やせばいいということではないのです。部下の様々な行動(B1, B2, B3, B4, B5……)から成果を生みだす行動を絞り込むことも、リーダーの重要な役割なのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.49 )

【引用おわり】

 業績向上に向けた行動とは何かを常に追求してゆくことが大事だ。業績向上につながる個々の行動を一つずつ明らかにすることである。リーダーは、部下への指導において業績向上に直結する行動を促せるようにすることだ。 

2023年12月13日水曜日

【利用者向け744】今年の漢字は「税」

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月13日 水曜日(すいようび)。

 昨日(きのう)は 「漢字(かんじ)の日」でした。

 「今年(ことし)の漢字(かんじ)」 が 発表(はっぴょう)されました。

 「税(ぜい)」に 決(き)まりました。

 「税金(ぜいきん)」に関(かん)する 話題(わだい)が 多(おお)かったからです。

 みんな 税金(ぜいきん)が 上(あ)がると 心配(しんぱい)しています。

島宗リーダー本79「行動は時には機会損失を生ずる」

  行動と言っても、その状況に応じた適切な行動が求められる。コストになり過ぎているとか、機会損失が生じているなど、主客転倒していることがあれば問題である。そうした内容について、島宗リーダー本による第79回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動そのものはあくまでコストです。たとえば、売上を上げるために、営業会議をどれだけたくさん開いても、どれだけ詳細にPOSデータを分析しても、こうした行動はすべてコストです。

 行動するということは投資するということです。投資に見合うリターンがなければ、またコストを超えるプロフィットがなければ、マネジメントとしての収益は赤字に転落してしまいます。

 機会損失も生じます。ある行動をしているときに、(例:会議に出席している)、他の行動ができなくて(例:顧客と商談する)、受注する機会を逃しているのなら、機会損失が生じていることになります。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.49 )

【引用おわり】

 組織を円滑に運営するためには、どんな行動を選ぶか吟味しなければならない。行動するにしても、コストとなるものだから、目的に沿った合理的なものでなければならない。一つの行動をするにしても、必ず機会損失が生ずることを考慮する必要がある。

2023年12月12日火曜日

【利用者向け743】漢字の日

 今日(ことし)は 令和(れいわ)5年12月12日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 日付(ひづけ)の ごろ合(あ)わせから 「漢字(かんじ)の日」です。

 「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字じ一字いちじ)から

 「漢字(かんじ)の日」と しています。

 この日は 「今年(ことし)の漢字(かんじ)」が 京都(きょうと)の

 清水寺(きよみずでら)で 発表(はっぴょう)されます。

 どんな 漢字(かんじ)になるのか 楽(たの)しみです。

 昨年(さくねん)は 「戦(せん)」が 選(えら)ばれました。

 ロシアの 戦争(せんそう)などが あったからです。

 今年(ことし)も 同(おな)じ 漢字(かんじ)が 選(えら)ばれそうです。


 

島宗リーダー本78「コストに見合う行動を」

 行動するといってもいいことばかりでない。負担になってしまうことだってある。行動によって、負担が軽減され、業績や収益などに寄与するものでなければならない。そうした内容について、島宗リーダー本による第78回目の引用である。

【引用はじめ】

 ポジティブな行動マネジメントや行動分析学のフレームワークに慣れてくると、だんだんと行動そのものが見えるようになってきます。そして、そうして見えてきたいくつかの行動から、成果を生みだし、業績に最も影響のありそうな標的行動を選ぶのが焦点化です。

 ただし、行動そのものはあくまでコストであることに注意しましょう。たとえば、売上を上げるために、営業会議をどれだけたくさん開いても、どれだけ詳細にPOSデータを分析しても、こうした行動はすべてコストです。

 行動するということは投資するということです。投資に見合うリターンがなければ、またコストを超えるプロフィットがなければ、マネジメントとしての収益は赤字に転落してしまいます。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.48~p.49 )

【引用おわり】

 行動することだってある種のコストである。このコストを上回るものにすべく行動でなければならない。 その行動が組織においては、業績向上になっているか、収益を上げるものになっているかを常に問わなければならない。焦点化された具体的な行動が、組織活性化を促すものにしなければならない。

2023年12月11日月曜日

【利用者向け742】沢庵忌

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月11日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 沢庵和尚(たくわんおしょう)が 亡(な)くなった日です。

 正保(しょうほ)2年12月11日(旧暦きゅうれき)に 亡(な)くなりました。

 だいこんの 漬物(つけもの)である 沢庵漬(たくわんづ)けの 考案者(こうあんしゃ)

 として 有名(ゆうめい)です。

 57歳(さい)の時(とき) 上山(かみのやま)に 住(す)んだこともあります。

 生(う)まれは 兵庫県(ひょうごけん)です。 

  

島宗リーダー本77「田中さんに対する具体的な行動に気づく」

 田中さんは、人見知りと一言で片づけていたが、それはいかなる具体的な行動によるものなのか。このことが分からないと、より良い行動に変える手立てが見つけられない。そうした内容について、島宗リーダー本による第77回目の引用である。

【引用はじめ】

 ポジティブな行動マネジメントや行動分析学のフレームワークに慣れてくると、だんだんと行動そのものが見えるようになってきます。

 田中さんは、確かに人見知りだなと感じつつ、同時に、「自分から話しかける回数が少ない」とか、「話しかけるときに書類やPCを見ていて、相手と視線をあわせていない」とか、「会話の最中に相手の発言に応じて表情が変わらない」とか、「笑顔が少ない」とかいうように、具体的な行動に気づくようになってきます。

 そして、そうして見えてきたいくつかの行動から、成果を生みだし、業績に最も影響のありそうな標的行動を選ぶのが焦点化です。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.48 )

【引用おわり】

 田中さんは「人見知り」と受けとられていた。それは、具体的な行動だと、「笑顔が少ない」「話しかける回数が少ない」「相手と視線を合わせない」などである。こうした中で、業績を上げそうな標的行動は何かを選ぶ必要がある。たとえば、「部下に話しかける回数を増やす」などを標的行動とすることだ。 

2023年12月10日日曜日

【利用者向け741】ノーベル賞授賞式

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月10日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は アフレッド・ノーベルが 亡(な)くなった日です。

 1896年12月10日に 亡(な)くなりました。

 彼(かれ)の命日(めいにち)に ノーベル賞(しょう)の「授賞式(じゅしょうしき)」が

 スウェーデンのストックホルムで 行(おこな)われます。

 今年(ことし)は 日本人(にほんじん)の ノーベル受賞者(じゅしょうしゃ)は

 いませんでした。

 ノーベル賞(しょう)は 世界(せかい)で もっともすぐれた科学者(かがくしゃ)に

 与(あた)えられる賞(しょう)です。


  

島宗リーダー本76「行動化・具体的な指示」

  行動分析学における行動の定義は「死人ができないことすべて」である。「死人テスト」がパスできても、その内容が曖昧で具体性に乏しかったら混乱しかねない。そうした内容について、島宗リーダー本による第76回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動化に慣れてくると、ふだん部下に対して何気なくしている曖昧な指示に気づけるようになります。たとえば「もっと丁寧に仕事をしなさい」は、そのように指示する上司にとっては自明の事でも、言われる部下にとっては、何をどうすればいいのかわからないことが多いものです。

 それでも「はい、わかりました」と部下は答えます。何をすべきかわかったからではなく、そう答えないと上司からの叱責が続くからです。

 「報告書を書き終えたら一度印刷して、それを読み直して誤字脱字がないかどうか確認し、修正してから提出して下さいね」と行動化した指示を一度試してみて下さい。これなら、次の報告書が提出されたときに、「印刷してみた?」とか「読み直してみた?」と、一つひとつの行動の遂行を確認できますし、実行されていて誤字脱字がなくなっていたら「丁寧にできたね。ありがとう」と承認することができます。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.47 )

【引用おわり】

 死人テストにパスできるように行動化に努めることが重要なことはわかった。さらに、行動とすべきその内容が具体的でなければならない。部下に対して指示するときは、特にそうだ。相手は分かっているだろうとの思い込みで、誤解が生ずる場合があるからである。

2023年12月9日土曜日

【利用者向け740】気温上がるぞ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月9日 土曜日(どようび)。

 今朝(けさ)からずっと 濃(こ)い霧(きり)が あたり一面(いちめん)を

 包(つつ)んでいます。

 まっ白(しろ)な 世界(せかい)が 広(ひろ)がっています。

 気温(きおん)も 零度(れいど)と 下(さ)がりました。

 しかし 日中(にっちゅう)は ぐっと 気温(きおん)が上(あ)がります。

 最高気温(さいこうきおん) 16度(ど)になります。

  

島宗リーダー本75「標的行動の内容を明らかにしないと」

 行動分析学における行動の定義は「死人ができないことすべて」である。「死人テスト」がパスできるようにするには、「する/しない」をひっくり返すといい。しかし、それだけではうまくいかない場合もある。その時はどうするか。その内容について、島宗リーダー本による第75回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下にして欲しいことや欲しくないことが、行動として定義できているかどうかを確認するのが「死人テスト」です。死人テストをパスできない場合は、まずは行動の「する/しない」をひっくり返せないかどうかを考えてみましょう。

 「する/しない」をひっくり返すのには、言葉尻だけでなく、内容まで吟味すべき場合もあります。たとえば、「工具を使ったまま床に放置している」をひっくり返すと「工具を使ったまま床に放置していない」になり、やはりしっくりときません。何をすべきなのかわからないからです。

 そこで、このような場合には、何をすることが正解なのかをもう一度考えます。部下に何ができるようになって欲しいのか、チームにとって増えて欲しいのはどのような行動なのかを考えて決めるのです。使用後に工具を元の場所に片づけることが正解なら、標的行動は「工具を使い終わったら、元の場所に戻す」となります。このとき、そもそも"元の場所"がどこなのかはっきりしていなかったり、棚が満杯で置き場所がないことに気づいたりするかもしれません。それこそが工具が床に放置されている原因かもしれません。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.45~p.47 )

【引用おわり】

 「標的行動」を決めるときに留意しなければならないことは、「死人テスト」にパスできるかどうかをまず試す。「する/しない」をひっくり返してみるのだ。しかし、それだけではうまくいかない場合もある。その場合は、標的行動の内容に踏み込んで、吟味する必要がある。標的行動をより具体的な表現に言い換えるのである。

2023年12月8日金曜日

【利用者向け739】太平洋戦争開戦記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月8日 金曜日(きんようび)。

 1941年(昭和しょうわ16年)12月8日 日本軍(にほんぐん)が ハワイの

 アメリカ軍(ぐん)基地(きち)を 攻撃(こうげき)した。

 これが 「太平洋戦争(たいへいようせんそう)開戦(かいせん)記念日(きねんび)」

 である。

 その後 3年6か月にわたる 戦争(せんそう)に突入(とつにゅう)することになった。

  

島宗リーダー本74「する/しない」をひっくり返す問題点

 行動分析学における行動の定義は「死人ができないことすべて」である。「死人テスト」がパスできるようにするには、「する/しない」をひっくり返す。しかし、それだけではうまくいかない場合はどうするか。その内容について、島宗リーダー本による第74回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下にして欲しいことや欲しくないことが、行動として定義できているかどうかを確認するのが「死人テスト」です。死人テストをパスできない場合は、まずは行動の「する/しない」をひっくり返せないかどうかを考えてみましょう。たとえば、「報告書を期限までに提出しない」は行動ではありません。死人は期限までどころか、いつまでたっても提出しないからです。そこで、「する/しない」をひっくり返してみると、「報告書を期限までに提出する」となり、死人テストをパスできます。

 「する/しない」をひっくり返しただけでは、しっくりいかない場合もあります。たとえば、「顧客からクレームを言われると何も言えなくなってしまう」の「する/しない」をひっくり返すと「顧客からクレームを言われたら何か言う」になります。これなら死人テストはパスできますが、何を言ってもいいわけではありませんから、標的行動としては不適切です。

 顧客からクレームを言われたときにすべきことを決めておかなければなりません。たとえば、「顧客からクレームを言われたら、すぐに"申し訳ございません"と言う」というように。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.45~p.46 )

【引用おわり】

 「死人テスト」によって、行動を明確にすることができる。「~しない」といった表現は「~する」とすればいい。しかし、それだけではうまくいかないケースもある。その時は、明確な行動となる表現に言い換える必要がある。引用内の例のように。標的行動などが「死人テスト」をパスするかどうかというのは、応用範囲が広い。

2023年12月7日木曜日

【利用者向け738】大雪

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月7日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「大雪(たいせつ)」です。

 11月22日が「小雪(しょうせつ)」。

 12月22日が「冬至(とうじ)」。

 その間(あいだ)の 12月7日が「大雪(たいせつ)」です。

 雪(ゆき)が 激(はげ)しく降(ふ)り始(はじ)めるころです。



  

島宗リーダー本73「死人テストをパスできるか」

 行動分析学では、行動の定義を「死人ができないことすべて」である。「死人テスト」がパスできない行動とはどんなものか。その内容について、島宗リーダー本による第73回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下にして欲しいことや欲しくないことが、行動として定義できているかどうかを確認するのが「死人テスト」です。死人テストをパスできない場合は、まずは行動の「する/しない」をひっくり返せないかどうかを考えてみましょう。

 たとえば、「報告書を期限までに提出しない」は行動ではありません。死人は期限までどころか、いつまでたっても提出しないからです。

 そこで、「する/しない」をひっくり返してみると、「報告書を期限までに提出する」となり、死人テストをパスできます。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.45~p.46 )

【引用おわり】

 「~しない」というのは、「死人テスト」にパスしない。それは、行動と言えないのである。「死人テスト」をパスするように、「~しない」を「~する」とひっくり返して表現するようにするのである。そうすれば、行動ということになるのだ。 

2023年12月6日水曜日

【利用者向け737】鍋物は好きですか

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月6日 水曜日(すいようび)。

 冬(ふゆ)になると 鍋物(なべもの)が おいしくなります。

 夕食(ゆうしょく)では どんな 鍋(なべ)が出(で)ますか。

 どんな 鍋物(なべもの)が 好(す)きですか。

 湯豆腐ゆどうふなんて 好(す)きですが みなさんは どうかなあ。

 ごうかに すき焼(や)きなどのほうが いいですか。

 キムチ鍋(なべ)も いいですね。

 しゃぶしゃぶも いい。

 そんなことを言(い)っていると よだれが 出(で)てきます。

  

島宗リーダー本72「死人にできること」

 行動分析学では、行動の定義を「死人ができないことすべて」としている。ということは、逆に「死人ができること」は、行動とはみなさない。そのことによって、行動とは何かが明らかになる。その内容について、島宗リーダー本による第72回目の引用である。

【引用はじめ】

 ポジティブな行動マネジメントの基礎となる行動分析学では、「行動」を「死人にできないことすべて」と定義しています。行動には動作だけでなく、"感情"や"思考"や"記憶"といった活動も含まれます。

 反対に、死人にできることは行動ではありません。

 新人が机にじっと座って指示を待っているとき、報告書を期限までに提出しないとか、工具を使ったまま床に放置しているとか、顧客からクレームを言われると何も言えなくなってしまうとか――。どれも死人でも代役が務まりますから行動ではありません。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.45 )

【引用おわり】

 行動分析学では、否定的なこと、受け身なことなどは、行動とは言わない。「報告書を提出しない」は、死人でもできることだ。「指示を待つ」も、死人でもできることだ。こうしたことは、行動とは言えないのである。

2023年12月5日火曜日

【利用者向け736】冷え込んだ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月5日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 冷(ひ)えた。

 早朝(そうちょう) 氷点下(ひょうてんか)2度(ど)まで 下(さ)がった。

 霧(きり)も 濃(こ)い。

 あたり一面(いちめん) もやっている。

 車(くるま)も ライトつけて 走(はし)っている。

 日中(にっちゅう)は 10度(ど)ぐらいに なりそう。

 晴(は)れてきそうだ。 

島宗リーダー本71「行動は動作・感情・思考・記憶も含む」

 行動分析学で対象とする行動は、「死人ができないこと」である。変な言い方だなあと一見思われるだろう。逆説的な見方をすることで、行動が明らかになる。その内容について、島宗リーダー本による第71回目の引用である。

【引用はじめ】

 そもそも「行動」とは何でしょう?「行動」というと、握手をしたり、微笑んだり、話をしたりといった動作のことだと思われるかもしれません。ポジティブな行動マネジメントの基礎となる行動分析学では、「行動」を「死人にできないことすべて」と定義しています。

 部下が気難しい上司の前で緊張してどきどきしたり、上司が大きなミスをした新人に顔を真っ赤にして怒ったり、明日の会議の進行を頭の中で思い浮かべたり、高層ビルの設計をするのに構造計算を考えたり、新しい広報のアイディアを考えたり、顧客対応でミスがあったときに謝罪したり――。

 すべて死人にはできないですから行動です。行動には動作だけでなく、"感情"や"思考"や"記憶"といった活動も含まれます。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.45 )

【引用おわり】

 死人は横たわったままで動くことができない。 そうなれば、動くことは行動である。走る、歩く、飛び跳ねるなどの動作が行動だということは分かりやすい。行動はそれだけでなく、興奮する、ドキドキする、不安になる、考えるなどの内的活動も行動だ。こうしたことって、死人にはできないからだ。

2023年12月4日月曜日

【利用者向け735】「暮らしに除菌を」の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月4日 水曜日(すいようび)。

 昨日(きのう) 12月3日は 「暮(く)らしに除菌(じょきん)をの日」でした。

 12月は インフルエンザが 流行(はや)りだします。

 新型(しんがた)コロナウイルスの 世界的感染(せかいてきかんせん)が 4年間(ねんかん)に

 わたって ありました。

 それを 防(ふせ)ぐため 「1.手洗(てあら)い 2.うがい 3.除菌(じょきん)」が

 大切(たいせつ)と 意識(いしき)してもらおうというのです。

 日付(ひづけ)の 「いちにのさんで除菌(じょきん)」です。

 


島宗リーダー本70「行動とは死人にできないことすべて」

 上司にとって、部下のより良い行動を引き出すためにいろんな働きかけをする。もちろん、問題となる行動は減らすための働きかけが必要である。そうなると、「行動」とはどんなことを指すのか明確にしておかなければならない。その内容について、島宗リーダー本による第70回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下を育て、チームを強くして、業績を上げるためには、成果(V)を導く行動(B)に着目することが重要です。部下の増やすべき行動(B+)や減らすべき行動(B-)を見つけるのです。

 でも、そもそも「行動」とは何でしょう?「行動」というと、握手をしたり、微笑んだり、話をしたりといった動作のことだと思われるかもしれません。

 ポジティブな行動マネジメントの基礎となる行動分析学では、「行動」を「死人にできないことすべて」と定義しています。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.44~p.45 )

【引用おわり】

 「行動」とは、「しゃべる」「手を振る」「笑う」などの動作だけと思いがちである。行動分析学では、「考える」「想像する」「悩む」などの心的な活動も行動としてとらえる。その端的な定義が「死人にできないことすべて」ことである。これは、奇をてらった感じに受け取られるかもしれない。しかし、よくよく見ると、死人には「しゃべれない」「手を振れない」「笑えない」「考えれない」「想像できない」「悩めない」ことがわかる。

2023年12月3日日曜日

【利用者向け734】国際障害者デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月3日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「国際(こくさい)障害者(しょうがいしゃ)デー」です。

 1992年(平成へいせい4年)に国連総会(こくれんそうかい)で この日が

 決(き)められました。

 障(しょう)がい者(しゃ)問題(もんだい)の 理解(りかい)を深(ふか)めることが

 目的(もくてき)です。

 障(しょう)がい者(しゃ)の 生活(せいかつ)を守(まも)ることが 求(もと)められて

 います。

 日本(にほん)では 12月9日を 「障害者(しょうがいしゃ)の日」としています。


  

島宗リーダー本69「互いに同意できる行動か」

 「優しく接する」ことって、わかったようで、分からない。他の人も自分とは異なる行動をやっている。これでは、この表現そのものが不適切だ。別な表現に書き換える必要がある。その内容について、島宗リーダー本による第69回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動として十分に具体的に書けたかどうか、自分では判断できないときには、書き出した行動を誰か他の人にやってもらってみて下さい。

 「優しく接する」と言われても、どうしていいのかわからないと言われれば、まだ抽象的すぎるということです。他の人がやってみることができたとしても、それがあなたが思い描いた「優しく接する」と異なっていれば、主観的だったということになります。

 このようにしてお互いが同意するまで、内容を変えながら繰り返すことで、具体的な記述ができるようになります。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.44 )

【引用おわり】

 「優しく接する」という表現では、抽象的で主観的だ。誰もが納得する表現でなければならない。他の人からも、この表現で行動として成り立つかを確かめるといい。「○○さんと声をかける」というのは、どうかなどと聞いてみて、相手が同意できれば、標的行動になりうる。

2023年12月2日土曜日

【利用者向け733】土曜日の過ごし方

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月2日 土曜日(どようび)。

 土曜日(どようび)は 家(うち)や グルーープホームで どんな

 過(す)ごし方(かた)を していますか。

 暖房(だんぼう)のある部屋(へや)で 暖(あたた)かくして いることでしょう。

 テレビ見(み)たり ゲームしたりして くつろぐのがいいのかなあ。

 何(なに)か お手伝(てつだ)いを しているかなあ。

 家族(かぞく)の人(ひと)たちと 買(か)い物(もの)に出(で)かける人(ひと)も

 いるのかなあ。

 土日(どにち)の 二日間(ふつかかん)は ゆっくりして 月曜日(げつようび)に

 備(そな)えましょう。 

2023年12月1日金曜日

島宗リーダー本68「具体的な行動として書き下ろす」

 課題分析する場合、死人テストに引っかからないようにすることが第一の関門である。さらに、具体性テストにも引っかからないようにし、行動として表現することである。その内容について、島宗リーダー本による第68回目の引用である。

【引用はじめ】

 「優しく接する」や「専門的な知識がある」は具体性テストとしては誤答です。

 前者はもっと具体的な行動として書き下す必要があります。

 後者は知識があるだけで仕事に発揮していなかったり、部下にそれを伝えないのならおそらく理想の上司とは評価されません。"状態"ではなく、"行動"として書き直しましょう。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.44 )

【引用おわり】

 「優しく接する」と言われても、「優しく」とはどんな行動が優しいのか分かりにくい。「○○さんと声をかける」などと具体的に表す。

 「専門的な知識がある」といった状態だけでなく、「部下に適切なアドバイスをする」と行動として言い表すのである。

 こうすることで、上司が部下に対して、何をどのようにすべきかがクリアになり、あいまいさが減って、行動のモチベーションも上がる。

【利用者向け732】師走

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年12月1日 金曜日(きんようび)。

 とうとう 12月に なりました。

 今年(ことし)も 残(のこ)すところ ひと月(つき)です。

 12月は 師走(しわす)とも言(い)います。

 月日(つきひ)のたつのは 早(はや)いですね。

 そして 寒(さむ)さも 続(つづ)きます。

 雪(ゆき)も 積(つ)もってきます。

 このひと月(つき) 楽(たの)しく 過(す)ごしたいですね。 

島宗リーダー本67「死人テストを通過しない表現」

 行動分析学が対象とする行動とは、死人ができないことである。標的行動が適切かどうかを判断する方法が死人テストである。死人テストの判断基準とは、具体的にどんなものか。その内容について、島宗リーダー本による第67回目の引用である。

【引用はじめ】

 上司の「頼りがいのある行動」と「頼りがいのない行動」を、状況に応じて書き出してみるときの留意すべきことがあります。

 「何も言わない」とか「放っておく」では死人テストを通過しません。怒鳴らないとか、部下の欠点をいじらないというように、否定的な行動(「怒鳴る」や「いじる」)が生じないことが理想だというのであれば、否定的な行動(-B)を明記するようにしましょう。そうすれば、どのような行動を減らせばいいのかがわかり、行動化できます。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.44 )

【引用おわり】

 死人テストで合格できないのは、「~ない」と表現する言葉である。「言わない」「しない」「できない」などだ。死人は、言わないし、しないし、できないからである。行動とは、死人ができないことだから、「言う」「する」「できる」と言い換えることである。 

2023年11月30日木曜日

【利用者向け731】雨からみぞれ、そして雪

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月30日 木曜日(もくようび)。

 11月の 最終日(さいしゅうび)に なりました。

 雨(あめ)が みぞれになり 雪(ゆき)に なっています。

 金山(かねやま)では 10センチ 積(つ)もったそうです。

 本格的(ほんかくてき)な 冬到来(ふゆとうらい)です。

 施設(しせつ)の中(なか)は 暖(あたた)かくなっています。

 作業(さぎょう)するのは 支障(ししょう)ないですね。

  

島宗リーダー本66「頼りがいがある行動・頼りがいがない行動」

 「頼りがいがある」上司とはどういう行動ができる人か、それを課題分析してみる。状況別に、「頼りがいがある行動」と「頼りがいがない行動」を比較して書いてみる。その内容について、島宗リーダー本による第66回目の引用である。

【引用はじめ】

  1. 状況「仕事でわからないことを部下が質問したときに」→頼りがいがある行動「わかりやすく回答してくれる」⇒頼りがいがない行動「そんななこともわからないのかと言う」
  2. 状況「部下がした大きなミスを顧客に説明するときに」→頼りがいがある行動「私の責任ですと言う」⇒頼りがいがない行動「部下のミスですと言う」
  3. 状況「部下が体調を崩しているときに」→頼りがいがある行動「大丈夫か、無理するなよと声をかける」⇒頼りがいがない行動「また飲み過ぎたのかと顔をしかめながら言う」
  4. 状況「部下が上司への反対意見を述べているときに」→頼りがいがある行動「うなずきながら最後まで話を聞く」⇒頼りがいがない行動「もういいと言って途中で話をさえぎる」

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.42~p.43 )

【引用おわり】

 上司の「頼りがいのある行動」と「頼りがいのない行動」を、状況に応じて書き出してみると、どんなことをしているかが、目に見えてありありと分かる。それが上司にとって、すべきことであり、すべきでないことが明らかになる。こうした肯定的行動と否定的行動が分かれば、上司のとるべき行動は自ずとわかるのだ。 

2023年11月29日水曜日

【利用者向け730】いい肉の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月29日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「いい(11)にく(29)」(いい肉にく)と 読(よ)ませる

 ところから 「いい肉(にく)の日」です。

 宮崎牛(みやざきぎゅう)を アピールするために 決(き)められたのが

 始(はじ)まりです。

 米沢牛(よねざわぎゅう) 山形牛(やまがたぎゅう) 尾花沢牛(おばなざわぎゅう)

 金山牛(かねやまぎゅう)など 県内(けんない)にも たくさん おいしい肉(にく)が

 あります。

 焼肉(やきにく)を 食(た)べたくなりませんか。



  

島宗リーダー本65「頼りがいがある上司」

 ビデオクリップ法を用いて、「頼りがいがある」上司とはどういう行動ができる人か、課題分析してみる。その手順が次のとおりである。

 その内容について、島宗リーダー本による第65回目の引用である。

【引用はじめ】

 「頼りがいがある」上司の行動を課題分析してみます。

 状況を特定し、「頼りがいがある」と評価されるであろう上司の肯定的な行動と、「頼りがいがない」と評価されるであろう上司の否定的な行動の両方を書き出してみましょう。

 ビデオクリップ法を使い、死人テストを通過するように、できるだけ具体的に課題分析するのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.42 )

【引用おわり】

 「頼りがいがある」上司は、どうしているか。「頼りがいがない」上司は、どうしているか。実際の状況を想定して、書き出してみる。そうすると、行動の在りようがありありと見えてくる。その場合留意すべきことは、「死人テスト」「具体性テスト」に引っかからない表現にしなければならない。 

2023年11月28日火曜日

【利用者向け729】あと3日で12月

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月28日 火曜日(かようび)。

 早(はや)いねえ。

 もう 11月も 残(のこ)すところ 3日。

 12月になれば 今年(ことし)も 1か月です。

 今日(きょう)は 気温(きおん)も 10度(ど)以下(いか)。

 寒(さむ)い。

 天気(てんき)も どんより 灰色(はいいろ)の雲(くも)が 広(ひろ)がっています。

 給食(きゅうしょく)は 何(なに)かなあ。

 楽(たの)しみにして 仕事(しごと)に はげみましょう。

  

島宗リーダー本64「具体性テスト」

 ビデオクリップ法で、行動化するには、まず死人テストをパスする内容のものでなければならない。死人にもできることは、行動でないからだ。「~しない」は「~する」という表現に書き換える必要がある。さらに、誰もが明確に思い浮かべられる行動であることだ。その内容について、島宗リーダー本による第64回目の引用である。

【引用はじめ】

 書き出した文章を誰か他の人に読んでもらい、その行動を実際やってもらうのが具体性テストです。ビデオクリップ法で思い浮かべたのと同じ行動が実行されるかどうか確かめます。

 たとえば、「チームのメンバーに積極的に話しかける」と書いていたとします。ビデオクリップ法でイメージしたときには、勤務時間中に自分のデスクでPCに向かって作業をしている部下のところまで歩いて行き、「どう?仕事順調?」と声をかける場面を思い浮かべたかもしれません。

 でも、「チームのメンバーに積極的に話しかける」という文章だけを読んで、他の人が同じシーンを思い浮かべるとは限りません。人によっては、昼休みに一緒に食事をしているときに趣味の話をする行動をイメージするかもしれません。

 具体性テストは、できるだけ客観的に行動化するための方法です。部下の増やしたい行動、減らしたい行動は、誰にでも同じよう理解でき、伝えられるように定義しましょう。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.41~p.42 )

【引用おわり】

 「具体性テスト」は、誰もが同じ行動を理解できるようにするのだ。別の解釈が成り立たないようにすることである。ビデオクリップ法により、実在の人物がやっている姿がわかることである。「具体性テスト」によって、それがしっかりと目に浮かぶようにするのだ。 

2023年11月27日月曜日

【利用者向け728】ノーベル賞制定記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月27日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「ノーベル賞(しょう)制定(せいてい)記念日(きねんび)」です。

 1895年(明治めいじ28年)11月27日 ノーベルが 人類(じんるい)に

 貢献(こうけん)した人(ひと)に 賞(しょう)を残(のこ)すことの遺言(ゆいごん)を

 書(か)いた日です。

 今年(ことし)は 残念(ざんねん)ながら 日本人(にほんじん)は ノーベル賞(しょう)を

 もらうことができませんでした。

 


島宗リーダー本63「死人テスト」

 行動とは何か。こう言われると、簡単そうだが、厳密には分かりにくいところがある。具体的に書き出しているかどうかということだ。その内容について、島宗リーダー本による第63回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動が行動として具体的に書き出せているかどうかを確認する方法が死人テストと具体性テストです。

 行動とは死人にはできないことです。死人にもできるなら、それは行動ではありません。

 たとえば、「会議で発言しない」のは死人にもできますから、行動ではありません。「会議で発言する」が行動になります。

 「~しない」と書いていたら「~する」に書き換えてみてください。これが死人テストです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.41 )

【引用おわり】

 行動の定義として、死人にはできないことである。なんか、奇をてらった突拍子にもないことと思うだろう。しかし、たとえば、「会議で発言しない」は死人にもできることだから、行動ではないとなる。だから、「会議で発言する」のが行動である。「~しない」という表現を避けて、「~する」と表現することが行動として認められる。

2023年11月26日日曜日

【利用者向け727】いい風呂の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月26日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「いい(11)ふろ(26)」の ごろ合(あ)わせで

 「いい風呂(ふろ)の日」です。

 寒(さむ)い日が 続(つづ)きます。

 風呂(ふろ)に ゆっくり 入(はい)って 体(からだ)をあたためましょう。

 疲(つか)れも とれます。

 温泉(おんせん)に つかるのもいいですね。



 

島宗リーダー本62「ビデオクリップ法=評価を分ける鍵となる行動を見つけ、書き出す」

 あの部下は「自主性」が足りない、「創造性」に問題があるなどと心理学の罠にはまり、個人攻撃の罠に陥り、問題をただ放置してしまう。こうしたとき、その解決を図る上で役立つのがビデオクリップ法である。まず、その4段階あるうちの第4段階においては、その問題となる行動を書き出すのだ。その内容について、島宗リーダー本による第62回目の引用である。

【引用はじめ】

 心理学の罠から抜け出すには、「○○性」や「○○力」と評価されている元の行動を探します。このとき有効なのがビデオクリップ法による課題分析です。これは、行動とその前後の出来事について、具体的にイメージし、記述していく方法です。手順は以下のようになります。

  1. 性格や能力を示す言葉から始める
  2. 実在する人物を選ぶ
  3. 行動を思い浮かべる
  4. 評価を分ける鍵となる行動を見つけ、書き出す

 最後となる第4段階の「評価を分ける鍵となる行動を見つけ、書き出す」とは、次のようなことだ。

 思い浮かべたシーンから、「○○性」の評価が高い部下と低い部下を分けている、具体的な行動を見つけて書き出します。このとき、行動が行動として具体的に書き出せているかどうかを確認する方法が死人テストと具体性テストです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.40~p.41 )

【引用おわり】

 部下の今問題となっている行動を具体的に書き出す。そうすると、何が問題で何がすぐれているかが明らかになる。目に見える形で行動の良し悪しを見つけ出すのである。きっちり言葉で表現できるようにすることである。 

2023年11月25日土曜日

【利用者向け726】初雪だあ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月25日 土曜日(どようび)。

 とうとう 初雪(はつゆき)が 降(ふ)りました。

 午前中(ごぜんちゅう) 初(はじ)めは ぱらぱらでした。

 こんなものかと思っていたら 急に 本格的(ほんかくてき)な 雪(ゆき)になりました。

 積(つ)もるほどでは なかった。

 山々(やまやま)は 真(ま)っ白(しろ)に なっています。 

島宗リーダー本61「ビデオクリップ法=行動を思い浮かべる」

 あの部下は「自主性」が足りない、「創造性」に問題があるなどと心理学の罠にはまり、個人攻撃の罠に陥ることがある。それでは、問題を複雑にするばかりだ。その解決を図る上で役立つのがビデオクリップ法である。まず、その4段階あるうちの第3段階においては、どんな性格や能力が問題になっているか実在の人物の行動を思い浮かべるのだ。その内容について、島宗リーダー本による第61回目の引用である。

【引用はじめ】

 心理学の罠から抜け出すには、「○○性」や「○○力」と評価されている元の行動を探します。このとき有効なのがビデオクリップ法による課題分析です。これは、行動とその前後の出来事について、具体的にイメージし、記述していく方法です。手順は以下のようになります。

  1. 性格や能力を示す言葉から始める
  2. 実在する人物を選ぶ
  3. 行動を思い浮かべる
  4. 評価を分ける鍵となる行動を見つけ、書き出す

 第3段階の「行動を思い浮かべる」とは、次のようなことだ。

 あなたが「○○性」があると思ったとき、そして「○○性」がないと思ったときに部下がしていた行動を思い浮かべます。YouTubeのビデオクリップを見ているかのように、できるだけ鮮明に、できるだけ克明に思い浮かべて下さい。ここでも外せないのは、実際に起こった事実を思い浮かべることです。「こうして欲しいなあ」という願望を思い浮かべるのは避けましょう。思い浮かべるのが難しいときには、その人の行動を実際に観察してみましょう。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.40~p.41 )

【引用おわり】

 部下の自主性が不足していると言ってみても、それが容易に変わるはずもない。ビデオクリップ法によって、具体的行動を思い浮かべるのである。部下の一人は指示されなくても仕事の効率を上げる工夫をする。しかし、それとは反対に、その部下はノルマどおりの仕事をするだけだ。こんな風にいかなる行動をしているか映像化するのである。

 

2023年11月24日金曜日

【利用者向け725】明日は雪か

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月24日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)の天気(てんき)は あまり良(よ)くない。

 時(とき)おり 雨(めあ)で 虹(にじ)なども出(で)ます。

 最高気温(さいこうきおん)13度(ど) 最低気温(さいていきおん)2度(ど)

 夜(よる)は みぞれといった 予報(よほう)です。

 明日(あした)は 氷点下(ひょうてんか)の 気温(きおん)が

 予想(よそう)されています。

 雪(ゆき)になるかなあ。 

島宗リーダー本60「ビデオクリップ法=実在する人物を選ぶ」

 あの部下は「自主性」が足りない、「創造性」に問題があるなどと心理学の罠にはまったままでは、個人攻撃の罠に終始しがちで、問題解決にはならない。その解決を図る上で役立つのがビデオクリップ法である。まず、その4段階あるうちの第2段階においては、どんな性格や能力が問題になっているか実在の人物に当てはめてみる。その内容について、島宗リーダー本による第60回目の引用である。

【引用はじめ】

 心理学の罠から抜け出すには、「○○性」や「○○力」と評価されている元の行動を探します。このとき有効なのがビデオクリップ法による課題分析です。これは、行動とその前後の出来事について、具体的にイメージし、記述していく方法です。手順は以下のようになります。

  1. 性格や能力を示す言葉から始める
  2. 実在する人物を選ぶ
  3. 行動を思い浮かべる
  4. 評価を分ける鍵となる行動を見つけ、書き出す

 第2段階の「実在する人物を選ぶ」とは、次のようなことだ。

 その評価が高い部下と低い部下を1人ずつ選びます。評価が高い部下が見当たらなければ、代わりにご自分を対象として選んでください。

 このときに外せないのは、その人が実在すること、そして、その人たちの行動を観察できること、これは机上の空論にならないための条件設定です。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.40~p.41 )

【引用おわり】

 実在の人物がどのような性格や能力かを明確に思い浮かべる。それも高く評価されている人と低く評価されている人で比較するのである。実際どうなっているかを、はっきりさせるためである。

2023年11月23日木曜日

【利用者向け724】勤労感謝の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月23日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「勤労(きんろう)感謝(かんしゃ)の日」です。

 「国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)」で 「勤労(きんろう)をたっとび

 生産(せいさん)を祝(いわ)う」日です。

 昔(むかし)は 「新嘗祭(にいなめさい)」と 言(い)われました。

 天皇陛下(てんのうへいか)が 新(あたら)しく収穫(しゅうかく)された お米(こめ)を

 食(た)べて 感謝(かんしゃ)する儀式(ぎしき)を 行(おこな)う日です。

 みんなも おいしい新米(しんまい)を いただきましょう。


  

島宗リーダー本59「ビデオクリップ法=性格や能力を示す言葉から始める」

 あの部下は「自主性」が足りない、「創造性」に問題があるなどと心理学の罠にはまったままでは、個人攻撃に終始しがちで、問題解決にはならない。その解決を図る上で役立つのがビデオクリップ法である。まず、4段階あるうちの第1段階は、どんな性格や能力を問題になっているかを明らかにするのである。その内容について、島宗リーダー本による第59回目の引用である。

【引用はじめ】

 心理学の罠から抜け出すには、「○○性」や「○○力」と評価されている元の行動を探します。このとき有効なのがビデオクリップ法による課題分析です。これは、行動とその前後の出来事について、具体的にイメージし、記述していく方法です。手順は以下のようになります。

  1. 性格や能力を示す言葉から始める
  2. 実在する人物を選ぶ
  3. 行動を思い浮かべる
  4. 評価を分ける鍵となる行動を見つけ、書き出す

 1の「性格や能力を示す言葉から始める」というのは、次のようなことだ。

 取っかかりは「○○性」や「○○力」といったもので構いません。部下に期待すること1つ選んでみましょう。「あいつ、○○性が低すぎるんだよ」などといった。日頃から個人攻撃の罠に陥りがちな基準があるなら、そこから始めてみるのも一手です。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.40~p.41 )

【引用おわり】

 一人の部下は自主性が不足している、創造力に欠けるといった問題を、何とかしなければならない。こうした抽象的な言葉でいいから、問題となるべきことを明確に取り出すことから始める。それがビデオクリップ法の第1段階ですべきことである。

2023年11月22日水曜日

【利用者向け723】小雪

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月22日 水曜日(すいようび)。

  今日(きょう)は 「小雪(しょうせつ)」です。

 11月7日の 「立冬(りっとう)」が過(す)ぎ 12月7日は

 「大雪(たいせつ)」です。

 立冬(りっとう)と大雪(たいせつ)の間(あいだ)が 11月22日の

 「小雪(しょうせつ)」です。

 雨(あめ)が 雪(ゆき)に 変(か)わっていきます。

 今日(きょう)は それでも 朝方(あさがた) 濃(こ)い霧(きり)でした。

 そして 日中(にっちゅう)は 晴(は)れわたりました。

 週末(しゅうまつ)に かけて 雪(ゆき)のマークが つくようになりました。

 いよいよ 冬到来(ふゆとうらい)です。

島宗リーダー本58「ビデオクリップ法で行動化」

 「自主性」不足とか「創造力」が劣るなどの性格や能力によって、部下のことを評価しても個人攻撃になるだけだ。なぜそうなるのかの具体的な行動が明らかでないからである。それを明らかにする課題分析法を導入するのがいい。

 その内容について、島宗リーダー本による第58回目の引用である。

【引用はじめ】

 心理学の罠から抜け出すには、「○○性」や「○○力」と評価されている元の行動を探します。このとき有効なのがビデオクリップ法による課題分析です。これは、行動とその前後の出来事について、具体的にイメージし、記述していく方法です。手順は以下のようになります。

  1. 性格や能力を示す言葉から始める
  2. 実在する人物を選ぶ
  3. 行動を思い浮かべる
  4. 評価を分ける鍵となる行動を見つけ、書き出す

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.40~p.41 )

【引用おわり】

 性格や能力といった表現で終始していては、行動を変容することはできない。心理学の罠にはまったままでは、行動を改善するにはいたらないのである。だから、4段階にわたる「ビデオクリップ法」という手順によって課題分析を試みるのだ。どんな問題となる行動をしているのかを、実在の人物を想像して明確にするのである。 

2023年11月21日火曜日

【利用者向け722】世界テレビ・デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月21日 火曜日(かようび)。

  1996年(平成へいせい8年)11月21日

 「世界(せかい)テレビ・フォーラム」が 開催(かいさい)されました。

 いまだ 世界中(せかいじゅう)には テレビなどに 接(せっ)することが

 できない人(ひと)たちが 多(おお)くいます。

 テレビの 重要性(じゅうようせい)などを 世界中(せかいじゅう)の

 人(ひと)たちに わかってもらうようにするための 運動(うんどう)です。

 私(わたし)たちは 毎日(まいにち) テレビで 楽(たの)しい 番組(ばんぐみ)を

 見(み)ることができます。

島宗リーダー本57「行動と原因の取り違えが心理学の罠の正体」

 あの人は「自主性」があっていい。それは、きっと、仕事に率先して取り組む人だ。「創造力」がある人と言われれば、新しいことを生み出すことが得意な人となる。しかし、「自主性」や「想像力」が原因で、ある種の行動が生み出されるわけでない。行動が先にあって、それをまとめて説明するための言葉が「自主性」や「創造力」などの性格や能力である。その内容について、島宗リーダー本による第57回目の引用である。

【引用はじめ】

 性格は行動の原因ではありません。そう思い込むのは、よくある誤解です。「自主性」があるから、会議で積極的に発言したり、自ら率先して部下の指導にあたるわけではありません。会議で積極的に発言したり、自ら率先して部下の指導をする人を「自主性がある」とみなしているのです。

 能力についても同じことが言えます。「創造力」があるから、他の人がなかなか思いつかないことを思いついたり、作れないものを作るわけではありません。そのような人を「想像力がある」と評価しているのです。

 心理学の罠の正体は、行動と原因のこのような取り違えにあります。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.39 )

【引用おわり】

 性格にしても、能力にしても、具体的な行動をまとめて表現する概念にしか過ぎない。行動がどのようなものかを要約した言葉である。性格や能力を使って行動を説明しても、行動を変えることにはならない。行動の原因を性格や能力に求めても、役立たないということである。 

2023年11月20日月曜日

【利用者向け721】ピザの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月20日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「ピザの日」です。

 これは ピザを イタリアの シンボルとして 宣伝(せんでん)するために

 制定(せいてい)されました。

 1889年11月20日は ナポリの 王妃(おうひ)のマルゲリータの

 誕生日(たんじょうび)です。

 マルガリータは トマトの赤(あか) バジルの緑(みどり) チーズの白(しろ)がのった

 ピザを とても気(き)に入(い)ったといいます。

 赤(あか) 緑(みどり) 白(しろ)は イタリアの国旗(こっき)です。


 

島宗リーダー本56「行動変容を引き起こす仕組みこそ必要」

 研修会などに参加することで、新しい知識を得ることは大事である。しかし、職場に戻ってその知識を活用して行動を変えられるとなると、限界がある。一時的には意気に燃えてやってやろうと頑張る。しかし、多くは長続きしない。その内容について、島宗リーダー本による第56回目の引用である。

【引用はじめ】

 研修などを受けても、知識や感動による行動の変化は一時的なものでしかありません。それにも関わらず、感動や"目からウロコが落ちる"ことを期待して、研修会に出かけていく人が絶えません。

 もちろん、常に新しいことを学ぶ姿勢は大切です。でも、目からウロコがいくら落ちても行動は変わりません。

 これを研修の罠と呼んでいます。

 知識や感動だけでは業績に結びつきません。それらをきっかけに行動変容まで引き起こす仕組みが必要です。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.39 )

【引用おわり】

 研修会で学んできたことが、職場内で研修通りにはいかない。職場内の複雑な随伴性が、思いのほか研修内容と齟齬をきたす結果になるためだ。それで、結局はうまくいかずあきらめてしまい、今まで通りのやり方になってしまう。なんら研修の成果は生かされない。研修の罠に陥ってしまっているのだ。 

2023年11月19日日曜日

【利用者向け720】世界トイレの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月19日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「世界(せかい)トイレの日」です。

 日本(にほん)は 清潔(せいけつ)な トイレが どこにでもあります。

 ウォシュレットを 使(つか)えるなんて 世界(せかい)でも 珍(めずら)しいのです。

 世界(せかい)では 3人(にん)に1人(ひとり)が トイレを 使(つか)えません。

 世界(せかい)の 23億人(おくにん)が トイレのない

 生活(せいかつ)をしています。

 道(みち)ばたや 草(くさ)むらで 排泄(はいせつ)をしています。

 そのため 病原菌(びょうげんきん)が 手(て)や ハエなどから 人(ひと)の

 口(くち)に 入(はい)ります。

 げりやかぜなどの 病気(びょうき)で 命(いのち)を落(お)とす例(れい)も

 あります。

 清潔(せいけつ)なトイレは とても大事(だいじ)な 設備(せつび)なのです。

  

島宗リーダー本55「知識や感動による行動の変化は一時的」

 人見知りとの思い込みで、コミュニケーションの大切さなどの講演会に参加して、いい話を聞くことができたと感動する。じゃー、それが自分の実際の行動にどの程度影響するか。なかなかうまくいかないのがほとんどである。その内容について、島宗リーダー本による第55回目の引用である。

【引用はじめ】

 心理学の罠にはまると、中田さんを「コミュニケーション力」や「思いやり」の大切さを教えてくれる著名人の講演会に送るといった対策が講じられてしまうかもしれません。講演に参加した中田さんは感動し、明日から部下とのコミュニケーションを深め、思いやろうと思うかもしれませんし、それから数日はなんとか頑張って話しかけるかもしれません。

 しかし、そのような研修を受けたことがある人や、企業で研修の企画を担当している人なら実感されているはずです。知識や感動による行動の変化は一時的なものでしかないことを。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.38~p.39 )

【引用おわり】

 講演会で聞いたことが、本当に自分のものになって、行動を変えることができるなんて幻想である。多少、いい話だったなあと思っても、行動を変えるまでにはならない。それが講演会や研修会などの限界である。知識を得たからといって、行動の変容にいたらないことが普通だ。 

2023年11月18日土曜日

【利用者向け719】雪見だいふくの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月18日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「雪見(ゆきみ)だいふくの日」です。

 11月18日の 日付(ひづけ)になったのは 11月が「いい」と 読(よ)む。

 18日は パッケージを あけたとき 付属(ふぞく)のステックと 2つの

 「雪見(ゆきみ)だいふく」で 「18」に見(み)える。

 「雪見(ゆきみ)だいふく」は 冷(つめ)たい アイスを やわらかい おもちで

 包(つつ)んでいます。

 おもちと アイスの 食感(しょっかん)が たまらないです。



  

島宗リーダー本54「お題目じゃなあ」

 企業などでよく見られる抽象的なお題目では、社員の行動は変わりようがない。成果を得られるような具体的な行動こそが必要である。その内容について、島宗リーダー本による第54回目の引用である。

【引用はじめ】

 標的行動の候補を洗いだす行動化ですが、この最初のステップでつまずく原因の一つが心理学の罠です。

 「自主性」とか「想像力」とか「判断力」といった、抽象的な言葉を駆使することに満足してしまう、心理学をかじったことがある人ほど陥りやすい罠です。

 着眼点は間違っていなくても、このままでは V(成果)=B(行動)の公式は解けません。どのような行動を増やし、どのような行動を減らせばいいのかわからないままだからです。最悪、会社案内に掲載するようなお題目で終わってしまいます。お題目としては立派な企業理念や経営目標が、世の中にいかに多いのかは読者の皆さんも御承知のことでしょう。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.38 )

【引用おわり】

 企業利益を上げられるようにするには、それに見合った標的行動でなければならない。立派なお題目を並べ立ててもなんの役にも立たない。抽象的な言葉では、行動変容を果たせない。行動を変えることができる具体語を追及することである。

2023年11月17日金曜日

【利用者向け718】あいにくの雨ふり

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月17日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は あいにくの 雨(あめ)ふりです。

 昨日(きのう)は いい天気(てんき)に めぐまれました。

 冷(つめ)たい雨(あめ)が 降(ふ)り続(つづ)いています。

 あたりも 明(あか)るくなく 薄暗(うすぐら)い状態(じょうたい)も 続(つづ)いています。

 なんとなく 気分(きぶん)も 暗(くら)くなりがち。

 それでも 元気(げんき)に 仕事(しごと)に はげみたいものです。 

島宗リーダー本53「成果を生みだす行動を示す」

 営業成績を上げるために「見込客にアポイントをとる」ことは、成果の一つであり、行動ではない。アポイントをとるための具体的な行動が必要だ。見込客からアポイントがとれるようにする行動はなんだろう。その内容について、島宗リーダー本による第53回目の引用である。

【引用はじめ】

 見込客にアポイントをとるために有効な行動にはどのようなものがあるでしょうか。

 業種や商品、見込客へのアプローチの仕方などによって解は異なりますが、たとえば、「相手のメリットになることを話す」などが挙げられるのではないでしょうか。また、そのために顧客に話をする前に「取扱商品が相手にとってどのようなメリットがあるのかいくつかメモしておく」という行動も考えられます。

 成果につながる行動を部下に教えているのに成果が上がらないと嘆いている方は、成果と行動が区別できているかどうか、成果を生みだす行動を示せているかどうか確認してみましょう。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.37 )

【引用おわり】

 上司が、部下に対して「客からアポイントをとってこい!」と叱咤激励すれば、うまくいくわけでない。「アポイントをとる」のは成果であり、行動ではないからである。アポイントにつながる行動がなければ、アポイントはとれない。「見込客に電話をかける」だけでは、断られる可能性が高い。見込客にメリットとなることを簡潔に話すことで、了解をとるなどの行動が必要である。成果を促す行動は何か、それを区別した対応が大事なのである。

2023年11月16日木曜日

【利用者向け717】もうタイヤ交換か

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月16日 木曜日(もくようび)。

 9時(じ)半(はん)現在(げんざい) 濃(こ)い霧(きり)に おおわれています。

 早朝(そうちょう)は 4度(ど)まで 下(さ)がりました。

 日中(にっちゅう)は 15度(ど)ぐらいになります。

 日中(にっちゅう)は 晴(は)れます。

 夕方(ゆうがた)から くもってきます。

 初雪(はつゆき)は 平年(へいねん)だと 11月16日です。

 車(くるま)の タイヤ交換(こうかん)が 必要(ひつよう)です。 

島宗リーダー本52「優秀なレッスンプロ」

 ゴルフで「ショートパットを入れる」という成果を得るには、それができるようにするための行動がなければならない。こうした行動については、レッスンプロから学ぶのが一番だ。レッスンプロは、生徒の問題が見て分かるからである。その内容について、島宗リーダー本による第52回目の引用である。

【引用はじめ】

 優秀なゴルフのレッスンコーチは成果(V)につながる行動(B)をいくつも知っています。

 そして生徒のパッティングをよく観察し、改善の余地にあるBを見つけます。その上で、たとえば「打ち終わってフォロースルーが終わるまで、ボールがあったところを見続ける」というように指導をしていくのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.37 )

【引用おわり】

 ゴルフの初心者は、いろんな問題があるため簡単にはスコアが伸びない。「ショートパットを入れる」にしても、失敗ばかりだ。レッスンプロから適切なアドバイスを得て、パットの入れ方を教えてもらうと、見違えるようにうまくいくようになる。いかなる行動をすれば、いいかが分かる。「パットを入れる」という成果を生み出す行動ができるようになるのだ。

2023年11月15日水曜日

【利用者向け716】木々が冬じたく

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月15日 水曜日(すいようび)。

 いい天気(てんき)になりました。

 最低気温(さいていきおん)2度(ど) 最高気温(さいこうきおん)14度(ど)。

 寒(さむ)いです。

 東(ひがし)の蔵王(ざおう) 西北(せいく)の月山(がっさん) 北(きた)の葉山(はやま)

 西(にし)の朝日(あさひ)の いただきには 雪(ゆき)です。

 あんなに 夏(なつ)は 暑(あつ)く 秋(あき)も比較的(ひかくてき) 暑(あつ)かった。

 短(みじか)い秋(あき)が 過(す)ぎ 冬(ふゆ)の 訪(おとず)れです。

 木々(きぎ)も 紅葉(こうよう)し 冬(ふゆ)じたくです。

  

島宗リーダー本51「ゴルフでパットを入れるのは成果であり、行動ではない」

 標的目標を達成できたという成果は、行動とは異なる。その区別が重要である。ここでは、ゴルフのパットを入れることについて、その違いを述べている。その内容について、島宗リーダー本による第51回目の引用である。

【引用はじめ】

 成果(V)と行動(B)をもう少しわかりやすい例で説明しましょう。

 ゴルフで「ショートパットを入れる」も行動のようですが、実はパットが決まってボールがカップに入ることを意味していますから成果です。行動は「パターでボールを打つ」です。

 ゴルフの経験者なら、カップまでの距離がいくら短くても、Bが必ずしもVにつながるわけではないことをご存じです。パターが上達するということは、Vを導くBを見つけ、それができるようになるということです。

 見込客にアポイントがとれない部下に対し「とにかくアポをとれ!」と叱咤激励するのは、パターが入らない初心者に「とにかくパターを入れろ!」と言っているのと同じなのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.36~p.37 )

【引用おわり】

 パターでパットを入れるというのは、いくら短い距離であっても、初心者にとっては難しい。「とにかくパターを入れろ!」と言われたからといって、パターが決まるものでない。「パットを入れる」という成果を上げるためには、ホールに狙いを定めた行動が必要である。そうした行動の上達が、「パターでパットいれる」という成果が生まれる。 

2023年11月14日火曜日

【利用者向け715】蔵王が真っ白

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月14日 火曜日(かようび)。

 西(にし)に そびえる 蔵王(ざおう)の山々(やまやま)の いただきは 真(ま)っ白(しろ)。

 昨日(きのう)の 冷(ひ)え込(こ)みが 雪(ゆき)を もたらしました。

 もうじき 市内(しない)も 雪(ゆき)が ふり出(だ)します。

 車(くるま)の タイヤ交換(こうかん)しなくては。

 どこの家(うち)でも ストーブを つけているんだろうなあ。

 家(いえ)の中(なか)は ポカポカに なってますね。 

島宗リーダー本50「成果と行動を区別する」

 仕事上、行動のように見えて成果であったりすることに留意する必要がある。行動の積み重ねによって、はじめて成果となるのである。そこを混同すると、個人攻撃の罠にはまりやすくなる。その内容について、島宗リーダー本による第50回目の引用である。

【引用はじめ】

 成果(V)と行動(B)は注意してないとごちゃごちゃになりがちです。公式V=Bを使ってこの2つを区別しましょう。

 たとえば営業活動をしているとき、売上や新規契約がV、見込客に話をしたり、見積書を作成したりするのはBというのはわかりやすいところです。

 しかし、たとえば「見込客にアポイントをとる」や「見込客に企画を提案する」はどうでしょう。

 「とる」や「する」という動詞からは行動のように見えるかもしれませんが、注意が必要です。

 部下に期待する成果は、それぞれ「見込客にアポイントがとれたこと」、「見込客に企画を提案できたこと」のはず。つまり、これらは行動(B)ではなく、成果(V)なのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.36 )

【引用おわり】

 上司は部下に対して、「見込み客にアポイントをとる」ことを期待する。それは、成果を期待しているのである。部下は、そのため見込み客に電話をかけアポイントの時間調整をする必要がある。その電話をかけることが行動である。そうした行動が見込み客のアポイントをとるという成果になるわけだ。電話をかけた行動があって、アポイントをとれたという成果を生み出したのである。 

2023年11月13日月曜日

【利用者向け714】モンテディオ山形J1昇格試合

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月13日 月曜日(げつようび)。

 昨日(きのう)の モンテディオ山形(やまがた)の サッカーは 甲府(こうふ)と

 対戦(たいせん)して 勝(か)ちました。

 2対(たい)1で 勝利(しょうり)することができました。

 ついに J1(じぇいわん)昇格(しょうかく)の 試合(しあい)に

 出場(しゅつじょう)できます。

 J1(じぇいわん)に ぜひ 昇格(しょうかく)してほしい。

 みんなで 応援(おうえん)しましょう。

 まず 清水(しみず)との 試合(しあい)は 11月25日に 行(おこな)われます。

  

島宗リーダー本49「行動変容の核心点を見つけることが重要」

 中田さんにとって、大事なことは、部下との話をするといっても、業績向上につながる仕事の話を部下一人ひとりすることだ。世間話ばかりすることではない。そこが、中田さんにはゆずれない行動であった。その内容について、島宗リーダー本による第49回目の引用である。

【引用はじめ】

 もし、中田さんが世間話ばかりするようになったら、部下の仕事を無駄に中断してしまいかねません。部下に迷惑になるからと話しかけるのをひかえていた中田さんにとって、これは譲れないところでした。

 中田さんが部下と世間話できるようになっても、部下を育てることにも、チームを強くすることにもつながりませんから、これは妥当な判断だったと考えられます。

 人見知りな性格だという本人の主張に目を奪われて、部下からの印象を良くするためだけに、いつでもどこでも笑顔で挨拶することを練習していたとしても、このような成功を得られていなかったでしょう。「誰のどの行動を変えるのか」という、行動変容の核心点を見つけ、標的行動を決めるステップは、それだけ重要なのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.35 )

【引用おわり】

 中田さんは人見知りで、部下との話をすることがうまくできないと思い込んでいる。そうした性格であっても、会社においては部下と仕事の話をすることで、業績を伸ばす必要がある。部下と仕事の話ができるようにすればいいのである。中田さんがやるべきことは、部下と仕事の話ができることである。この行動変容の核心点である標的行動を、介入パッケージによって達成することなのだ。

2023年11月12日日曜日

【利用者向け713】秋季全国火災予防運動

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月12日 日曜日(にちようび)。

 今(いま)は 火災(かさい)が 発生(はっせい)しやすい時期(じき)です。

 火(ひ)の 取(と)り扱(あつか)いに 注意(ちゅう)しょうという

 運動(うんどう)です。

 秋(あき)の 全国(ぜんこく)火災(かさい)予防運動(よぼううんどう)は

 11月9日から 15日までです。

 春(はる)の 運動(うんどう)は 3月1日から 7日までです。

  

島宗リーダー本48「変えるのは行動、人はそのまま」

 中田さんは、部下と仕事の話をして、部下の業績向上にとって有益な話ができるようになった。標的行動にそった介入の成果である。その内容について、島宗リーダー本による第48回目の引用である。

【引用はじめ】

 介入パッケージによって中田さんの行動は変わりました。しかし、性格は依然、そのままです。

 社内の行事などで普段見慣れない人に自分から話しかけることは今でも得意ではないし、部下とも仕事以外の無駄話をすることはほとんどありません。しかし、それでいいのです。

 介入パッケージは中田さんの生活全般を対象にしていたわけではありません。標的行動が変わればいいのです。ここさえ変われば業績が向上するというポイントを行動変容の核心点と呼びます。世間話などを含めた話し方全般ではなく、業績に直結した仕事の話に限定したところも重要です。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.35 )

【引用おわり】

 中田さんの人見知りといった性格が変わったわけでない。標的行動とした部下と仕事の話ができるようになったのである。ここで問題になっていた行動を変えたことが重要だ。行動変容の核心点である「部下と仕事の話をする」ことを変えたことが大事なのだ。これができたことは、中田さんにとっても、部下たちにとっても十分な成果といっていい。

2023年11月11日土曜日

【利用者向け712】外は冷たい風

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月11日 土曜日(どようび)。

 今朝(けさ) ゴミ出(だ)しに 出(で)ました。

 とても 風(かぜ)が 冷(つめ)たい。

 山(やま)は 雪(ゆき)といった 予報(よほう)です。

 いよいよ 冬間近(ふゆまぢか)。

 今日(きょう)は 家(いえ)で あたたかくして 過(す)ごすのが いいかなあ。 

島宗リーダー本47「上司の行動が変われば部下の行動も変わる」

 中田さんは、部下と仕事の話をすることがほとんどなく、部下からは煙たい存在で近寄りがたいとされていた。それが、中田さんも自らそうした行動を変えようと「介入パッケージ」を導入して、部下と仕事の話をするようになった。そうしたら、部下も上司の中田さんへの話しかけが多くなった。その内容について、島宗リーダー本による第47回目の引用である。

【引用はじめ】

 介入パッケージによって中田さんの行動は変わりました。それだけではありません。上司の行動が変われば部下の行動も変わります。

 中田さんが部下に話しかけるようになったことで、部下も中田さんに話しかけたり、質問したりするようになってきたそうです。元々、高い専門的知識を持った中田さんですが、その知識が部内で共有されるようになりました。

 仏頂面した上司の機嫌をうかがう必要もなくなり、部下同士のコミュニケーションも増えました。部下が育ち、チームとして強くなっていったのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.34~p.35 )

【引用おわり】

 中田さんの部下との接し方が変わったことで、部下たちの中田さんとの関わり方も変わってきた。そればかりでなく、部下たち同士も関わりが増えていった。チームの雰囲気が変わり、チーム力が向上したのである。上司が変わると、部下も変わり、チームも変わるのである。 

2023年11月10日金曜日

【利用者向け711】エレベーターの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月10日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「エレベーターの日」です。

 1890年(明治めいじ23年)11月10日 東京(とうきょう)の

 「凌雲閣(りょううんかく)」に 設置(せっち)されたのが 日本初(にほんはつ)の

 エレベーター。

 「凌雲閣(りょううんかく)」は 東京(とうきょう)・浅草(あさくさ)に あって

 レンガ造(づく)り 12階(かい)建(で)てでした。

 高(たか)さは 52メートル。

 当時(とうじ) 日本(にほん)で 一番(いちばん) 高(たか)い

 建物(たてもの)でした。

 1923年(大正たいしょう12年) 関東大震災(かんとうだいしんさい)で

 壊(こわ)れてしまいました。



  

島宗リーダー本46「中田さんへの介入パッケージ」

 中田さんが自らを"人見知り"と思い込んで、部下との話がうまくできない。そのことを、なんとかしたいと、具体的な標的目標を決めて、「介入パッケージ」を導入した。その内容について、島宗リーダー本による第46回目の引用である。

【引用はじめ】

標的行動 「さりげなく"下"に降りて部下と仕事の話をする」

介入

  1. 部の業績向上に貢献した部下の名前と取引内容を把握する
  2. 部下がいる下の階の座席表を送ってもらう
  3. "さりげなく"話しかける練習をする
  4. 最後に必ず部下に対して5W1H形式の質問する
  5. 実際に下の階に降りて部下と話をした回数を毎日記録する
  6. 話した回数の目標を設定し、達成したら、コンサルタントと喜びを共有する(強化)

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.34 )

【引用おわり】

 中田さんにとって、オフィスを降りて、部下のいる下の階で、部下と仕事の話をすることができるようにするための介入の仕方である。部下の業績を知って、部下の座席を把握し、話しかける内容を事前に練習する。さらに、実際の話には、5W1Hによる質問を含めて、部下の仕事がさらに深められるようにする。部下との話した回数を記録したおくのである。そうしたことができたら、自らを褒めるなどして強化することである。 

2023年11月9日木曜日

【利用者向け710】換気の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月9日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「換気(かんき)の日」です。

 11月9日の 日付(ひづけ)から 「いい()くう()き」(いい空気くうき)の

 ごろ合(あ)わせに ちなんで 「換気(かんき)の日」に 決(き)まりました。

 部屋(へや)を 閉(し)めぱなしにしていると 湿気(しっけ)が たまって

 結露(けつろ)などが できます。

 空気(くうき)も よどみます。

 時々(ときどき) 良(い)い空気(くうき)を入(い)れてましょう。

 ちょっと 寒(さむ)いですが 窓(まど)をあけて 空気(くうき)の

 入(い)れ替(か)えをしましょう。 


  

島宗リーダー本45「介入パッケージ6=標的行動を強化する」

  中田さんが部下とのスムーズなコミュニケーションを図ろうと、介入パッケージの最終段階である第六段階まで行おうとしている。それが「標的行動の強化」である。そのことについて、島宗リーダー本による第45回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の実行を支援する方法を介入と呼びます。いくつかの方法をあわせて実施するときには介入パッケージと呼ぶこともあります。次のような介入パッケージを実施することがあります。人見知りだと思い悩んでいる中田さんの事例では、次のような介入パッケージが導入されました。

  1. 誰が何をしているのかを見える化する
  2. 誰がどこにいるのかを見える化する
  3. 標的行動を練習する
  4. 標的行動を工夫する
  5. 標的行動を記録し、見える化する
  6. 標的行動を強化する

 そのうち、中田さんは、「誰が何をしているか」、「誰がどこにいるか」、「標的行動の練習」、「標的行動の工夫」、「標的行動の記録」を行いました。そして、最後の6番目「標的行動の強化」の具体的内容が次のとおりです。

 部下に話しかける回数に目標を設定し、達成したら、コンサルタントに報告し、喜びを共有する機会を設けました。このような、増やす手続きのことを強化といいます。このような仕組みを介入のあちこちに取り入れることも、ポジティブな行動マネジメントの特徴の一つです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.32~p.34 )

【引用おわり】

 標的行動ができたら、中田さんは相談にのってくれたコンサルタントにうまくいったことを報告した。彼も喜んでくれて、自らもうれしさを分かち合うことができた。「標的行動の強化」を行ったのである。最終的に、中田さんは部下に話しかけることもあまり抵抗がなくなった。さらに、部下との距離も縮まり、部下からの信頼が高まった。そのことに、中田さんも自信が持てるようになったのだ。

2023年11月8日水曜日

【利用者向け709】立冬

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月8日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「立冬(りっとう)」です。

 冬(ふゆ) まぢかという季節(きせつ)に なってきました。

 朝夕(あさゆう)は 冷(ひ)えます。

 例年(れいねん)よりは 暖(あたた)かい日(ひ)が 多(おお)い感(かん)じがしますが。

 しかし 確実(かくじつ)に 冬(ふゆ)が 近(ちか)づいています。

 ストーブを たくことも 増(ふ)えてきています。 

島宗リーダー本44「介入パッケージ5=標的行動を記録し、見える化する」

 中田さんが部下とのスムーズなコミュニケーションを図ろうと、介入パッケージの第五段階まで行おうとしている。それが「標的行動の記録」である。そのことについて、島宗リーダー本による第44回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の実行を支援する方法を介入と呼びます。いくつかの方法をあわせて実施するときには介入パッケージと呼ぶこともあります。次のような介入パッケージを実施することがあります。人見知りだと思い悩んでいる中田さんの事例では、次のような介入パッケージが導入されました。

  1. 誰が何をしているのかを見える化する
  2. 誰がどこにいるのかを見える化する
  3. 標的行動を練習する
  4. 標的行動を工夫する
  5. 標的行動を記録し、見える化する
  6. 標的行動を強化する

 そのうち、中田さんにとって、1番目の「誰が何をしているか」そして、次に、2番目の「誰がどこにいるか」、3番目の「標的行動を練習」して、4番目には「標的行動の工夫」、今度は5番目の「標的行動の記録」です。その具体的内容が次のとおりです。

 中田さんが実際に下の階に降りて部下と話をした回数を毎日記録しました。そして、それを表計算ソフトで入力して折れ線グラフを作り、毎日更新しました。標的行動を測定し、介入の効果を視覚化して確認することは、ポジティブな行動マネジメントの要の一つです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.32~p.33 )

【引用おわり】

 中田さんは、部下と話をどれぐらいすることができたかを、記録してグラフ化した。中田さんの人見知りで部下と話すこともなかなかできなかった行動が変化していることを明確にしたのである。介入パッケージの導入で行動が変化するのが分かる。すごいことである。

2023年11月7日火曜日

【利用者向け708】ラ・フランス

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月7日 火曜日(かようび)。

 ラ・フランスが 今(いま)が 旬(しゅん)です。

 とろっとして とてもいい甘(あま)みがします。

 かおりも いいです。

 ちょっと形(かたち)は ぶかっこうですが。

 山形県(やまがたけん)は 日本(にほん)で一番(いちばん)

 栽培(さいばい)しています。

 8割(わり)以上(いじょう)が 山形県(やまがたけん)で 作(つく)っています。

 もともと フランスが 原産地(げんさくち)です。

 


  

島宗リーダー本43「介入パッケージ4=標的行動を工夫する」

  中田さんが部下とのスムーズなコミュニケーションを図ろうと、介入パッケージの第四段階まで行おうとしている。それが「標的行動の工夫」である。そのことについて、島宗リーダー本による第43回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の実行を支援する方法を介入と呼びます。いくつかの方法をあわせて実施するときには介入パッケージと呼ぶこともあります。次のような介入パッケージを実施することがあります。人見知りだと思い悩んでいる中田さんの事例では、次のような介入パッケージが導入されました。

  1. 誰が何をしているのかを見える化する
  2. 誰がどこにいるのかを見える化する
  3. 標的行動を練習する
  4. 標的行動を工夫する
  5. 標的行動を記録し、見える化する
  6. 標的行動を強化する

 そのうち、中田さんにとって、1番目の「誰が何をしているか」そして、次に、2番目の「誰がどこにいるか」、3番目の「標的行動を練習」して、4番目には「標的行動の工夫」を行っています。その内容が次のとおりです。

 中田さんからの話しかけは短くすませるようにしますが、最後には必ず部下に対して質問をすることにしました。それもただ漠然としたものではなく、「何を」とか「どうやって」とか「なぜ」といった5W1H形式の質問です。そうすることで、会話の中で、自分よりも部下により話をさせる作戦です。部下が仕事について話し始めてくれさえすれば、中田さんの豊富な専門知識から、それに対する助言は苦もなくできることがわかったからです。5W1H形式の質問をする練習も十分に行いました。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.32~p.33 )

【引用おわり】

 中田さんにとって、部下に対してスムーズに話しかけることができるように、質問する練習をした。質問内容も短いもので5W1Hで過不足なく、相手も核心ついた仕事に役立つものになるようにした。効果ある質疑応答を工夫する練習になった。

2023年11月6日月曜日

【利用者向け707】阪神優勝

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月6日 月曜日(げつようび)。

 昨日(きのう)の 日本(にほん)シリーズで 阪神(はんしん)が 勝(か)った。

 ついに 38年ぶりの 優勝(ゆうしょう)を決(き)めた。

 阪神(はんしん)ファンは 大喜(おおよろこ)び。 

島宗リーダー本42「介入パッケージ3=標的行動を練習する」

 中田さんが部下とのスムーズなコミュニケーションを図ろうと、介入パッケージの第三段階まで行おうとしている。それが「標的行動の練習」である。そのことについて、島宗リーダー本による第42回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の実行を支援する方法を介入と呼びます。いくつかの方法をあわせて実施するときには介入パッケージと呼ぶこともあります。次のような介入パッケージを実施することがあります。人見知りだと思い悩んでいる中田さんの事例では、次のような介入パッケージが導入されました。

  1. 誰が何をしているのかを見える化する
  2. 誰がどこにいるのかを見える化する
  3. 標的行動を練習する
  4. 標的行動を工夫する
  5. 標的行動を記録し、見える化する
  6. 標的行動を強化する

 そのうち、中田さんにとって、1番目の「誰が何をしているか」そして、次に、2番目の「誰がどこにいるか」ということが明確にして、その次には、3番目の「標的行動を練習」するのである。その内容が次のとおりである。

 "さりげなく"部下に話しかける練習を、実際にできるようになるまでロールプレイを続けました。業績一覧リストと座席表を使い、実名を呼んで練習したこと、部下からの反応をいくつか想定してそれぞれのケースに対応した練習をしたことなどです。中田さんが不安なく、ぎこちない様子を見せずに自然に振る舞えるまで、練習しました。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.32~p.33 )

【引用おわり】

 ロールプレイによって、中田さんは部下との接し方を練習した。自然な形で名前を呼んで、声がけできるようにするまで練習したのである。部下との自然な接し方ができるようにするのは、事前の練習は中田さんにとって、不安を取り除くためには重要だ。

2023年11月5日日曜日

【利用者向け706】世界津波の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月5日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「世界(せかい)津波(つなみ)の日」です。

 1854年(安政あんせい元がん年)11月5日 和歌山県(わかやまけん)で

 起(お)きた 大津波。

 その時(とき) 村人(むらびと)が 稲(いな)むらに 火(ひ)を付(つ)けて

 人々(ひとびと)を 安全(あんぜん)に 避難(ひなん)させることができました。

 「稲(いな)むらの火(ひ)」として 有名(ゆうめい)な 話(はなし)です。

 この津波(つなみ)で 紀伊半島(きいはんとう)や 四国(しこく)が

 大津波(おおつなみ)に 襲(おそ)われました。

 2011年(平成へいせい23年)3月11日の 東日本(ひがしにほん)

 大震災(だいしんさい)でも すごい津波(つなみ)で 大(おお)きな

 被害(ひがい)がありました。

島宗リーダー本41「介入パッケージ2=誰がどこにいるのかを見える化する」

 中田さんが部下との接触を積極的に行うために、介入の手続きを行っている。その第二段階として、部下がどこにいるかはっきりさせる介入を行った。そのことについて、島宗リーダー本による第41回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の実行を支援する方法を介入と呼びます。いくつかの方法をあわせて実施するときには介入パッケージと呼ぶこともあります。次のような介入パッケージを実施することがあります。人見知りだと思い悩んでいる中田さんの事例では、次の介入パッケージが導入されました。

  1. 誰が何をしているのかを見える化する
  2. 誰がどこにいるのかを見える化する
  3. 標的行動を練習する
  4. 標的行動を工夫する
  5. 標的行動を記録し、見える化する
  6. 標的行動を強化する

 そのうち、中田さんにとって、1番目の「誰が何をしているのかを見える化する」などをしました。次に、2番目の「誰がどこにいるのかを見える化する」です。次のようなことです。

 下の階の座席表も送ってもらいました。この表と1のリストがあれば、下の階に降りて、前日に業績をあげた部下に「○○さん、昨日の✕✕の取引、とてもうまくいったそうですね」と声をかけることができます。何を話したらいいのかわからないということはなくなります。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.32~p.33 )

【引用おわり】

 中田さんにとっては、オフィスから離れた下の階にいる部下たちに声がけできるように座席表を作成した。これがあれば、部下の一人ひとりがどんな実績があるか分かって、励ましやすくなる。部下との接触も積極的にできることになる。 

2023年11月4日土曜日

【利用者向け705】3連休の中日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月4日 土曜日(どようび)。

 3連休(れんきゅう)の 中日(なかび)です。

 みんなは どう過(す)ごしていますか。

 昨日(きのう)は とてもいい天気(てんき)に 恵(めぐ)まれて 秋晴(あきば)れでした。

 各地(かくち)で いろんな イベントが あったんじゃないかなあ。

 第(だい)13回(かい)山辺(やまのべ)まるごとフェスティバルも 山辺(やまのべ)

 町民(ちょうみん)体育館(たいいくかん)などで 開催(かいさい)されていました。

 とても にぎやかでした。

 今日(きょう)は 朝(あさ)から どんよりした 天気(てんき)に なっています。

 午後(ごご)から 雨(あめ)も 降(ふ)りそうです。

 家(いえ)で ゆっくり 過(す)ごすのがいいかな。 

島宗リーダー本40「介入パッケージ1=誰が何をしているのかを見える化する」

 上司の中田さんは、部下の業績について知りたいので、主任から日報を送ってもらうことにした。まずは部下たちの状況を把握することにしたのだ。介入の第一歩である。そのことについて、島宗リーダー本による第40回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の実行を支援する方法を介入と呼びます。いくつかの方法をあわせて実施するときには介入パッケージと呼ぶこともあります。次のような介入パッケージを実施することがあります。人見知りだと思い悩んでいる中田さんの事例では、次の介入パッケージが導入されました。

  1. 誰が何をしているのかを見える化する
  2. 誰がどこにいるのかを見える化する
  3. 標的行動を練習する
  4. 標的行動を工夫する
  5. 標的行動を記録し、見える化する
  6. 標的行動を強化する

 そのうち、中田さんにとって、1番目の「誰が何をしているのかを見える化する」とは、次のようにすることです。

 毎日、その日の取引で部の業績向上に貢献した部下の名前と取引内容の一覧リストを主任からメールで送ってもらうことにしました。日報として作成していたレポートの一部を並べ替えるだけでリストが作れるので、主任にとってはほんの一手間で済みました。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.32~p.33 )

【引用おわり】

 中田さんは人見知りと思い込んでいるので、自ら部下たちから現在の状況を聞き出せない。そこで、まずは主任が作成している日報で部下たちの現状を確かめることにした。部下たちが何をしているかを見える化したのである。中田さんの行動を変えるための介入の第一段階を実施したのだ。

2023年11月3日金曜日

【利用者向け704】文化の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月3日 金曜日(きんようび)。

  今日(きょう)は 国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ) 「文化(ぶんか)の日」です。

 今日(きょう)から 3連休(れんきゅう)に なります。

 今日(きょう)は 秋晴(あきば)れで いい天気(てんき)になりました。

 昔(むかし)は この日 「明治節(めいじせつ)」といって

 明治天皇(めいじてんのう)の 誕生日(たんじょうび)として

 祝日(しゅくじつ)でした。



島宗リーダー本39「介入パッケージ」

 中田さんは人見知りだと思い込んで、部下とのコミュニケーションもメールで済ませている。だから、うまく連絡などの情報交換ができず、齟齬をきたしている。それをなんとかしたいと本人の思いも強い。その解決のために、ポジティブな行動マネジメントの方法を導入して、自らの行動を変えたいと考えている。そのことについて、島宗リーダー本による第39回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動の実行を支援する方法を介入と呼びます。いくつかの方法をあわせて実施するときには介入パッケージと呼ぶこともあります。次のような介入パッケージを実施することがあります。

  1. 誰が何をしているのかを見える化する
  2. 誰がどこにいるのかを見える化する
  3. 標的行動を練習する
  4. 標的行動を工夫する
  5. 標的行動を記録し、見える化する
  6. 標的行動を強化する

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.32~p.33 )

【引用おわり】

 問題行動を変えるには、介入という方法を用いる。標的行動をどうするかを明確にして、それを変化させるために記録し強化するのである。そのために、上記のように6ステップを設定するのがいい。問題行動の変容を図る方法が見える化できる。 

2023年11月2日木曜日

【利用者向け703】阪神タイガースの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月2日 木曜日(もくようび)。

 今(いま) 日本(にほん)シリーズを やっています。

 阪神(はんしん)と オリックスが 昨日(きのう)現在(げんざい) 2勝(しょう)

 2敗(はい)の タイです。

 面白(おもしろ)くなっています。

 4勝(しょう)したほうが 日本一(にんいち)に なります。

 この 「阪神(はんしん)タイガースの日」というのは 1985年(昭和しょうわ 

 60年) 阪神(はんしん)が 西武(せいぶ)を 破(やぶ)って 初(はじ)めての

 日本一(にほんいち)に なったことを 記念(きねん)した日です。

 今年(ことし)は 阪神(はんしん)が 日本一(にほんいち)に なれるか。



  

島宗リーダー本38「問題を行動化し、標的行動に焦点化」

 中田さんは、人見知りと自らを思っていて、部下との話などスムーズにできないと悩んでいた。人見知りといった性格でとらえていては、問題を解決するのは難しい。それより、具体的な行動に着目して、その行動を変えるような手立ての工夫をすべきである。そのことについて、島宗リーダー本による第38回目の引用である。

【引用はじめ】

 性格でなく行動に着目することを行動化、行動化した候補から対象を選ぶことを焦点化、選んだ行動を標的行動と呼びます。

 中田さんの標的行動は「さりげなく"下"に降りて部下と仕事の話をする」です。

 最初は自分は人見知りだから何を話したらいいかわからないと言い訳していた中田さんも、標的行動の実行を支援する方法を検討しているうちに、だんだん納得していきました。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.31~p.32 )

【引用おわり】

 中田さんは人見知りかもしれない。だからといって、部下との話がうまくできないままではリーダーとしての役割が果たせない。今、どんなことができないか、具体的な行動を見極める必要がある。"上"にあるオフィスを降りて、"下"にいる部下とさりげなく仕事の話をすることが求められている。こうしたことが、できるようにすればいい。そのような標的行動が繰り返し、スムーズにできるようにすることである。

2023年11月1日水曜日

【利用者向け702】今日から11月

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年11月1日 水曜日(すいようび)。

 今年(ことし)も 残(のこ)すところ 11月と12月の 2か月となりました。

 あと 今日(きょう)を 含(ふく)めて 61日です。

 新(あたら)しい年になれば 2023年から 2024年になります。

 令和(れいわ)5年から 令和(れいわ)6年になります。

 コロナで ずっと 制約(せいやく)が ありました。

 少(すこ)しずつだが それも 解除(かいじょ)され始(はじ)めて バザーなども

 開催(かいさい)できるようになってきています。

 うれしいです。

 普通(ふつう)の 生活(せいかつ)が できるように なっています。 

島宗リーダー本37「中田さんと部下との関係は希薄」

 中田さんは、部下と直接話するのはごく稀。これでは、部下が上司の中田さんに対する見方も疎遠になってしまうし、誤解を誘うばかり。

 そのことについて、島宗リーダー本による第37回目の引用である。

【引用はじめ】

 中田さんが、過去数か月間に自分のオフィスから下の階に降りて、会議以外で部下と話をしたのは、たったの2、3回だったそうです。

 ほとんどの連絡はメールで済ませてましたし、何か用事があるときには、数人いる主任を"上"のオフィスに呼び出していました。その様子が、他の部下たちには、まるで校長先生が生徒を叱るために校長室に呼び出しているように映っていたとはつゆ知らず……。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.31 )

【引用おわり】

 中田さんの部下とのコミュニケーションは、ほとんどメール。たまに、オフィスに呼び出すのは主任のみ。これでは、部下との信頼が得られない。もっと互いの交流を増やす必要がある。中田さんの行動いかんにかかっている。中田さんが部下に少しでも話しかける行動をやってみるところから始めてみる必要があるだろう。

2023年10月31日火曜日

【利用者向け701】ハロウィン

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月31日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 「ハロウィン」です。

 古代(こだい)ヨーロッパ ケルト族(ぞく)の お祭(まつ)りです。

 秋(あき)の 収穫(しゅうかく)を 祝(いわ)い 悪霊(あくれい)を

 追(お)い払(はら)う 行事(ぎょうじ)です。

 最近(さいきん)では 日本(にほん)でも 仮装(かそう)する イベントが

 はやるように なっています。


  

島宗リーダー本36「性格は行動の傾向をまとめた表現」

 私は"人見知り"という性格だから、人と接することがうまくいかないのだと思い込んでいる人はいないだろうか。自分の性格を原因とする考え方が主流となり過ぎている。自分の性格のせいで行動が変わらないと思い込んでしまっている。そのことについて、島宗リーダー本による第36回目の引用である。

【引用はじめ】

 性格はそう変わるものではありません。なぜなら、「場面や状況によって変わりにくい行動の一貫性」というのが"性格"の定義だからです。

 よくある誤解→性格は行動の原因ではありません P(性格)→✕B(行動)  

 中田さんにとっての重大な誤解は、性格が行動の原因だと信じていたところです。

 こうした誤解をしているのは中田さんに限りません。世の中のほとんどの人が信じ込んでいると言ってもいいでしょう。これが個人攻撃の罠を"罠"たらしめている原因です。

 性格は行動の原因ではありません。行動の傾向をまとめて表現したものが性格なのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.30 )

【引用おわり】

 性格というのは、ある種の行動の傾向をまとめたものである。あくまでも、行動一つ一つとは異なるのである。変えたいと思う一つの行動に焦点を当てれば、行動も変えることは可能なのだ。性格などという焦点がぼけたものにこだわっていては、変えられる行動も変えられない。性格が変わらないなどと、「個人攻撃の罠」から抜け出せないことになる。 

2023年10月30日月曜日

【利用者向け700】たまごかけごはんの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月30日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「たまごかけごはんの日」です。

 2005年(平成へいせい17年)10月30日 島根県(しまねけん)

 雲南市(うんなんし)で 「第(だい)1回日本(にほん)たまごかけごはん

 シンポジウム」が 開催(かいさい)されました。

 そこで たまごかけごはん日本一(にほんいち)を 決定(けってい)しました。

 「卵(たまご)かけご飯(はん)」は 日本特有(にほんとくゆう)の

 食文化(しょくぶんか)です。

 世界(せかい)では 卵(たまご)は 火(ひ)を通(とお)して 食(た)べます。



  

島宗リーダー本35「性格は行動の原因でない」

 中田さんは、リーダーとして悩んでいる。うまく部下と接することができない。それは、自分の性格のせいと信じている。そのことについて、島宗リーダー本による第35回目の引用である。

【引用はじめ】

 リーダーである中田さんには、業績を妨害する、いくつかの誤解がありました。

 部下から冷たい、無関心と誤解されていたところです。しかし、より重大なのは、部下と話をしないのは自分が"人見知り"だからで、この性格が変わらない限り状況は変わらないし、性格は変わるものではないから状況は変わらないと中田さん本人が信じていたところです。

 確かに性格はそう変わるものではありません。なぜなら、「場面や状況によって変わりにくい行動の一貫性」というのが"性格"の定義だからです。

 よくある誤解→性格は行動の原因ではありません P(性格)→✕B(行動)  

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.29~p.30 )

【引用おわり】

 自分の性格が"人見知り"だから、部下と接することがうまくいかない。それを直すのは難しいと信じてしまう。それでは、問題の解決ができるはずもない。行動を変えることで、部下との接し方も変えられると視点を変えればなんとかなる。性格のせいとひとくくりにすることが問題なのである。


 

2023年10月29日日曜日

【利用者向け699】インターネット誕生日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月29日 日曜日(にちようび)。

 1969年(昭和しょうわ44年)10月29日に インターネットの

 元型(げんけい)によって 世界(せかい)で初(はじ)めて 通信(つうしん)が

 行(おこな)われました。

 「ARPANET」(アーパネット)と よばれるものです。

 アメリカの 大学(だいがく)と 研究所(けんきゅうじょ)で LOGINの

 文字列(もじれつ)を 送信(そうしん)しようとしました。

 LとOまで送信(そうしん)できましたが Gからは うまくいきませんでした。

 それでも これが 「インターネット」の 始(はじ)まりです。

 今(いま)では インターネットによって 世界中(せかいじゅう)が

 つながっています。

 

 

  

島宗リーダー本34「環境=随伴性」

 個人の特性だけに着目していても、何の解決につながらないことが多い。それよりは、いかなる行動をすべきかに着目することで、問題解決につなげることが可能だ。そのことについて、島宗リーダー本による第34回目の引用である。

【引用はじめ】

 「個人攻撃の罠」から抜け出すには、個人の特性ではなく行動、そして行動を引き起こし、継続させる環境づくりに、視点を180度転換する必要があります。

 上司である人見知りの中田さんにもできる行動を見つけ、その行動が確実に実行される環境づくりを進めることがポジティブな行動マネジメントのアプローチです。

 ポジティブな行動マネジメントの要となる「環境」は、行動を増やしたり、減らしたりすることです。行動分析学ではこれを随伴性と呼んでいます。

 行動は随伴性を変えると変わります。ある行動を変えるのに、随伴性のどこをどのように変えればいいのかを判断するのに、行動分析学が発見してきた様々な公式を用いるのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.28~p.29 )

【引用おわり】

 個人の特性にこだわって「個人攻撃の罠」にはまっても、なんら問題解決を図ることができない。 行動を変える環境、すなわち随伴性を変えることによって、新たな行動を生み出すような働きかけが大切である。

2023年10月28日土曜日

【利用者向け698】満月見ましたか

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月28日 土曜日(どようび)。

 昨日(きのう)は 「十三夜(じゅうさんや)」でした。

 「豆名月(まめめいげつ)」とか 「栗名月(くりめいげつ)」とも 言(い)います。

 天気(てんき)が 不安定(ふあんてい)で 雲(くも)に 隠(かく)れて

 満月(まんげつ)を 見(み)ることが できないと 心配(しんぱい)でした。

 ときおり 雲(くも)に 隠(かく)れたりすることも ありましたが きれいに

 真(ま)ん丸(まる)の 月(つき)を 見(み)ることができました。

 

島宗リーダー本33「個人攻撃の罠」

 リーダーシップを能力や性格などの個人の特性ばかりに目に向けても、問題の解決にはなりにくい。能力を高めるとか性格を変えようなどといっても、本人のせいばかりにしてしまう。本人が心を入れ替えてなんとかしろといっているに過ぎない。それで何とかなるものだろうか。そのことについて、島宗リーダー本による第33回目の引用である。

【引用はじめ】

 リーダーシップは、人となりとして語られがちです。ところが、性格や能力など、個人の特性のみに目を向けていると、うまくいかないときにその人を責めるしか手がなくなります。

 業績が思うように上がらないときに、上司や部下の性格や能力を問題視するだけで、解決のための工夫をしなくなってしまうことを、「個人攻撃の罠」と呼びます。

 この罠から抜け出すには、個人の特性ではなく行動、そして行動を引き起こし、継続させる環境づくりに、視点を180度転換する必要があります。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.28 )

【引用おわり】

 リーダーシップを発揮するためには、発揮しやすい環境づくりが必要だ。リーダーの性格や能力などばかり問題にするだけでは、解決を図ることは難しい。解決に向けた手立てを見いだそうすることがないからだ。これでは、「個人攻撃の罠」に陥っていることになるばかり。リーダーシップを図ることができる具体的工夫がなければならない。

2023年10月27日金曜日

【利用者向け697】十三夜

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月27日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「十三夜(じゅうさんや)」と 呼(よ)ばれる月(つき)が

 見(み)られる日です。

 美(うつく)しい 満月(まんげつ)を 見(み)ることができます。

 豆(まめ)などを お供(そな)えすることから 豆名月(まめめいげつ)と

 呼(よ)ばれています。

 天気(てんき)も 良(よ)さそうです。

 きれいに 満月(まんげつ)が 見(み)られそうです。

2023年10月26日木曜日

島宗リーダー本32「業績にはプラスもマイナスもある」

 会社における業績には、プラスのときもあれば、マイナスのときもある。どうすれば、プラスを増やし、マイナスを減らすか、行動しだいである。そのことについて、島宗リーダー本による第32回目の引用である。

【引用はじめ】

 業績には、売上や利益、イノベーションのように、会社にとってプラスものもあれば(V+)、事件や事故、無駄な経費、離職率ののように、会社にとってマイナスのものもあります(V-)

 何がなんでも行動すればいいというわけではなく、V+につながる行動を増やし、V-につながる行動を減らすことが経営者やリーダーの仕事です。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.28 )

【引用おわり】

 リーダーにとって、会社の業績をプラスにできるようにすることが課題である。いかなる行動をすれば、マイナスが減り、プラスを増やせるかだ。行動のあり方をとことん追求する必要がある。

【利用者向け696】草も冬支度

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月26日 木曜日(もくようび)。

 今朝(けさ)も 霧(きり)の濃(こ)い日になりました。

 日中(にっちゅう)は 晴(は)れるんじゃないかなあ。

 秋晴(あきば)れになるはずです。

 草(くさ)も あちこち 黄色(きいろ)くなってきています。

 枯(か)れ始(はじ)めているんですね。

 草(くさ)も 冬支度(ふゆじたく)です。

 最近(さいきん)は 朝晩(あさばん) ストーブが 必要(ひつよう)になってきています。 

島宗リーダー本31「勝利につながる業績は行動なり」

 企業などにおける「業績」は、ただ単なるスローガンによってなされるものではない。行動があって、その積み重ねによって業績となる。

 そのことについて、島宗リーダー本による第31回目の引用である。

【引用はじめ】

 業績をValue(価値)とすると、V=Behavior(行動)というののが、「企業は行動なり」をあらわす。

 どれだけ立派な経営理念があっても、どれだけ完璧に経営計画や戦略が作られても、それを実行する行動がなされなければ業績にはつながりません。つまり、Vは知識と遂行のギャップを乗り越えて勝ち取るVictory(勝利)のVでもあるのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.27 )

【引用おわり】

 その企業の業績は価値となるものである。価値あるものにするには、行動がなければならない。経営計画を実際の形あるものにするのである。それが業績である。価値(Value)ある計画を、業績(Value)という勝利(Victory)を得るために、価値ある行動を一つずつ積み重ねることである。 

2023年10月25日水曜日

【利用者向け695】世界パスタデー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月25日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「世界(せかい)パスタデー」。

 パスタの魅力(みりょく)を 伝(つた)える さまざまな イベントが

 世界中(せかいじゅう)で 行(おこな)われる日です。

 パスタは イタリアの めん類(るい)のことです。

 小麦粉(こむぎこ)が 主(おも)な 原料(げんりょう)です。

 給食(きゅうしょく)にも 時々(ときどき)出(で)ます。

 みんな 大好(だいす)きですね。

 

島宗リーダー本30「中田さんは人見知り」

 ここで例として出しているリーダーの中田さんは、自らを人付き合いが苦手で人見知りとみなしている。部下との関わりもぎここちない。できれば、あまり接触したくないぐらいに思っている。そのことについて、島宗リーダー本による第30回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下から信頼を得られてない中田さんは次のように言います。

 「私は人付き合いが苦手です。人見知りだから、部下と話をしようとしても、何を言っていいのかわからず、言葉につまってしまいます。自分のオフィスから下の階に降りると、それだけで部下たちの視線が集中します。何十人もの目が一斉にこちらを見るんです。彼らにとって役立つことや気のきいたことを言えるわけでもないのに……。話しかけても彼らの仕事の邪魔になるだけです。だから"下"にはできるだけ降りず、自分がすべきことに集中するようにしたのです。」

 そう朴訥に語る中田さんからは、部下の評価とは正反対の誠実な人となりが感じられました。大きな誤解が生じていたのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.27 )

【引用おわり】

 中田さんは、悪気があって部下との関わりを避けたがっているわけでない。部下に対して、どうかかわったらいいか迷ってしまうのだ。そのことで悩んでいる。意外と本人としては、深刻な問題を抱ええている。そうであれば、こうした問題を解決する対策こそ必要だ。中田さんが部下とのかかわりを問題なくできる段階から少しずつ慣れるようにしていくのだ。

2023年10月24日火曜日

【利用者向け694】霜降

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月24日 火曜日(かようび)。

 今朝(けさ)は 霧(きり)が 濃(こ)かった。

 そして 今日(きょう)は 「霜降(そうこう)」という 季節(きせつ)を

 あらわす日です。

 秋(あき)が深(ふか)まり 露(つゆ)が 霜(しも)となって降(ふ)り

 始(はじ)めるころです。

 月山(がっさん) 龍山(りゅうざん)にも 初冠雪(はつかんせつ)。

 山(やま)は もう紅葉(もみじ)です。

 もうじき 里(さと)にも 雪(ゆき)が降(ふ)ってきます。

 今朝(けさ)は あちこち 最低気温(さいていきおん)を 記録(きろく)したみたい。 



  

島宗リーダー本29「部下から信頼されてない」

 ここで例として引用されている中田さんは、部下からの信頼に欠けている。部下とのコミュニケーション不足と言っていい。そのことについて、島宗リーダー本による第29回目の引用である。

【引用はじめ】

 中田さんの部門の業績は順調でしたが、彼がさらに昇格するには、乗り越えなければならない課題がありました。部下からの信頼です。

 人事部が行う社内評価では、田中さんが部下から信頼されていないことが明らかでした。

 「業績や自分の出世にしか興味がない」、「冷たい」、「部下の仕事に無関心」、「部下を指導する気がない」など、厳しい声が出てきます。全体の業績はそこそこ良かったのですが、チーム内はギスギスしていて、離職者が続出しているというのが人事部の懸念だったのです。

 部下からの人望がないことに、彼も内心気づいていました。それどころが、それが大きな悩みでもあったのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.26~p.27 )

【引用おわり】

 リーダーとしての中田さんは、実績のある人だが、どうも部下との関係がうまくいってない。頼りがいのある人とは思われてない。本人もそのことを気にしている。どうすればよいか。もっと部下をまとめられるようにするには、何をすればよいのか。信頼を得られるための行動のあり方はいかにあるべきか。

2023年10月23日月曜日

【利用者向け693】初冠雪

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月23日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 日中(にっちゅう) 天気(てんき)が 良(よ)くなりました。

 でも なんだか 寒(さむ)いです。

 月山(がっさん)の頂上(ちょうじょう)が 白(しろ)くなりました。

 初冠雪(はつかんせつ)です。

 龍山(りゅうざん)にも 雪(ゆき)が 降(ふ)りました。

 蔵王(ざおう)エコーラインは 夜半(やはん) 通行止(つうこうど)めに

 なっています。

 山(やま)は 紅葉(こうよう)で 赤黒(あかぐろ)く 見(み)えます。

 あと 一か月もすると ふもとにも 雪(ゆき)が降(ふ)ってきます。 

  

島宗リーダー本28「今日"上"来てる?」

 数十人の部下を持つ中田さんは、実力のある人だが、どうも部下からは煙たい存在とみられている。部下には、親しみを持てない近寄りがたい人とみなされているのだ。そのことについて、島宗リーダー本による第28回目の引用である。

【引用はじめ】

 「あの人はプライドが高くて近寄りがたい」部下からそう思われていた上司がいました。中田さんです。専門的な知識も豊富で、実績もあり、周囲から一目置かれていた存在でした。

 中田さんには数十人の部下がいて、世界各国の原油資源を売買していました。

 彼のオフィスは部下たちのデスクを見下ろせる、吹き抜けの上階にありましたが、部下たちは陰でその場所を"上"と呼んでいました。「今日"上"来てる?」というように。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.26 )

【引用おわり】

 上司の中田さんは、部下との距離が遠い存在とみなされている。これでは、部下にとっても、中田さんにとってもいい関係ではない。もっと親しみの持てる関係をつくる必要がある。部下から中田さんが“上”などと呼ばれていることじたい問題だ。 

2023年10月22日日曜日

【利用者向け692】アニメの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月22日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「アニメの日」です。

 1985年(昭和しょうわ33年)10月22日は 日本最初(にんさいしょ)の

 カラー長編(ちょうへん)アニメーション映画(えいが) 「白蛇伝(はくじゃでん)」が

 公開(こうかい)された日です。

 そして 今(いま)では 日本(にほん)が ほこるアニメ作品(さくひん)が

  たくさんあります。

 今(いま) 「ワンピース」が 評判(ひょうばん)になっています。



島宗リーダー本27「仕事へ取り組む姿勢はどうなっている?」

 仕事の取り組みは、積極的か、それとも消極的か。どうも日本は他の国と比べて仕事をやらされているとの気持ちが強い傾向がある。どうしてなんだろう。そのことについて、島宗リーダー本による第27回目の引用である。

【引用はじめ】

 ケネクサという人事コンサルティング会社は、社員のエンゲージメント指数を毎年世界中の企業を対象に調査しています。

 エンゲージメント指数とは、自分の仕事と会社に持つ誇りや、責任感と満足感を仕事に取り組めているかどうかなどを表す数値です。

 日本は調査対象国の中で最下位。日本企業の社員の7割が、仕事ゃ会社に誇りや愛着、使命感を持てず、やりたいからというより、やらされているという気持ちで仕事をしているという結果が出ています。

 以前から、長時間労働の是正など、わが国の働き方を見直すべきだという声はあがっていますが実現にはほど遠い状況です。大きな変革が求められています。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.25 )

【引用おわり】

 エンゲージメント指数というのは、仕事に対するやりがいの程度を数値化したものだろう。日本は他の国から比べて低い。長時間労働で効率が悪い働き方をしているからみたいだ。勤務時間内で効率性を上げる仕事の仕方を工夫することである。公私の区別を明確にして働く習慣が必要だ。 

2023年10月21日土曜日

【利用者向け691】国際反戦デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月21日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「国際反戦(こくさいはんせん)デー」です。

 1966年(昭和しょうわ41年)ベトナム戦争(せんそう)に 反対(はんたい)する

 ための 運動(うんどう)が 始(はじ)まりです。

 今(いま) ウクライナと ロシアが 戦争(せんそう)して 1年半(はん)にも

 なります。

 今度(こんど)は イスラエルで ハマスが 大規模(だいきぼ)テロを

 始(はじ)めました。

 北朝鮮(きたちょうせん)は 日本海(にほんかい)に 向(む)けて ミサイルを

 打(う)ち込(こ)んでいます。

 日本(にほん)も 戦争(せんそう)に まきこまれないか 心配(しんぱい)に

 なってきます。

 いつまでも 平和(へいわ)で あってほしいなあ。


   

島宗リーダー本26「業績を上げることができないリーダー」

 リーダーシップは、業績を向上するためには、重要な要素である。リーダーが部下に対してどう対応するかで、組織の業績も大きく違ってくる。部下に対して、きつすぎたり、優しすぎたりするリーダーシップは、業績を高めることになるだろうか。そのことについて、島宗リーダー本による第26回目の引用である。

【引用はじめ】

 リーダーの行動は業績を飛躍的に伸ばす可能性がある一方で、会社に取り返しのつかないダメージを与えることもあります。

 強い口調で指示を出し、目標を達成しないときやミスがあったときに怒りをあらわにすることで、部下の行動を統率する上司もいるでしょう。

 そのことで一時的に高い業績が実現したとしても、部下に不安や不満がたまり、離職者が増えたり、メンタルヘルスに不調をきたして求職者が出たりすると、そうしたコストがいずれ経営を悪化させます。

 しかし、部下に優しく、慕われているのであればいいというわけではありません。業績を上げるための部下の行動を増やせないようなら、ブラック上司に比べれば発覚しにくいものの、会社にとっては見えないリスクになります。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.25 )

【引用おわり】

 組織に対して、リスクを与えるようなリーダーシップは要注意である。部下の失敗を罰するようなやり方を多用するのは問題を生じさせる。逆に、部下任せで放任主義であっても問題だ。仕事がうまくいったら適時適切な対応をし、失敗したことには次の対策に関してアドバイスをするなどである。部下がリーダーとの関係に信頼をおけるようにすることだ。 

2023年10月20日金曜日

【利用者向け690】リサイクルの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月20日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「リサイクルの日」です。

 10月20日は 「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」と読(よ)む

 ごろ合(あ)わせからです。

 物(もの)は 「へらせる」「つかえる」「よみがえる」ことが できるように

 しようという 運動(うんどう)です。

  


島宗リーダー本25「業績はリーダーの行動次第」

 リーダーの行動によって、組織の業績は大きく変わる可能性がある。それは良くも悪くもなるということである。そのことについて、島宗リーダー本による第25回目の引用である。

【引用はじめ】

 リーダーの行動が変わると、企業は変わります。リーダーの行動(Bl: Behavior of Leaders)は、組織の他の社員(Bf: Behavior of Followers)の行動を動かす原動力です。

  V (業績)=Bl (リーダーの行動)✕Bf (他の社員の行動)

 企業の業績は社員の行動によって作られる。リーダーの行動が動き始めると、社員の行動は、2倍にも3倍にもなります。

 つまり、リーダーの行動で業績は乗数的に増加します。その一方、逆に作用すれば、リーダーの行動次第で業績は乗数的に悪化することになります。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.23~p.24 )

【引用おわり】

 組織の「業績」は、「リーダーの行動」と「他の社員の行動」の掛け算で決まる。リーダーが前向きに行動し、他の社員たちも積極的に行動すれば、組織の業績は向上する。リーダーも社員たちも目標に向かって一丸となって取り組めば、業績の向上は確実なものとなる。

2023年10月19日木曜日

【利用者向け689】寒暖の差大きい

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月19日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 日中(にっちゅう)はずっと 晴(は)れが続(つづ)きます。

 最高気温(さいこうきおん)は 24度(ど)まで 上(あ)がります。

 明日(あした)の20日は 最高気温(さいこうきおん) 20度(ど)に なります。

 21日の土曜日(どようび)は 最高気温(さいこうきおん)13度(ど)

 最低気温(さいていきおん)6度(ど)です。

 22日の日曜日(にちようび)は 最高気温(さいこうきおん)15度(ど)

 最低気温(さいていきおん)11度(ど)の 予報(よほう)です。

 寒暖(かんだん)の差(さ)が 激(はげ)しいです。

 着(き)るものにも 注意(ちゅう)しないと。

 

   

島宗リーダー本24「すべてを仕切るリーダーの問題」

 オールマイティで何でもできるリーダーは、本当にいいリーダーだろうか。何でも自分でやってしまって部下に任せないとなれば、部下が育たない。そうしたことに気付かないリーダーがいる。そのことについて、島宗リーダー本による第24回目の引用である。

【引用はじめ】

 リーダーとして活躍するために重要な条件はいろいろあります。人に話しかけたり、人から話を聞いたりするコミュニケションの力量。人と一緒に仕事を進めるコラボレーションの力量。さらにまた、仕事に関する高い専門性や経営的な知識などです。

 ところが、このような条件をすべて備えながら、それでも人を動かせないリーダーが多いのもまた事実です。

 部下や社員の先頭に立ち、すべてを仕切り、重要な仕事は一手に引き受けて物事を進めるリーダーは、力強く、頼りがいがあるように見えます。しかし、それはもしかしたら、部下を動かすのが苦手なことの裏返しかもしれません。

 自分が動いてしまうリーダーは、その分、部下を育てる機会を失っているリスクを認識すべきです。カリスマとされる経営者が後継者づくりに苦労するケースが多いのはこのことのあらわれかもしれません。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.22~p.23 )

【引用おわり】

 いくらリーダーである自分の仕事のほうがいいとはいえ、部下に仕事を任せないとはなれば、いつになっても部下が一人前になることができない。そうしたリーダーの下では、部下は育たない。部下がする仕事を見守れるリーダーでなければならない。 

2023年10月18日水曜日

【利用者向け688】フラフープ記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年10月18日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「フラフープ記念日(きねんび)」

 1958年(昭和しょうわ33年)10月18日 「フラフープ」が 発売(はつばい) 

 された日です。

 フラフープで 今(いま)は 遊(あそ)ぶこともありません。

 昭和(しょうわ)30年代(だい)に はやった遊(あそ)びです。

 わっかを 腰(こし)を使(つか)って 回(まわ)す遊(あそ)びです。

 60年も 昔(むかし) 一大(いちだい)ブームになった 遊(あそ)びです。


 

島宗リーダー本23「リーダーシップは学べる」

 リーダーシップを発揮できるのは、才能だというのは、必ずしも正しくない。リーダーの役割がどういうものか理解して、それを確実に実行できるようにすることだ。そうしたことは、学ぶことが可能だ。そのことについて、島宗リーダー本による第23回目の引用である。

【引用はじめ】

 カリスマ経営者や天性のリーダーと言われる人がいるように、リーダーシップはもって生まれた能力や適性であるとみなされがちです。

 ところが、再定義するリーダーシップは「能力」や「適性」ではありません。リーダーの役割は「仕事」であり、すべて学べることです。

 持って生まれた才能を否定するわけではありませんが、そのような才能がないからリーダーにはなれないとあきらめる必要はありません。むしろ、行動の原因を能力や適性に帰属させる考え方は、マネジメントにとっては弊害にしかならないのです。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.22 )

【引用おわり】

 リーダーとして必要な行動はどういうものかしっかり把握して、その一つひとつができるまでやり続けることだ。単なる知識として捉えるのでなく、具体的な行動として捉え、その行動を繰り返すのである。そうすれば、リーダーとしての役割が果たせるようになる。